東京の中心部である日本橋エリアを眼下に見渡せる、ラグジュアリーな5つ星ホテル「マンダリン オリエンタル 東京」では、2023年6月28日(水)までの期間、38階「オリエンタル ラウンジ」にて(6月7日~28日は「マンダリンバー」および「センス ティーコーナー」にて提供)、「エキゾチック アフタヌーンティー」が楽しめます。

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38階の最上階に位置する「オリエンタル ラウンジ」

「エキゾチック アフタヌーンティー」を監修するのは、パリ・東京をはじめ各地の有名ホテルやレストランでペストリーシェフを歴任し、今春「マンダリン オリエンタル 東京」のエグゼクティブ ペストリーシェフに就任したファビアン・マルタン氏。

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2023年3月より、ホテル内すべてのペストリーを監修するファビアン・マルタン氏

マルタン氏が「フレーバーを組み合わせたり、食感をプラスさせたりすることで、ひと口に含むとフレーバーのマリアージュと、さまざまな食感を堪能していただけるスイーツを創作していきたい」と話すように、今回は南国テイストと日本食材のマリアージュが楽しめるアフタヌーンティー。

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「エキゾチック アフタヌーンティー」平日 ¥6,800、土・日・祝日 ¥7,900(税込み・サービス料別)

本記事では、試食会に参加したPrecious.jpライターの感想を交えて、見た目にも鮮やかなスイーツ&セイボリーをご紹介いたします。

ファビアン・マルタンシェフ初監修の「エキゾチック アフタヌーンティー」実食レポ

繊細かつ可愛らしい5種類のセイボリー

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ティースタンドの一番下がセイボリー

3段のアフタヌーンティースタンド、まずは下から1段目に並ぶ5種類の「セイボリー」です。

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スイーツと見間違えるほど可愛らしいセイボリー

手前左の「焼きなすと帆立の“ヴォロヴァン”百合根とからすみ」は、パイ生地の中に焼きなすと帆立を詰めて焼き、百合根とからすみをトッピングしたもの。サクッとしたパイの中に隠れた柔らかい帆立が、とても美味です。

昆布にスモークサーモン、ルッコラ、モッツアレラを巻き、上にトマトが乗った「スモークサーモンとモッツァレラチーズの白昆布巻き」は、昆布の風味が効いた和を感じる極上セイボリー。

「ガスパチョとパパイヤのジュレ サワークリームとシュリンプ」は、爽やかなジュレにサワークリームの酸味とコク、プリっとしたエビが絶妙にマッチしていて、「ティムトペッパー香る鴨とレンズ豆のサンドイッチ」は、オレンジクリームとティムトペッパーがアクセントになっています。

奥のガラスの器に入った「ココナッツカレームースとタンドリーチキン」は、ココナッツカレーのムースにタンドリーチキンを合わせ、コリアンダーとココナッツスライスをのせたムースをアクセントにしたもの。小さくても、しっかりとカレーのおいしさを感じられるひと品でした。

スタンドに並ぶ華やかなプティフール5種

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左が「パイナップルとコリアンダーのタルト」、右が「マンゴープリンとアプリコットのマーマレード」

下から2段目には、ココナッツのムースにコリアンダーの食感がたまらない「パイナップルとコリアンダーのタルト」と、「マンゴープリンとアプリコットのマーマレード」。

ココナッツのスクランブルとフレッシュマンゴー、マンゴープリン、アプリコットのマーマレードが層になった「マンゴープリンとアプリコットのマーマレード」は、フレッシュマンゴーの濃厚な果肉、サクサクしたスクランブル、滑らかなプリンと、いろいろな食感が楽しめます。味も食感も最高でした。

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左から「小石に見立てたエキゾチックケーキ」「マンゴー 抹茶のフィンガー」「ライム 生姜とパインアップルのココナッツ」

一番上の段には、抹茶ビスケット・抹茶ガナッシュ、マンゴームースの層が美しい「マンゴー 抹茶のフィンガー」、パッションフルーツがエキゾチックな風味を醸し出している「小石に見立てたエキゾチックケーキ」、目を惹くフォルムの「ライム 生姜とパインアップルのココナッツ」の3種類が並びます。

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「ライム 生姜とパインアップルのココナッツ」の中にはライムとジンジャーのムース

「ライム 生姜とパインアップルのココナッツ」を半分に割ると、中にはライムとジンジャーのムースがぎっしり。上にはパイナップルコンフィがのっています。周りのパリッとしたチョコレートとふわふわのムースが口の中で溶け合いますよ。

シェフ一押しの“デカダンス”ケーキ

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目の前で切り分けてもらえる“デカダンス”ケーキ ※通常はシェフではなくスタッフが切り分け

 プティフールはスタンドに並ぶ5種類のほか、もう1種類。シェフ直々に、目の前でカットしてもらえる「“デカダンス”ケーキ ヘーゼルナッツのプラリネとオレンジ パッションフルーツ」です。

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ヘーゼルナッツの香ばしさとザクザク食感がくせになる

ヘーゼルナッツのプラリネ、オレンジ、パッションフルーツに柚子を加えたコンフィが調和したシェフ一押しのプティフール。ひと口食べると、すぐにもうひと口食べたくなるような至極のケーキでした。

スコーンや紅茶も絶品!

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別皿で提供されるスコーンや紅茶にも注目

スコーンは、オレンジスコーンと、パッションフルーツスコーンの2種類。そのままでいただいても香り豊かな果実の味わいが口に広がりますが、パイナップルと生姜ジャム・甘夏ジャムの2種類のジャムをつけると、おいしさ倍増です。

飲み物は、レモンやライムなどの柑橘に、ほんのりミントが香る「ブリティッシュクーラー」、マンゴーとシトラスが香るルイボスティー「ジャルダンソバージュ」、ティーソムリエが今回のアフタヌーンティーに合わせて用意したという「マンゴーロイヤルミルクティー」などの紅茶、そしてコーヒーなども提供されます。


見た目も味も、新エグゼクティブ ペストリーシェフのこだわりが詰まった、アフタヌーンティー。最上階に位置する38階のラウンジで、都心の景観を望みながら、ティータイムを満喫してみてはいかがでしょうか?

※最新情報は公式HPなどでご確認ください。

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WRITING :
篠原亜由美
EDIT :
小林麻美