エッジー過ぎずどこかクラシカル、タイムレスで気品をたたえた着こなしが大人気のキャサリン皇太子妃。対してメーガン妃は、ミニマルで程よくトレンドを取り入れた、モードなコーディネートが支持されています。

今回は卒業式・入学式をはじめ、家族や親しい人のハレの日に寄り添うための「セレモニー服」風、シックなコーディネートにフォーカス。ネイビーなどのダークカラーを、王室お得意のワントーンで着こなすことで品格漂うスタイルに。オンタイムにも重宝しそうな、きちんと感ある装いをチェックしていきましょう。

キャサリン皇太子妃は…ネイビーのパンツスタイルで品よく清々しく

■1:ミニマルさが品格を強調!洗練セットアップ

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10.5cmのパンプスで颯爽と登場。

2022年11月30日、ボストンのローガン国際空港に到着。3日間に渡る訪米のファーストルックは、キリッとセットアップをセレクトし、端正な魅力を印象づけました。構築的なショルダーラインとスティックパンツに、インナーは同色のニットを選び、辛口な装い。ダイヤモンドとダブルサファイアのイヤリングで耳元を飾って、華やぎ感を添えて。

■2:明るい色のブラウスで顔映え!爽やかなブルーのグラデーション

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イヤリングはバロックパールのドロップタイプを選び、王道な装い。

2022年5月11日、スコットランド・グラスゴー大学を訪問。ロンドンブランドによる、コーンフラワーブルーと呼ばれるサファイアカラーのブラウスを軸に、コート、スティックパンツやパンプス、バッグまでネイビーで統一。肌寒い日もあるセレモニーの季節、きちんと感漂う襟とショルダーラインを備えた、ジャケットのようなディテールのフォーマルなコートがあると重宝しそうです。

メーガン妃は…インナーで華を添えるブラックのセットアップ

■3:パワースーツにシルクの艶でフェミニンさをひと匙

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小物もブラックで揃えて辛口なスタイルを完成。

ロンドンのロイヤルランカスターホテルで開催されたイベントに出席。アメリカンブランドのセットアップは、シングルボタンのジャケットにブーツカットのパンツでモードな雰囲気が漂います。スクエアなネックライン&折り返しのディテールがフェミニンなシルクのキャミソールで艶をプラスして、スタイリッシュな装いを完成。

■4:ブラックルックに個性を添えるクロップト丈ジャケット

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潔く顔まわりはノーアクセサリー。パールを添えればハレの日スタイルに。

アイルランドのダブリンを訪問。フレンチブランドのセットアップはダブルブレストにクロップト丈のジャケットと、センタープリーツ入りのスティックパンツの組み合わせ。格調高いブラックながら、ハイブランドらしい遊び心が感じられるデザインです。この日はインナーにプレーンなTシャツを合わせてカジュアルダウン。ブラウスやシャツを合わせればフォーマル度がアップして、さらにセレモニーらしい雰囲気に。


キャサリン皇太子妃とメーガン妃の「セレモニー風」な装いをご紹介しました。式典の基本であるダークカラーで、シックでノーブルなムードに。一枚で着映えるワンピースも素敵ですが、2人のようにパンツスタイルを選ぶと汎用性が高いので、ほかのオケージョンでも重宝しそうですね!

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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子