気張らずに軽やかな印象を演出してくれるスポーティアイテムに、一点だけでもきれいめアイテムを投入すると都会的で洗練された表情にまとまります。デイリーで参考にしやすいコーディネートをピックアップしました。

■1:ヴェラ・ヴァン・エルプは…上品ベージュを基調としつつジャケット投入でクラスアップ

新緑の季節に映える、フレッシュグリーンのキャップで遊び心をプラス。
新緑の季節に映える、フレッシュグリーンのキャップで遊び心をプラス。

アムステルダムでスナップされた、モデルのヴェラ・ヴァン・エルプ。カットソーにハーフパンツ、そしてキャップとスニーカーを合わせ、レジャーにもぴったりなスポーティカジュアルをメイク。これだけだとやや子供っぽさが気になりますが、オーバーシルエットのジャケットをばさっと重ねることでクラスアップを実行しました。さらにベージュを基調としているからこそ、品の良さが漂って大人らしさを上乗せすることができます。ロゴ刺繍とトリムがアクセントの白カットソーとブラウンのレザーベルトを合わせれば、ベージュ同士が間延びせず立体的に着地。

■2:オリヴィア・カルポは…タイトなまとめ髪とヒールサンダルで緊張感のある箇所を作る

コーディネートのカラーに主張があるからこそ、メイクはヌーディーカラーで統一し引き算。
コーディネートのカラーに主張があるからこそ、メイクはヌーディーカラーで統一し引き算。

ロンドンの街中でキャッチされた、モデルのオリヴィア・カルポ。スポーティ気分にぴったりなナイロンブルゾンは、ネイビーやオレンジなどのマルチカラーがチアフルな一枚で、存在感たっぷりです。そこに切り替えデザインが新鮮なライトブルーデニムパンツを合わせることで、軽快な爽やかさを底上げ。パンツがやや太めのシルエットなので、ブルゾンとカラーリンクしたボディバッグで視線を上に誘導させ、スタイルアップを実現。仕上げに、上半身から色を拾ったヒールサンダルを加えつつ、タイトなまとめ髪でぴしっと緊張感のある箇所を上下に作ることで、カジュアルさを抑えながら都会に映える装いへとシフトさせました。

■3:ナタリア・ヴェルザは…ジャージトップスにグラマラスなロングタイトスカートを合わせる

トップスのラインカラーとリンクした真っ白なシューズを取り入れ、軽やかさを引き立てて。
トップスのラインカラーとリンクした真っ白なシューズを取り入れ、軽やかさを引き立てて。

直球なスポーティさを味わえる、ジャージ素材のジップアップトップスを取り入れていた、インフルエンサーのナタリア・ヴェルザ。ネイビー地にホワイトのロゴとサイドラインが施され、キレの良さが漂っています。そこに合わせたのは、ネイビーに馴染むスタイリッシュなグレーのスカート。Iラインのマキシ丈で、グラマラスな印象をアピール。さらにややローライズになっているので、今季らしいY2Kムードにもマッチしています。どこか懐かしさを感じさせるフォルムのサングラスとハンドバッグを加えれば、統一感が生まれてパーフェクト。


爽やかで軽い空気感が漂う新緑の季節に映える「スポーツミックス」の着こなしをご紹介しました。程よい抜け感が楽しめるので、是非参考にしてみてくださいね。

関連記事

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香