エッジー過ぎずどこかクラシカル、タイムレスで気品をたたえた着こなしが大人気のキャサリン皇太子妃。対してメーガン妃は、ミニマルで程よくトレンドを取り入れた、モードなコーディネートが支持されています。
今回はアウトドアが気持ちいいこの季節につい手が伸びる、「デニム」のコーディネートにフォーカス。恒例のスポーツ観戦や本格的な屋外公務まで、きちんと感をキープしつつもアクティブ&フレッシュに着映えた装いをチェックしていきましょう。
キャサリン皇太子妃は…カラーデニムも取り入れて洗練配色を完成
■1:ネイビー+スリムフィットシルエットでスッキリ見え
スコットランドのグラスゴーで開催されたコモンウェルスゲームズ(イギリスに属する国や地域が参加して4年ごとに開催される総合競技大会)を観戦。お気に入りのプチプラブランドによるジャケットに、スキニーデニムをスタイリングしています。ネイビーのジャケットのインには水色のピンストライプブラウスを選び、端正な同系色で爽やかな印象に。足元はデニムと同じネイビーのウェッジで軽快にスタイルアップしています。
■2:サファリジャケットと好相性!アーシーなカラーリング
2022年3月21日、カリブ海へのプラチナジュビリーロイヤルツアーの3日目に、ベリーズのチキブルでイギリス陸軍訓練支援部隊(BATSUB)のジャングル訓練施設を訪問。サファリジャケットとカーキデニムのコーディネートです。インナーはスクープネックラインでフェミニン。カーゴデザインのデニムはカーキを選んだことで、全身が落ち着いたアーストーンにまとまり、洒落感をアップしています。
■3:スキニーデニム&ジュエリーでフェミニンさをひと匙
家族で訪れたカナダのビクトリアハーバーにて、パシフィックグレース号の舵を取るなどアクティブな一面を発揮。ベージュのマウンテンパーカにスキニーデニム、スニーカーのシーンに合わせた装いですが、デニムはスリムなシルエットなので、アウトドアな雰囲気になり過ぎず、大人にちょうどいいこなれ感です。ドロップタイプのパールイヤリングで顔まわりにまろやかな艶めきをプラスし、シンプルカジュアルをクラスアップ。
メーガン妃は…ジャケットでカジュアル過ぎないミックステイストに
■4:主張あるデザインのジャケットにデニムで抜け感を
2022年4月17日、オランダのハーグで開催されたインヴィクタスゲーム(負傷した軍人や退役軍人らを対象とした国際スポーツイベント)には、ウエストのベルトディテールでボディにぴったりとフィットしたシルエットのジャケットにスリムなデニムで登場。ジャケットはインナーを見せず、素肌に纏っているように着こなして。エレガントな上半身をミディアムウォッシュのデニムでカジュアルダウンし、アクティブなイベントに似合うスタイルを完成。
■5:ダークネイビーのデザインデニムで都会的なスタイルに
ウィンブルドンテニス選手権大会にはピンストライプのジャケットにハイライズのデニムで登場。デニムは、実は足首のサイドにスリットが入った、デザインの効いたもの。インナーはスクープネックの黒トップスに華奢なネックレスを合わせて、さりげなく女らしさを香らせています。
■6:ダブルデニムを白シャツで爽やかにグレードアップ
南アフリカのケープタウンで、ハリー王子と共に地元のサーフメンターを支援するNGO「 Waves For Change」を訪問。デニムジャケットにスキニーデニムのシンプルな装いです。パンツはブラックを選んでシックさを演出。レギンスのようにフィットするシルエットが美脚を引き立てています。ホワイトリネンのシャツはフロントボタンをいくつか開けて、こなれた着こなしに。キャンバス地のトートバッグとフラッシューズがリラックス感を後押しし、風通しよいスタイルにまとめています。
キャサリン皇太子妃とメーガン妃の「デニム」の装いをご紹介しました。軽快さはありながらカジュアルになりすぎない、大人にちょうどいいバランス。春のアウトドアシーンや休日カジュアルに、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子