アイコニックな楕円形のフォルムがなんとも優美な“ベニュワール”。1912年にオリジナルモデルが誕生して以来、時代と共に少しずつリニューアルをしながら、さまざまなバリエーションを展開してきました。常に女性たちの憧憬の的となってきたこのジュエリーウォッチが、2023年、また新たな名品伝説を刻みます!

これまでにないクールな表情をまとった“ベニュワール”という名品

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オーバル形のケースの滑らかな曲線の美しさが、より鮮烈に強調された新たな“ベニュワール”。Maud Rémy Lonvis  (C) Cartier

それは紛うことなく“ベニュワール”、なのに、これまでとまったく異なる印象を与える、潔いほどのシンプルさ! 新たに誕生した“ベニュワール”はケースとブレスレットを一体化させたバングルスタイルで、極上のモダニティに溢れています。

ケースのフォルムはもちろん、ローマ数字インデックスというシグネチャーを継承しながら、ブレスレットが華奢なバングルタイプになったぶんケースサイズも既存のモデルより小ぶりに。いっそうセンシュアルな表情が強まった印象です。

今回発表された新作のなかでまずご紹介するのは、華やかムードのイエローゴールド、艶やかでフェミニンなピンクゴールド、そしてフルパヴェのホワイトゴールドの3モデル。「無駄を削ぎ落としたライン」、「明確なフォルム」、「完璧なプロポーション」、「洗練されたディテール」── メゾンの本質を捉えた“ベニュワール”が、無限の可能性を秘めた稀代のジュエリーウォッチであるということを、改めて私たちに語りかけます。

3色のゴールド、それぞれがまったく異なる魅力を湛えて

その本質を見失わずに、新たな魅力をまとった“ベニュワール”。佇まいはシンプルですが、例えばサファイアやダイヤモンドのカボションを抱いたリュウズに施された繊細な装飾など、細部にも「カルティエ」らしい美意識が息づいています。

「ジュエリーであり時計でもある」3モデルの“ベニュワール”。ひとつずつご紹介していきましょう。

■1:華やかでいながら知性も漂わせる、上品なイエローゴールド

Precious世代に多い「イエローゴールド派」歓喜! 持ち味である華やかさのなかにも知的なムードを宿し、働く手元にもさりげなく寄り添います。

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「ベニュワール」ミニ ¥1,716,000(予価) ●ケース:イエローゴールド ●ケースサイズ:縦24.6×横18.7mm ●ブレスレット:イエローゴールド ●ムーブメント:クオーツ ※2023年6月発売予定 Antoine Pividori  (C) Cartier

■2:優美な曲線と呼応する、まろやかな輝きのピンクゴールド

程よい赤みが上品なピンクゴールドは、ケースやブレスレットが描く美しい曲線と響き合い、ひと際フェミニンな佇まい。手元を艶やかに彩ります。

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「ベニュワール」ミニ ¥1,716,000(予価) ●ケース:ピンクゴールド ●ケースサイズ:縦24.6×横18.7mm ●ブレスレット:ピンクゴールド ●ムーブメント:クオーツ ※2023年6月発売予定 Antoine Pividori  (C) Cartier

■3:ジュエラーの矜恃とエレガンスが横溢する見事なフルパヴェ!

曲線で構成されるケース&ブレスレットに隙間なくパヴェダイヤをセッティングし、圧倒的なオーラを放つハイジュエリーモデル。 選りすぐりのダイヤモンドの透徹の輝きが、ブルースティール針の色彩をいっそう際立たせ、至高のエレガンスを漂わせます。

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「ベニュワール」ミニ ¥7,128,000(予価) ●ケース:ホワイトゴールド×ダイヤモンド ●ケースサイズ:縦24.6×横18.7mm ●ブレスレット:ホワイトゴールド ●ムーブメント:クオーツ ※2023年6月発売予定 Antoine Pividori  (C) Cartier

バングルタイプのブレスレットをまとった“ベニュワール”というサプライズで、またもや私たちの心をわしづかみした「カルティエ」ですが、注目の新作はまだまだめじろ押しです! 次回は、毎回稀少なタイムピースが加わる“カルティエ プリヴェ”コレクションの7作目となる話題作、“タンク ノルマル”をお届けします。 

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

カルティエ カスタマー サービスセンター

TEL:0120-301-757

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この記事の執筆者
東京都出身。大学在学中から雑誌『JJ』などで執筆活動を開始。女性向け本格時計のムックに携わったことから、機械式時計に開眼。『Precious』などの女性誌において、本格時計の魅力を啓蒙した第一人者として知られる。SIHHとバーゼルワールドの取材歴は、女性ジャーナリストとしては屈指のキャリアの持ち主。好きなもの:海、ハワイ(特にハワイ島)、伊豆(特に下田)、桑田佳佑様、白い花、シャンパン、純米大吟醸酒、炊きたてのご飯、たまご、“芽乃舎”の野菜だし、“エルメス”のバッグと“シャネル”の靴、グレーのパーカー、温泉、スパ、素敵旅館、村上春樹、宇野千代先生、神社、日本の陶器(特に唐津焼)、朝ドラ、ドラミちゃん、長文のインタビュー原稿