【目次】
白×ベージュが成功する３つのコツ
白とベージュはいずれも明るく淡い色なので、ともするとぼんやりした印象になる場合も。ご紹介する下記の3つのコツを押さえ、最愛の白×ベージュコーディネートを成功させましょう。
【1】色の濃淡をつけ奥行きを演出
【2】立体感のある素材を取り入れのっぺりさせない
【3】柄やロゴが入ったアイテムでメリハリをプラス
次の章から、それぞれのポイントについて解説します。
【コツ１】色の濃淡をつけ奥行きを演出
ひと口に白とベージュといっても、その色味は実にさまざま。異なる色味を重ねれば、白とベージュのニュアンス配色に奥行きを授けることができます。そのわずかな色味の違いがこなれた印象に繋がるので、是非参考にしてみてくださいね。
シャツ、パンツ、バッグの色味を変えてみる
シャツ、パンツ、バッグをすべてベージュで統一しながら、異なる色味をレイヤードしリズミカルに。顔に近いベージュは明るく、手元に携えたベージュは濃いめで引き締め効果を。トップスとパンプスはオフホワイトで統一し、ベージュが間延びするのを回避。
洗練ベージュにまろやかベージュを添えて
グレージュがスタイリッシュなコートとパンツの組み合わせに、まろやかなミルクティベージュのトップスとスニーカーをオン。上品ベージュながらも、カットソーやスニーカーのおかげで適度なカジュアルダウンが叶います。さらにスニーカーの少量の白が、軽やかさに貢献。
たっぷりと色の濃淡をつけて
濃いめのベージュコートに、ごく淡いベージュのパンツを合わせ色の濃淡をくっきりと。さらにレザーとデニムの異素材ミックスで立体感が高まります。トップスにはキレの良い白を迎え、優しいベージュをきりっとシャープに見せて。
白のレイヤードで表情を明るく灯す
真っ白なタートルネックトップスに、クリームホワイトのステンカラージャケットを重ね奥行きを演出しつつ、表情をぱっと明るく灯して。そこにベージュパンツを繋げば、柔和にまとまり品よく着地。小物でも真っ白をリピートし、統一感をオン。
曖昧な色を重ね洒落感を高める
オフホワイトやアイボリー、ごく淡いベージュのような曖昧カラーを自由に重ね、洒落感たっぷりなニュアンスカラーコーディネートをメイク。ぼんやりしないよう、足元には白スニーカーを迎えスポーティな軽やかさをプラス。
足元のイエローベージュで輪郭をくっきりさせる
ベージュ×白の組み合わせは、しなやかな素材のコートとハリのある白パンツでのっぺり見えるのを防止。柔和な配色なので、程よい主張のあるイエローベージュのポインテッドトゥブーツをプラスし、輪郭をはっきりとさせて。
白を基調として華やかオーラを放つ
白の分量を多くとることで、ぱっと明るい華やかなオーラを演出。白のプリーツハイネックトップスに、ハリのあるオフホワイトのシャツジャケット、そして白のレザーグローブを重ね色味と素材で立体感を確保。そこに明るめのベージュパンツを加えれば、しなやか着映えます。
カジュアルルックを大人らしくまとめる
Tシャツとカーゴパンツのカジュアルワンツーは、白とベージュの上品配色でラフになりすぎるのを防止。さらにオフホワイトのレザーバッグをさっと抱えれば、白の中に奥行きが生まれ味わい深くまとまります。
真っ白を小さく効かせキレよく
ボリュームスリーブがフェミニンなワンピースは、洗練されたサンドベージュをセレクトし優雅に着こなして。ナチュラルなベージュのストローバッグで奥行きを作ったら、サンダルとヘアにあしらったスカーフを真っ白で統一し、キレよく。
【コツ２】立体感のある素材を活用しのっぺりさせない
ニットやサテン、レザー、ファーなど、立体感のある素材をうまく活用すれば、白とベージュの装いがのっぺりしません。異素材を掛け合わせ、着映えを叶えた実例をピックアップ。
表情豊かなツイードパンツを味方に
真っ白がスタイリッシュな正統派シャツは、ビッグカラーで今っぽく更新。そこに表情豊かなベージュのツイードパンツを合わせ、メリハリを確保。手元にはイエローベージュのバッグを携え、一体感をもたらして。
煌めくサテンスカートで優雅にきめて
白のハイネックブラウスに、ライトベージュのノーカラージャケットを重ね知的なムードをアピール。そこに艶感たっぷりな濃いベージュのサテンスカートを合わせ、優雅さをアシスト。
ファー×レザーで間延びさせない
ベージュで統一したコートとパンツも、ファーとレザーという異素材ミックスなら間延びしません。繋ぎ役として、トップスには真っ白なシャツをセレクト。仕上げにベージュに馴染む、暖色オレンジのパファーバッグを加え、モダンにきめて。
なめらかに落ちるワンピースにシャープな靴を合わせて
するりと肌の上を滑るベージュのサテンワンピースで、上品な佇まいへ。そこに真っ白なポインテッドトゥパンプスを合わせれば、シャープさが加わってシンプルワンツーが絵になります。
しなやかな素材を重ね大人カジュアルを品よく
リブタートルニットに、コットンガーゼのシャツとパンツのセットアップを重ね、白が同化するのを防止。そこに程よく厚みのあるベージュのウールロングコートを重ね、奥行きをメイク。イエローバッグと赤スニーカーの差し色で、ニュートラルな配色をフレッシュに見せて。
メランジニットが使える
白とベージュのメランジニットアップを活用すれば、テクニック要らずでメリハリのあるコーディネートが実現。優雅な着こなしなので、ゼブラ柄のパンプスでほんのりスパイスを加味。仕上げにベージュとマッチするゴールドネックレスを重ね付けし、ツヤを宿して。
光を味方に！ツヤ素材を２点投入
クリーンさ漂う真っ白なシャツとパンツ、華奢ストラップサンダルの着こなしに、ベージュのレザージャケットを重ね優雅なスパイシーコーディネートへ。ジャケットのツヤだけでなく、メタリックゴールドバッグの輝きも味方につけ、高いメリハリを叶えて。
ステートメントなコートでインパクトを
毛足の長いボリューミィーなファーコートで、白とベージュの穏やかな色合わせにインパクトをもたらして。ゴージャスなアイテムながらも、慣れ親しんだデニムパンツとスニーカー合わせならトゥーマッチにならず、取り入れやすいです。
同じカラーも異素材を重ねれば単調にならない
同じベージュで揃えた着こなしも、リブニット、ウール、マットなレザーという異素材を重ねれば単調になりません。潔く見せた素足を白のポインテッドトゥパンプスで受け止め、ヘルシーさをアピール。
【コツ３】柄やロゴのアイテムでメリハリをプラス
色や素材に変化をつけるだけでなく、柄やロゴといったキャッチーなアイテムを加え、メリハリを演出するのも簡単でおすすめ。デイリーで参考にしやすい実例を厳選しました。
ロゴTシャツでミニマルルックを完成させる
Tシャツとスラックス、フラットサンダルのリラックスコーディネートは、柔和な配色とゆったりシルエットで快適なムードを上乗せ。ロゴが配されたTシャツを活用すれば、ちょうどいいアクセントになり無難になりません。
ゼブラ柄で辛口気分をミックス
白とベージュという優しげな色合わせも、ゼブラ柄パンツで辛口気分をミックスすると意志ある佇まいに。反対に、柔和な配色だからこそ、アニマル柄もハードに傾きすぎず取り入れやすくなります。さらに起毛感のあるファーコートが、立体感に貢献。
ビッグロゴで印象を引き締め
オフホワイトのスウェットの上下に、グレージュのコートを重ねた曖昧カラーコーディネートは、黒のビッグロゴがあしらわれたベージュストールで引き締めればぼんやりしません。
小さなレオパード柄が大きく活躍
白のジャケットに、グレージュのニットをストールのようにプラスし奥行きを演出。そこにベージュパンツを合わせ、まろやかで優しげな表情に。仕上げにベージュのレオパード柄パンプスを加えれば、小さな面積ながらもぴりっと引き締まって良バランスです。
ビッグシルエットで統一しモードに誘導
アイボリーのシャツとベージュパンツというまろやかな色合わせは、キレの良いシャープな真っ白ロゴトートバッグで引き締め。全体をビッグシルエットでまとめれば、快適さとモード感を両立できます。
白×ベージュならレオパード柄もしなやか
存在感抜群なレオパード柄パンツも、白とベージュという上品配色なら大人らしくしなやかに着地。太さやデザインの異なるゴールドネックレスをレイヤードし、スタイリッシュなムードを引き上げ。
チェック柄で温感を高める
白とベージュの温もり感じる色合わせは、さらにチェック柄を加えると温感を上乗せすることができます。淡いベージュとオフホワイトを重ねた柔和な装いは、少量散らした淡いグレーでスタイリッシュさをひとさじ。
さりげないピンストライプでスタイルアップ
白シャツとベージュパンツという優雅な着こなしは、シャツの襟を抜く外しテクニックで気負いなく。シャツにピンストライプが施されているので、縦長効果が加わりスタイルアップに繋がります。
ベージュのレイヤードを白ボトムで軽快に
ブラウンと白のストライプが施されたグレージュシャツに、ベージュのロングジレを重ね奥行きと洒落感を演出。スカートとスニーカーは白で統一することで、軽快な足取りを実現。
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- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- PHOTO ：
- Getty Images
- EDIT&WRITING ：
- 阿部芙美香
