花が咲き誇り、木々が美しく緑を広げる春。そんな季節感を感じられるアフタヌーンティーを、ホテルのレストランやラウンジで楽しんでみませんか?

本記事では、東京・京都にある5つのラグジュアリーホテルをピックアップ。この季節ならではのアフタヌーンティーから、優雅なコラボレーションアフタヌーンティーまで、多彩なラインナップをご紹介します。

東京・京都にあるラグジュアリーホテルの「春のアフタヌーンティー」5選

■1:1日限定20食、春の装いの「アフタヌーンティー “Stones”」/パレスホテル東京

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「アフタヌーンティー “Stones”」1名 ¥8,000、グラスシャンパーニュ付き ¥10,400(税込み・サービス料別)

鮮麗な木々と豊かな水に囲まれたラグジュアリーホテル「パレスホテル東京」。1Fのロビーラウンジ「ザ パレス ラウンジ」では、2023年5月31日(水)までの期間、季節ごとに変わる「アフタヌーンティー “Stones”」が提供されています。

昨年の秋にリニューアルした「アフタヌーンティー “Stones”」。今春は、眠りの冬を超えて大地から芽吹く新しい 生命に着想を得た、グリーンを基調とした春らしいスイーツとセイボリーが並びます。季節ごとに選定する和菓子と抹茶は、島根・松江の「彩雲堂」の上生菓子と、同じく松江に本店を構える「中村茶舗」の抹茶「八雲の昔」が提供されます。

見た目の美しさや春らしさ、素材の季節感はもちろんのこと、そのおいしさも格別です。1日20食限定、事前予約制のアフタヌーンティーとなります。

問い合わせ先

  • パレスホテル東京
  • 提供時間/11:00 ~、11:30~、14:00~、14:30~、17:00~、17:30~(各2時間半制)
  • TEL:03-3211-5309
  • TEL:03-3211-5370(アフタヌーンティー予約専用ダイヤル)
  • 住所/東京都千代田区丸の内1-1-1

■2:新緑の季節をテーマとした「天空のフレンチアフタヌーンティー」/ザ・プリンス パークタワー東京

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「天空のフレンチアフタヌーンティー」1名 ¥8,000(税込み・サービス料別)

東京・芝公園「ザ・プリンス パークタワー東京」の33Fに位置するレストラン「ブリーズヴェール」では、アフタヌーンティーをフレンチスタイルで楽しめる「天空のフレンチアフタヌーンティー」第2弾が、2023年4月1日(土)~6月30日(金)の期間、提供されます。

今回は新緑の季節に合わせてレストラン名にもある“ヴェール=緑”がテーマ。オードブルプレートやグランデセールなどフレンチならではのメニュー構成で楽しむアフタヌーンティーです。

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セイボリー・オードブルプレート イメージ

オードブルプレートは、昨年パリで行われたフランス料理国際コンクール “トロフェ・パッション2022”で総合3位に入賞したブリーズヴェール料理長である、茂手木了氏が考案。魚介を季節の青野菜とともにプレッセ(押し固めて作るテリーヌの製法)にし、ハーブが香る卵黄のソースを添えていただきます。

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スイーツ・グランデセール イメージ

スイーツプレートのほか、グランデセールを2種類から選べるのも魅力のひとつ。

“春の訪れ”をイメージした「ル プランタン」は各テーブルで仕上げをすることで、ほのかな桜の香りとともにまるで雲海のような煙が湧き出し、白鳥が天空を舞っているような様子を楽しめます。思わず動画を撮りたくなるようなデザートです。

もうひと品は、濃厚なピスタチオのムースとバニラアイスに酸味のあるオレンジソースをかけた「セゾン デ フィーユ」。新緑の地に花が咲く様子を表現しています。2種類の季節を感じさせるデザートからどちらかお好きな一品を選んで楽しめます。

晴れている日は富士山が見えるホテル最上階のレストランで楽しめる本アフタヌーンティー。前日までの要予約です。

問い合わせ先

■3:フラワーガーデンをテーマとした「Vegan Afternoon Tea -Spring-」/東京マリオットホテル

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「Vegan Afternoon Tea -Spring-」1名 ¥8,700(税・サービス料込み)

東京・品川の「東京マリオットホテル」1Fのレストラン「Lounge&Dining G(ラウンジ アンド ダイニング ジー)」では、2023年5月31日(水)までの期間、植物由来の食材のみを用いて季節の味覚を堪能する「Vegan Afternoon Tea -Spring(ヴィーガンアフタヌーンティースプリング)-」が提供されています。

芽吹きの季節に花々が咲き誇る「Flower Garden(フラワーガーデン)」をテーマに、ピンクをキーカラーとしたパティシエの遊び心溢れるスイーツ9種とセイボリー4種が揃うアフタヌーンティーです。

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スイーツ上段イメージ

スイーツ上段には、華やかなローズが目を惹く「ローズ&苺パフェ」のほか、「ほうじ茶と豆乳のカップケーキ ガーベラ仕立て」や、「フラワーリースクッキー」など、春の花畑を想起させるような、華やかでキュートなスイーツが並びます。

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スイーツ中段には繊細な蝶のチュイールも

さらに中段、白からピンクのグラデーションが目をひくショートケーキや、花畑に止まる蝶々の様子をイメージした豆乳のムースなど、繊細でかわいらしい見た目のスイーツにも大注目。

卵やバターを使わずに作り上げた生地やカスタード風のクリームで作り上げたスコーンや、プラントベースとは感じさせない食感や味わいのミルフィーユなど、パティシエのこだわりが細部まで散りばめられた仕上がりをご堪能ください。

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春を感じさせる華やかなセイボリー

セイボリーは、花に見立てたいちごをあしらったソイハムサンドや、淡いピンク色が美しいビーツと豆乳のポタージュなどが並びます。

「Vegan Afternoon Tea -Spring」は、スイーツもセイボリーも植物由来の素材で仕立てたアフタヌーンティーですが、ヴィーガン以外の方でも気軽に楽しめる内容となっています。予約は2名より、3日前までの事前予約制です。

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■4:香水ブランド「ELLA K」とコラボレーション「“香る” アフタヌーンティー」/ホテル ザ ミツイ キョウト

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ELLA K × HOTEL THE MITSUI KYOTO 「“香る” アフタヌーンティー」1名 ¥6,100(ドリンク2種類)、フリーフロー付 ¥6,700(税・サービス料込み)

京都・二条城至近にあるラグジュアリーホテル「ホテル ザ ミツイ キョウト(HOTEL THE MITSUI KYOTO)」では、バー&ラウンジ「THE GARDEN BAR」にて、フランス・パリに本拠地を持つ香水ブランド「ELLA K」とコラボレーションしたアフタヌーンティーが、2023年4月27日(木)までの期間限定で提供されています。

アフタヌーンティーのテーマになるのは、京都の「嵯峨野」「大仙院」に由来を持つふたつのフレグランス。調香師が京都で受けたインスピレーションより創作した香りが、スイーツやセイボリーで丁寧に表現されています。

香りの要素やボトルカラー、ロゴをあしらったスイーツなど、「ELLA K」が持つ世界観を表したアフタヌーンティー。大きな枝垂れ桜を持つ庭園の景色と一緒に、香りの世界をご堪能くださいね。

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■5:コース仕立てで楽しむ「春のアフタヌーンティー」/パーク ハイアット 京都

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「春のアフタヌーンティー」1名 ¥6,600(税込み・サービス料別)

京都・東山の「パーク ハイアット 京都」では、ラウンジスペース「ザ リビングルーム」にて、期間限定でコース仕立ての「春のアフタヌーンティー」を楽しむことができます。

最初のディッシュは「キャビアとえんどう豆のムース」。えんどう豆をムースにキャビア、酸味の効いた白ワイン風味の泡で軽やかに仕上げたひと皿です。

それぞれの料理を、ソムリエが厳選したお茶でさらに深い味わいを引き立てるティーペアリングで楽しめるのも本アフタヌーンティーの魅力のひとつ。はじめは3種類のハーブをブレンドしたアイスティーとともにご賞味あれ。

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「チェリーのムース」、「春野菜のミニピッツァ」/すももの和紅茶

小さな春をイメージしたピッツァには、パイ生地の上にドライトマト、シェーブルチーズと季節の野菜をのせて。さわやかな酸味のグリオットチェリーと桜の香るジュレを閉じ込めた春らしいスイーツとともに提供されます。

こちらは、福岡産の八女紅茶をベースにした春らしいすもものフルーティーな香りのブレンドティーとともに。

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「自家製ブリオッシュ アスパラガスとモリーユ茸のフリカッセ」「苺大福 最中」/ニホンノスコヤカ ブレンド 井入農園 滋賀

さらに自家製のブリオッシュや、老舗和菓子店のこしあんを使用したいちご大福最中など、本アフタヌーンティーならではのセイボリーやスイーツが続々と登場。春らしい桜海老を使用したクロケットや、季節の柑橘を使用したグラニテなど、春のおいしさを楽しめるコースとなっています。

春ならではの味わいと、それぞれ香りや風味の違うお茶とのマリアージュを、存分にお楽しみください。

問い合わせ先


目でも舌でも春を楽しめるアフタヌーンティーはもちろん、期間限定のコラボレーションや、フレンチ仕立て、コース仕立てなど、いつもとは少し違うスタイルで楽しむアフタヌーンティーなど、それぞれ趣向を凝らされたものばかり。

心ときめく季節には、春の装いを身にまとい、優雅な寛ぎのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。

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この記事の執筆者
フリーランスの編集者・ライター。グルメやスイーツ、ライフスタイル系の記事執筆・編集を中心として活動中。元システムエンジニア、プログラマの経験を持つ。二児の母。趣味は料理、SNS、写真を撮ること、美味しいものを食べること。麺類と辛いもの、自分のために買うご褒美スイーツが特に好き。
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EDIT :
小林麻美