雑誌『Precious』6月号では特集「ラグジュアリー・パフェ図鑑」を展開。ときめくルックス。ジュエリーのようなフルーツの輝き。かさねの色目のようなレイヤー。今、パフェの進化が止まりません。

それは、身近な異世界。大人心をとらえて離さないラグジュアリーなパフェをお持ちしました。この特集のなかから、本記事では、ジョウタロウ サイトウ カフェの「アメリカンチェリーのアートパフェ」をご紹介します。

ジョウタロウ サイトウ カフェの「アメリカンチェリーのアートパフェ」(銀座)

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アメリカンチェリーのアートパフェ¥2,970 ジョウタロウ サイトウ カフェ(銀座)

着物姿の妖艶な女性をイメージ。可愛い部分は隠し通す。見た目と味のギャップに惚れる

トップはディストピアを連想させ、グラス部分は美しい毒を感じる妖艶な青。主役のチェリーの存在感をあえて隠すのが流儀。この唯一無二のパフェが楽しめるのは、着物デザイナー・斉藤上太郎氏のショップ内に併設のカフェ。

着物をまとった女性の立ち姿をイメージした江戸切子のオリジナルグラスに、パティシエは「気持ち悪いけれど目が離せない感じ」に仕立てるというが、手間をかけたディテールと表現力は見事。

羽のような造形は、パイ生地をゼリーのようなマーブル模様のガナッシュでコーティングし、口どけはなめらか、甘さは上品。グラスの内側には2色のガナッシュでマーブル模様を描き、中にはフレッシュなチェリーやプリン、アイスなどがぎっしり。宝探し気分で食べて(5月末まで)。

〈仕立て〉

Top
・羽の形のパイ生地にゼリー状のマーブルガナッシュをコーティング
・マスカルポーネクリームでコーティングしたピスタチオのアイスとすもものソルベ
・ショコラで黒く色付けした寒天のチュイール

Middle
・アメリカンチェリー
・ジェノワ
・ロイヤルミルクプリン
・アイス

Outside
・パッションフルーツとブルーキュラソーを合わせたガナッシュのマーブル

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

店舗詳細

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ジョウタロウ サイトウ カフェ

 

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PHOTO :
sono(mame)
EDIT&WRITING :
松田亜子、安村 徹(Precious)