トップス1枚が心地よい春。コーディネートの主役となる「ボリューム袖トップス」で季節を謳歌しませんか。パンツとのワンツーでもテクニック要らずで着映えるので、是非参考にしてみてくださいね。

■1:ケイティ・ジョルガゼは…定番白黒コーデはコンシャスなブラウスで無難を脱却

ネイルカラーをブラウスと同じ白で統一し、クリーンさをアップ。
ネイルカラーをブラウスと同じ白で統一し、クリーンさをアップ。

2023年1月末に開催された、パリ ファッションウィークに訪れていたインフルエンサーのケイティ・ジョルガゼ。白と黒のオーソドックスな色合わせも、目を引くブラウスに頼れば退屈になりません。彼女が指名したボリューム袖ブラウスは、首元と袖元にギャザーが施されたコンシャスなデザイン。ハリのある素材だからこそ、シルエットの美しさが引き立ちます。華やぎを後押ししてくれるボウタイは、ラフに垂らすことで気張りすぎないこなれたムードを確保。ボトムスは、トップスを引き立ててくれるシンプルな黒スラックスをセレクト。また、白黒が単調にならないよう、バッグやイヤリングでゴールドを散らすことで華やかさを強化。

■2:サンドラ・ハーゲルスタムは…オールブラックで辛口にまとめれば甘くならず大人顔

ラフな巻き髪で程よいリラックス感を演出するとちょうどいいバランスに。
ラフな巻き髪で程よいリラックス感を演出するとちょうどいいバランスに。

北欧版『VOGUE』のコントリビューターを務めるサンドラ・ハーゲルスタムを、コペンハーゲン ファッションウィーク開催中のストリートでキャッチ。スクエアネックとパフスリーブがエレガントなブラウスは、黒を選ぶことでシックなムードを確保。ボトムスも黒で統一しながら、ストイックなレザー素材で間延びを回避しつつ、ハーフ丈で軽やかさを演出しました。オールブラックで糖度をごく控えめにすれば、甘い印象のトップスにも臆せずトライすることができます。膝下から覗く素足を、クリア素材のパンプスで受け止め春に映える軽快さを助長。仕上げにシルバーのネックレスを足し、ブラックのスタイリッシュさを高めました。

■3:シシ・セリアは…たっぷりボリューム袖のブラウスはタイトなミニワンピがお似合い

ボリューム袖ブラウスは、他の箇所を引き締めると美バランスです。
ボリューム袖ブラウスは、他の箇所を引き締めると美バランスです。

NYファッションウィーク開催中のストリートに現れた、料理家、ブロガーのシシ・リシャス。存在感を放つたっぷりのボリューム袖ブラウスは、首元の繊細なレースがエレガンスを醸してくれます。さらにハイネックだからこそ、凛とした表情に。そこにカーキのレザーワンピースを掛け合わせ、辛口ムードをミックス。ノースリーブ、ミニ丈なのでボリュームのあるブラウスと相性が抜群です。足元にはメタリックゴールドのポインテッドトゥパンプスを添えスタイリッシュさを、手元にはビッグサイズがキャッチーなかごバッグを携え春らしさを底上げ。


春コーディネートの要になってくれる「ボリューム袖トップス」の着こなしをご紹介しました。袖を通すだけで優美に整うので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香