「ネイビーの達人」高橋リタさんが厳選! この夏の「ウィークエンド・ネイビー小物」名品リスト

爽やかなこの季節、週末のカジュアルシーンもネイビーが本命カラー。鍵を握るのは、存在感のあるネイビー小物です。ネイビー上手なリタさんのリコメンドで、ネイビー小物の名品の魅力をお届けします。

高橋 リタさん
スタイリスト
(たかはし・りた)女性誌『Precious』を中心に、各方面で活躍中。シンプル&ベーシックを基本に、こなれたカジュアル感、品のよさ、旬の気分が巧みにミックスされたスタイリング、東京と七里ヶ浜で送る洗練されたデュアルライフが幅広い年齢層の女性たちから支持を得ている。著書に「リタ的ハッピー・クローゼット」、「スタイリスト高橋リタのシンプル&洗練ルール 春夏/秋冬」、「10年愛せる10の着こなし リタ・ベーシックのすべて」、「スタイリスト高橋リタの偏愛ITEMリスト100」がある。

「エルメス」のスカーフ『カレ ダブルフェイス 90《画家たちの庭》』

エルメスのスカーフ『カレ ダブルフェイス 90《画家たちの庭》』
スカーフ『カレ ダブルフェイス 90《画家たちの庭》』[縦90×横90cm]¥85,800(エルメスジャポン)

20世紀初め、アンリ・マティスやアンドレ・ドランら「野獣派(フォービズム)」と呼ばれた画家たちを虜にした、南仏の小さな港町コリウール。その風景にインスピレーションを得て生まれたという柄は、風にそよぐ椰子の木や植物が印象的で、地中海ののんびりした空気が漂うよう。シルクツイル素材で、もう一面は黒ベースに。デザイナーはアニー・フェーヴル。

「抜け感のある浅めの色調も、結んだときに両面の柄が出るところも最高」(高橋リタさん)

襟元に巻いたり、ヘッドアクセサリーとして髪にあしらったり…。ジャッキーのバカンスシーンでも登場するように、スカーフは重宝なアイテム。

なかでも「エルメス」のカレ ダブルフェイスは秀逸です。華やかな柄で知られる「エルメス」は、彩りの美しさも極上。洗いざらしのデニムを思わせる浅めのネイビーは、抜け感を出すのにぴったり。両面に柄があるから、さりげなく結んだときにふたつの柄が見えるのも楽しい。スカーフはときに堅苦しく見えがちだから、あえて素敵な “遊びがある” 一枚を。

※高橋リタさんの【高】は「はしごだか」が正式表記です。

※掲載商品の価格は、税込みです。

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問い合わせ先

エルメスジャポン

TEL:03-3569-3300

PHOTO :
生田昌士(hannah)
STYLIST :
高橋リタ
EDIT :
福本絵理香・池永裕子(Precious)
EDIT&WRITING :
川村有布子
プロップ :
来住昌美