エレガントかつ身軽な印象が叶う「オールホワイト」ルックですが、一方で着膨れしてしまわないか、メリハリがなく単調になってしまわないかが悩みどころ。ご紹介する3人のお洒落賢者たちは、どのように良バランスに導いていたのでしょうか。
■1:ローレン・バーンズは…シャープなクリアホワイトのセットアップでキレよくまとめる
オーストラリア ファッションウィークのアフターパーティーに参加していた、デジタルクリエイターのローレン・バーンズ。もともと軽やかな印象のオールホワイトは、デニム素材のセットアップを活用することでアクティブさを演出し、歯切れの良さを上乗せました。ぱきっとした混じり気のない純白なら、ぼんやりせずスタイリッシュに整います。またオールホワイトを気負いなく着こなせるのも、慣れ親しんだデニム素材だからこそ。ジャケットのボタンはたっぷり開け動きを作ることで、セットアップのワンツーが間延びするのを防止。仕上げに黒小物できりりと引き締めれば、シックな配色になりより都会的に着地します。
■2:イザベル・ハートマンは…難易度高めな白スーツは柔和なトーンでたおやかに
ハンブルクでスナップされた、インフルエンサーのイザベル・ハートマン。一見難易度が高そうな白のスーツも、淡いベージュの延長感覚で着用できるオフホワイトなら取り入れやすいです。さらにジャケットとパンツいずれもゆったりとしたシルエットなので、気張らない今っぽいエフォートレスなムードをまとうことができます。そこに真っ白なカットソーとスニーカーで色味の違いをつけ、奥行きを作れば単調に見える心配もありません。仕上げにキルティングのレザーバッグを携え、メリハリを授けました。
■3:クリッセル・リムは…動きの出るシャツワンピースを活用し優雅な姿へ
働く親とその子供たちのためのビジネス『ブーモ』を手掛ける、元祖ブロガーのクリッセル・リム。風になびくプリーツが美しいシャツワンピースを取り入れることで、どんなときでもエレガントに。シャツワンピースはそれだけでもコーディネートが完成しますが、色味を変えた白ワイドパンツを仕込めばフェミニンに傾きすぎず、さらにスタイリッシュさを高めることができます。彼女も先にご紹介したローレンのように、ボタンを多めに開けることで躍動感を演出。黒小物と存在感のあるシルバーボールチェーンネックレスを加えれば、モダンさが醸され絵になります。
春らしさ漂う「オールホワイト」の着こなしをご紹介しました。ぱっと明るく華やかなカラーを味方につけ、季節と呼応するこなれ感のあるコーディネートを楽しんでみてくださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香