身につけると背筋がしゃんとして、自然と端正な雰囲気が演出できるネイビー。今どきのカジュアルにつくり上げると、上品かつこなれた印象にまとまりす。参考にしたいおしゃれ賢者のスナップをチェックしていきましょう。
■1:タマラ・カリニャックは…金ボタンが光るショート丈ジャケットでリッチさを際立たせて
2023年3月初旬、パリのコレクション会場でキャッチされていたのは、人気インフルエンサー、タマラ・カリニャック。ショート丈のネイビージャケットに、ウォッシュがかかったデニムを合わせていました。ミリタリーテイストを感じさせる金ボタンとエポレット使いに存在感があるジャケットは、ジャストウエストの短い丈がスタイリッシュな印象です。ボトムにはゆるっとリラックスシルエットのボーイズデニムを組み合わせ、バランス良好に。こなれたラフさのあるデニムが、リッチなディテールのジャケットによってクラスアップされています。ベーシックをベースに、ネイビーとゴールドがもたらすクリーンな雰囲気が漂う理想のスタイリングです。
■2:ブリタニー・グザビエは…ロングコート×ブーツインなら着映え効果が確実にアップ
L.A.在住のインフルエンサー、ブリタニー・グザビエがN.Y.でスナップされたときの着こなしです。白いカットソーにデニム、その上からネイビーのトレンチコートを羽織って颯爽と街を闊歩していました。Tシャツとともにデニムもブーツにインし、全身をタイトにまとめコートが主役の着こなしに。トレンドと左右されないコンサバスタイルですが、デニムをコートによって大人っぽい表情にシフトしています。さらに足元がクロコダイル調のロングブーツなので、シャープさがアップ。首元のネックレスやピアスといったゴールドのアクセサリーを投入し、フェミニンさを盛り上げていることも大正解です。
■3:ヘイリー・ビーバーは…ネイビーをナイロンで取り入れると洗練された軽快スポーティーに
ジャスティン・ビーバーの妻でモデルのヘイリー・ビーバーは、2023年2月中旬にL.A.で見かけられていました。MA-1風のブルゾンにデニムを組み合わせたカジュアルな装いに身を包んでいました。光沢があるナイロンはネイビーになるとクリーンな雰囲気が漂って、デニムでも品のよさが加わります。ただネイビーとインディゴのブルーだけだとボーイズライクになりがちです。足元のスニーカーで鮮やかな赤を差し色に取り入れて、フェミニンニュアンスをトッピング。ワンポイントのきれい色が着こなしに映えて印象的な仕上がりになるので、ぜひTRYしてみてはいかがでしょうか。
ネイビーとデニムをバランスよく組み合わせて、春らしさを表現していた3人のコーディネートをお届けしました。爽やかさに加え、リッチさをアピールできる組み合わせなので、実際に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀