いま人気のネイルシールとは、デザインされたシート状のシールを爪のサイズに合わせて貼るもの。マニキュアのように乾かす時間が必要なく、マニキュアよりももちがいいのが特徴です。しかし、人によってはシールが浮きやすかったり、自爪を痛めてしまったりすることも。その原因と解決法を『uka』代表の渡邉季穂さんに教えていただきました。
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セルフケアは前処理と後処理を丁寧に行って綺麗をキープ
「マニキュアを塗るのが苦手な方や、サロンへ行く時間がない方におすすめなのが、シールタイプのネイル。『インココ』のように爪に貼るだけのシールタイプや、『7nana』のように、シート状のジェルネイルを爪の形に合わせて貼ってから専用のライトで硬化させるものなど、種類もいろいろとあります。カラーやデザインが豊富なので、お好みのものを見つける楽しみもありますよね。ネイルシールを楽しむ前に、ケアをひと手間加えるとマニキュアよりももちが良くなります。また、オフするときに自爪を痛めないように気をつけることで、素爪も綺麗でいられます。今回は、ネイルシールを使うときに気をつけていただきたいポイントをお伝えします。」(渡邉さん)
前処理は…爪の油分をオフすると、もちが格段にUP
「爪に油分や汚れが残っていると、せっかくネイルをしても剥がれやすくなってしまいます。これはネイルシールを使うときのみならず、マニキュアを塗るときにも言えることです。アルコールをコットンに取って爪の表面を拭ったあと、綿棒にアルコールを含ませて、爪のまわりも拭いましょう。これだけでネイルのもちが格段にUPします。アルコールは、保湿剤の入っていないものを使ってください」
後処理①オフはリムーバーを使ってゆっくりと丁寧に
「ネイルシールを無理に剥がしてしまうと自爪が傷んでしまいます。自爪が傷んでしまうと、次にネイルシールやマニキュアを楽しむときに取れやすくなってしまうので、できるだけ負荷をかけないようにゆっくりと丁寧にオフするようにしましょう。必ず専用の除去剤やアセトンをなじませるのがポイント。リムーバーをスポイトに取って、爪のまわりからなじませるようにするといいですよ」(渡邉さん)
後処理②爪を短めにしてハンドパックのスペシャルケアを
「ネイルシールを取ると、爪の厚さは物理的に薄くなりますし、繊細になっています。冬にコートを脱いだら寒くなるようなイメージですね。ネイルシールで厚みのある爪の時と同じような指の使い方をすると負荷がかかりやすいので、爪は短めに整えると折れにくくなります。また、オフしたあとは保湿クリームをたっぷりと塗ってラップパックして健康的な爪を育むようにしましょう。その後、自爪を保護する意味でベースコートを塗っておくといいですよ」(渡邉さん)
手軽にネイルを楽しめるのが、シールタイプの魅力。渡邉さんに習って前後のケアをきちんとして、手元美人をキープしましょう!
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 越後有希子