【目次】
- 「ワンマイルコーデ」って何?
- 「大人に似合うポイント」は?
- 「パンツ」スタイルをエフォートレスに
- 「スカート」で抜け感フェミニンを楽しむ
- 「ワンピース」でリラックス
- 「セットアップ」なら楽々コーデがきまる
- 「きれいめ」でラフに傾けすぎない
- 「カジュアル」でこなれ感を演出
「ワンマイルコーデ」って何?
ワンマイルとは約1.6kmとのことで、徒歩にすると20分前後の範囲。ワンマイルコーデとは家からちょっとしたお出かけの際に着用するコーディネートのことです。家の中でも快適に過ごせながら、お出かけにもちょうどいい程よいお洒落さがポイント。
「大人に似合うポイント」は?
ワンマイルコーディネートは、近所と言えど部屋着感が強く出過ぎると、お出かけには適していませんよね。そこで「大人に似合う」ということに重点を置きながら、着こなしのポイントを3つご紹介します。
【1】「モノトーン」でラフになりすぎるのを防止
白、黒、グレーといった「モノトーン」は、印象の引き締めを叶えてくれます。シックな配色で、ラフに傾きすぎるのを防止するのが得策。
【2】「ベーシックカラー」が安心
モノトーン以外にも、ベージュやブラウン、カーキなどの「ベーシックカラー」も落ち着いた印象なので、大人見えを実現することができます。
【3】「きちんとポイント」を忘れない
小ぶりのアクセサリーをプラスしたり、シルエットにメリハリをつけたり… どこかに「きちんとポイント」を作れば、手抜きに見える心配もありません。
「パンツ」スタイルをエフォートレスに
ワンマイルコーディネートの「パンツ」スタイルは、程よく力の抜けたリラックス感が鍵。決してラフになりすぎない、ちょうどいいバランスの着こなしを厳選しました。
ゆったりワンツーは小物できちんと見せ
ゆったりシルエットが快適なニットプルオーバーとデニムパンツのワンツーは、クリームホワイトとライトブルーでクリーンさを演出。太めのベルトやハンドバッグをレザー素材のダークブラウンで統一すれば、印象の引き締めが叶います。歩きやすいフラットパンプスも、きれいめディテールで手抜きに見えるのを防止。
シャープな白黒で大人アクティブを完成させる
おうち時間を快適に過ごせるスウェット素材のセットアップは、黒を選びきりっと引き締め。そこに白のスニーカーとキャンバストートバッグを投入し、明確なカラーコントラストを授けシャープに。アイグラス、シルバーのフープピアスを加えれば、都会派ムードが加わります。
リラックスときちんと感を両立できるパンツが頼れる
ゆったりシルエットでリラックス感がありながらも、ベージュという上品カラー、そして知的なピンストライプ柄ならきれいめな印象も実現します。白のスウェットトップス、アイボリーのスニーカーで楽ちんさをキープしながら、一体感のある配色でニュアンスたっぷりに。キャップやゴールドのジュエリーで、こなれ感を添えて。
白ボトムスに黒を合わせ軽快さを引き立てる
ゆったりとしたオーバーサイズのTシャツは、きりっとした黒を選び印象の引き締めを実行。そこに白のトラックショートパンツを合わせ、軽快なリズムをオン。ナイロンショルダーバッグで両手を開ければ、快適さが高まります。足元には端正なローファーを迎え、テイストミックスに。
ニュアンス配色で洒落感を演出
トップグレーのスウェットプルオーバーに、淡いベージュのゆったりパンツを合わせリラックス。そこにイエローベージュのライナーコートを重ねれば、ニュアンスと立体感を高めることができます。
「スカート」で抜け感フェミニンを楽しむ
脚のラインが見えない「スカート」スタイルで、心地よい抜け感フェミニンを堪能。気張りすぎないことがこなれ感に直結する実例をご紹介します。
キャッチーなアイテムで洒落た印象を獲得
身体の泳ぐシルエットのロンTも、黒を選びつつレオパード柄がキャッチーなスカートを加えれば、手抜きに見える心配なし。黒を基調とした着こなしだからこそ、白のスニーカーを合わせると軽快なリズムをもたらすことができます。仕上げにピンクのバッグを効かせ、着映え力を底上げ。
スウェット×デニムもモノトーンならシック
スウェットやデニムといったカジュアル度高めの素材は、モノトーン配色ならシックにまとまります。ワンマイルコーデらしいフラットサンダルも、黒を選んできりりと引き締め。
フィット&フレアで美バランスへ
ボーダー柄Tシャツやスニーカーを使ったカジュアルワンマイルコーディネートは、フィット&フレアのシルエットでバランスの良さを意識。白黒を小気味よく配置することで、定番配色を単調にさせないで。
グリーンと白で爽やかに
タンクトップとナロースカートでIラインを作り、きれいめな印象を両立。深みのあるグリーンとニュアンスホワイトの色合わせなら、爽やかにまとまります。ネイルカラーもさりげなくグリーンで統一しているのが粋!
「ワンピース」でリラックス
ばさっと一枚でコーディネートが完結するからこそ、ワンマイルにぴったりな「ワンピース」。配色や小物選び、プラスアルファのアイテムで、お出かけに適した装いへとブラッシュアップ。
上品配色ときれいめバッグで大人らしく
ボディラインを拾わないリラックス度高めなマキシワンピースは、スニーカーを合わせ楽ちんなお出かけスタイルへ。黒で統一すれば決してルーズになりすぎません。手元にはブラウンのレザーバッグを加え、上品な配色をメイク。
白の面積を多めにとって明るさを灯す
着心地の良いカットソーワンピースは、付かず離れずなIラインできちんと感を確保。白を選びつつ、同色のスニーカーを合わせればぱっと明るく華やかなムードを演出できます。バッグの黒を小さく効かせ、適度なコントラストをオン。
黒小物とゴールドジュエリーで都会的に
オーバーシルエットでレイドバックなムード漂うTシャツワンピースは、落ち着きのあるブラウンで大人顔へ。フラットサンダルとハンドバッグは黒レザーで統一すると品格がプラスされます。仕上げにゴールドのネックレスやブレスレットを足し、都会派ムードを添えて。
メリハリのあるワンピースで絵になる
タイダイ染めでメリハリを確保できるワンピースは、ゆったりシルエットでリラックス。そこに白のボディバッグと黒のデニムジャケットを肩掛けで加えれば、重心が上に置かれスタイルアップが叶います。足元には、やっぱり歩きやすいスニーカーがマッチ。
「セットアップ」なら楽々コーデがきまる
考えずともコーディネートがきまる「セットアップ」を活用し、快適さと洒落た印象を両立。おうち時間、ワンマイルにもぴったりなセットアップコーディネートをご紹介します。
着心地の良いニットアップで気持ちもリラックス
優しく包み込んでくれるニットアップは、身体だけでなく気持ちもリラックスできるアイテム。しなやかなベージュに白小物を合わせ、優しげな表情へ。レザーハンドバッグやゴールドのフープピアスを足せば、ワンマイルコーディネートに早変わり。
通気性の良いセットアップで快適さを追求
ちょうどいいゆとりのあるシャツとショートパンツのセットアップで、通気性の良いワンマイルコーディネートの軸をメイク。フラットサンダル合わせでも手抜きに見えないのは、トップスが正統派のシャツだからこそ。
スカートのセットアップでフェミニンをひとさじ
カーディガンとナロースカートのニットアップで、ほんのりフェミニン香るスタイルをメイク。グレーを基調としたモノトーンスタイルなら、スタイリッシュなムードを演出することができます。
辛口配色できりっと見せる
ゆったりとしたニットアップとスニーカーの掛け合わせも、グレイッシュブラウンとベージュの穏やかな配色で大人らしく。そこにカーキのロングコートをさらっと重ねれば、辛口配色になりルーズさを払拭することに成功します。
「きれいめ」でラフに傾けすぎない
リラックス感があるのに、上品さが香る… ワンマイルコーディネートの中でも「きれいめ」を意識するとあか抜けた印象を叶えることができます。
正統派シャツを使ってきれいな印象を確保
ビッグシルエットのトップスとイージーパンツ、そしてフラットサンダルという快適なワンマイルコーディネートが映えるのは、爽やかなストライプシャツを活用しているから。タイトなまとめ髪とフープピアスの合わせ技があればパーフェクト。
フィット感のあるトップスできれいめに
カットソー、デニムパンツ、スニーカーを使ったワンマイルコーディネート。トップスはフィット感のあるシルエットを選ぶとルーズにならず、きちんと感を両立できます。さらに黒とグレイッシュブルーというスタイリッシュな配色も、都会派ムードに貢献。
端正な白黒にシルバージュエリーを加えて
ゆったりポロシャツとリブニットパンツのリラックスワンツーは、黒と白の配色で端正な面持ちへ。黒を上半身に、白を下半身に配置すると軽快さが高まります。仕上げにシルバーのジュエリーを足せば、白黒のシックさが倍増。
クラシカルなトレンチコートでクラスアップを図る
カットソーとデニムパンツ、スニーカーの王道カジュアルスタイルは、白と黒の色合わせでミニマルシックを体現。そこにクラシカルなベージュトレンチコートを重ねれば、クラスアップが叶い、ワンマイルでもきれいを実現することができます。
ボリューム袖ワンピースで華やぐ
一つでコーディネートが完結する程よいゆとりのあるワンピースは、真っ白というカラーとボリューム袖で華やぎを演出。黒のスポーツサンダル、大ぶりのかごバッグでキャッチーさを高めて。
「カジュアル」でこなれ感を演出
ワンマイルコーディネートといえば、やっぱり「カジュアル」が気分にマッチ。無難にならない、こなれて見える着こなしテクニックを海外のお洒落賢者の装いから拝見。
タフなレザー素材でぴりっとスパイスを
キャップやデニムパンツを使ったカジュアルなワンマイルコーディネートも、レザー素材のブルゾンとシューズを迎えれば、スパイスが作用してスタイリッシュさを醸すことができます。
曖昧カラーがお洒落心を満たしてくれる
淡いグレーのスウェットプルオーバーとアイボリーパンツという曖昧配色で、洒落感のあるニュアンスを演出。パンツよりも濃いベージュのキルティングバッグと黒フラットサンダルをプラスし、奥行きをオン。
グラフィックトップスでマンネリ防止
キャッチーなグラフィックプリントが施されたラグランTで、単調になったり物足りなくなるのを防止。テーパードシルエットのデニムパンツを選べば、ラフになりすぎず理想のバランスに着地。足元にはベージュフラットシューズを迎え、軽やかさを引き上げ。
無骨なレザージャケットで格好良く
モノトーンにこだわることで、ルーズになりすぎないパーカとゆったりパンツ、そしてスニーカーの組み合わせ。そこに無骨な黒のレザージャケットを加えれば、格好良さが加わって印象がきりっとして見えます。
黒を基調として都会派カジュアルを作る
ゆったりスウェットトップスとタイトスカートで、メリハリが叶うセットアップを活用。黒を軸にしているからこそ、白とアイボリーのスニーカーに軽快なリズムが加わります。ニットキャップやネックレスのレイヤードで顔周りにポイントを作ると単調になりません。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香