もうすぐ年度が変わり、名刺交換をする機会が多くなる時季。ネイルを綺麗にしておくと好印象ですし、そこから会話が弾むこともあります。ワクワクする出会いの季節は、ネイルカラーにも自分らしさを出したいですよね。どうやって自分らしいネイルカラーを見つけたら良いか、トップネイリストの渡邉季穂さんに教えていただきました。
手の色ではなく自分の雰囲気に合うカラーを選ぶとファッショナブル!
「私の好きなフレーズのひとつに、“ご縁は手の指先から入ってきて、ペディキュアで止める”という言葉があります。いいご縁があるように、指先は綺麗にしておきましょう! まずは冬の乾燥ダメージをケアすることが大事ですので、以前ご紹介した【冬こそ注力したいフット&ハンドケア】をご覧ください。今回は、ポリッシュの色選びについてお話ししたいと思います。
仕事柄、“私の手の色に似合う色を教えてほしい”と言われることがありますが、“手の色よりもご自身の雰囲気に合う色を選んでください”とお答えします。どうしてかというと、手元だけで判断するのは自分目線であって、人からはファッションの一部として見られるからです。ファッションはベーシックカラーが多いならネイルでアクセントをつけたり、トップスとネイルの色をリンクさせてみたり…とファッションの一部として楽しむことをおすすめしたいと思います。
Precious世代ですと手元のエイジングが気になって、手が綺麗に見えるネイルカラーを求めたくなる気持ちもわかります。でも、ファッションの一部として考えれば、がんばってきた手元もアクセサリーになって、雰囲気美人になれますよ。
これから薄着になるにつれて肌が抜け感となってくれるので、インパクトのあるカラーもつけやすくなります。ラメなどもうるさくならずにつけやすいと思いますよ。ぜひ、新しいカラーにチャレンジして、自分らしい色を見つけてみてください。カラーを塗ったあとは手元だけでなく、鏡越しに自分を見てみると、新たな発見があるでしょう」(渡邉さん)
ラッキーカラーを試してみるのも手!
「ちょうど知り合いの占い師の方が、今年のラッキーカラーはオレンジとミントグリーンと仰っていました。カラー選びに迷ったときは、ラッキーカラーから選んでみても楽しいですね。綺麗になるにはワクワクとした気持ちも大事ですから。
強い色を選ぶのに抵抗がある場合は、透明感のあるシアータイプを選ぶといいでしょう。一度塗りなら淡く発色するので取り入れやすいと思います。
私が開発に携わっている『uka』のcolor base coat zeroは、黄色人種の方の肌色になじむことを意識しています。色付きのベースコートという製品ですので、一度塗りなら透明に近く、重ねるごとに色を楽しめる作りになっています」(渡辺さん)
カラーがマッチしないときはスモーキーなトップコートでカバーを
「新しいカラーにチャレンジしたものの、なんとなく気持ちが落ち着かない…ということがあるかもしれません。そんなときは、くすみカラーのトップコートを使ってみてください。色を落ち着かせたり、トップコートで色の変化を楽しんだりすることができるので、1本あると便利ですよ」(渡邉さん)
出会いの季節に向けて、自分を印象付ける方法のひとつであるネイル。今まで選んだことがない色を試して、新しい自分を見つけてみませんか。
※掲載している商品の価格は、すべて税込です。また商品はすべて本人の私物です。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 越後有希子