2023年2月19日(日)、ロンドン・ロイヤルフェスティバルホールにて開催された第76回英国アカデミー賞(BAFTA)授賞式。ドイツ映画『西部戦線異状なし』が作品賞を受賞したほか、各賞の行方が注目を集めました。いっぽう、王室ファンのあいだで大きな話題となったのが、キャサリン皇太子妃がまとったアップサイクルのドレスです。その話題の一着をはじめ、授賞式での華麗なファッションをチェックしていきましょう。

■1:ディテールと小物をチェンジ!全く異なる印象にアップサイクル

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センターパートのダウンヘアでモードな雰囲気に。

2023年、ロイヤルフェスティバルホールにて。2019年に着用した、愛用デザイナーによるドレスをアップサイクルした一着でレッドカーペットに登場しました。ワンショルダーの肩のデザインをオリジナルの花から、ドレープの効いたリボンにチェンジ。ブラックのオペラグローブをつけてコントラストの効いたモダンなスタイリングに。スペインのプチプラブランドのイヤリングは皇太子妃が着用したことで大人気となり、品切れが相次いでいるようです。

■2:白い輝きをトッピング!プリンセスらしい正統派な着こなし

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肩の飾りは、元々は花のアップリケで可憐なイメージ。

こちらが2019年2月10日にロイヤルアルバートホールで着用したオリジナルのドレスです。オールバックのアップヘアにパールやダイヤモンドのジュエリーを散りばめて、プリンセスらしい品格ある装いに仕上げています。

■3:華やぎ感抜群!リピートで愛用の輝くゴールドドレス

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クラッチやパンプスもスパークリングなゴールドをセレクト。

2020年2月2日、ロイヤルアルバートホールにて。2012年のマレーシア訪問でも着用していた、クリーム色のシアーな生地にゴールドの花の刺繍が特徴のドレス。スパンコールがドラマティックに煌めきます。大きく開いたデコルテにはフレンチブランドのアイコニックなネックレスで、ラグジュアリーな輝きをプラス。

■4:エメラルドに視線集中!ふんわり広がるスカートでエレガントシックに

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このときルイ王子を妊娠7ヶ月。

2018年は、イギリスブランドによるディープグリーンのドレスで登場。キャップスリーブと黒いサッシュが特徴のデザインです。ボリュームあるエメラルドのネックレス&イヤリングがゴージャス! クラッチはブラックを選んでドレス&ジュエリーを引き立てて。囲み目メイクとウェーブの効いたセミロングのヘアが新鮮ですね。

■5:可憐な花柄とティアードスカートがロマンティック!

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潔くネックレスはなし!がスッキリ見えの正解。

2010年2月からBAFTAの会長を務めるウィリアム皇太子と初めて2人揃って授賞式に出席。その2017年の装いです。フェミニンなオフショルダーのブラックドレスながら、白い花の刺繍とティアードスカートで、愛らしい印象。ダイヤモンドに囲まれたペアシェイプの巨大なストーンが目を引くイヤリングで、装いをクラスアップしています。


キャサリン皇太子妃の「英国アカデミー賞」での装いをご紹介しました。華やかなシーンであっても毎回ドレスを新調しなくてもいい、とのメッセージが込められているような素敵なドレスアップ姿。エレガントな着回し術にこれからも注目です。

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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子