メイクの “基本のき” を見直して、パーツ際立つ「旬の顔」に!

真樹麗子
 

色を変えても「手法」がそのままでは顔印象は昔のまま。残念な若返りより、美しき老化カバーこそ目指すべきなのです

頑張ってメイクをしてもなぜかキレイに見えない。若々しさが感じられない…。その理由は、若い頃に磨いたメイクワザが更新されていないため、長年信じてきた”自分に似合うはずのメイク”が、似合わなくなったことを素直に受け入れられずにいるからです。もしくは、即効で悩みを解決してくれる、今どきの便利な神アイテムを知らないことも原因かもしれません。

 今や化粧品は目覚ましく進化していて、必死に頑張らなくてもメイク上手になれる便利な時代。だからこそ、過去のノウハウや知識に縛られたままではもったいないのです。ときにはSNSを賑わすメイク上手な若い子たちのテクニックも参考にして、積極的に”見直し”を試みる好奇心も必要です。

加齢で形が変わった目元、口元をつくり変えるワザ、描かなくてもフサフサ眉に仕上がるアイテム、コンシーラーを使わずにくすみやクマを一掃する…など、ハードルは決して高くありません。それを証明するのが、次ページから紹介する、美容のプロが実践している裏技ともいえる8つのメソッド。コスメ選びにも使い方にも迷わない、大人こそメイクが楽しくなる、最新版メイクの “基本のき” です。

ぼやけた輪郭が自然に際立つ肌に溶け込む絶妙ブラウン「メイクアップフォーエバー」アーティストカラーペンシル 608

メイクアップフォーエバー「アーティストカラーペンシル 608」
シリコンワックス配合でムラなくぼかせて自然な影が描けるマルチライナー。肌なじみのいい赤みブラウン。メイクアップフォーエバー アーティストカラーペンシル 608 ¥2,860

【Make-up Method】痩せた唇に唯一無二のマットブラウンで“影を描く”。ボリューム感が即、現れる

リップペンシルは、後退して消えた唇の赤みを描き足し、ふくよかな唇につくり変えるのが役目。唇の地色に近いサーモンピンク系が定番色だと多くの人が思い込んでいるけれど、大人のくすみ唇には明るすぎて引き締まらず、唇の輪郭を描き変えるまでにはいたらない。

そこで使用すべきは「メイクアップフォーエバー」の『アーティストカラーペンシル 608』、一択です。パウダリーな濃いブラウンなので、唇はもちろん顔色まで暗く沈みそうと思うかもしれませんが、実は唇に立体感をつくる影を演出するベストカラー。細く引いたあとに、指で軽くなでてぼかすというのが正しい使い方で、特に下唇は底辺より1〜2mm下まで描き足せば、簡単に厚みを演出。理想のふくよか唇につくり変える優秀アイテムです。

【「見直し」ポイント】下唇は約1〜2mm下まではみ出して厚みをつくる

リップペンシルでラインを描いた唇
 

【「見直し」ポイント】指で優しく擦り、描いたラインを唇と肌になじませて影をつくる

リップペンシルでラインを描いた唇
 

※掲載商品の価格は、税込みです。

問い合わせ先

メイクアップフォーエバー

TEL:03-3263-9321

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PHOTO :
鈴木 宏(人物)、戸田嘉昭(パイルドライバー/静物)
HAIR MAKE :
NADEA
MODEL :
真樹麗子(Precious専属)
EDIT&WRITING :
荒川千佳子、五十嵐享子(Precious)