雑誌『Precious』6月号では特集「ラグジュアリー・パフェ図鑑」を展開。ときめくルックス。ジュエリーのようなフルーツの輝き。かさねの色目のようなレイヤー。今、パフェの進化が止まりません。

それは、身近な異世界。大人心をとらえて離さないラグジュアリーなパフェをお持ちしました。この特集のなかから、本記事では、エンメの「苺と薔薇のアツアツグラタンパフェ」をご紹介します。

エンメの「苺と薔薇のアツアツグラタンパフェ」(青山)

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「苺と薔薇のアツアツグラタンパフェ」¥2,420、〈ペアリング〉シャトー・レ・ヴァロンティーンの『カプリース・ド・クレモンティーヌ ロゼ』¥1,320 エンメ(青山)

温と冷が混じり合う。温度差という美しいたくらみ

その瞬間でしか食べられないのがパフェの醍醐味。なればと、パリや東京の名店で腕を振るった延命寺美也さんが注目したのが、香りと温度差。千葉県・石井農園の絶品いちご、バラや和紅茶が出された瞬間から華やかな香りを放ち、ソルベのハッとする冷たさのあとには、温かいカスタードグラタン。

その温冷の心地よいコントラストにすっかりハマる。温かさがあることでより食べ疲れず、キルシュのジュレのさっぱりとした後味で、もうひとつ食べたくなる余韻。グラタンパフェは季節のフルーツを替えながら提供。ソムリエで夫の信一さんと営むエンメは、夜はビストロに。パフェとワインのペアリングで一日を締める美食家も多い。

〈仕立て〉

Top
・食用バラ「オーバーナイトセンセーション」の花びら
・石井農園のいちご「おいCベリー」のウイスキーマリネ
・ピンクグレープフルーツのソルベ

Middle
・フロマージュ・ブランのムース
・パイ生地
・カスタードとフロマージュ・ブラン、いちごの温かいグラタン
・和紅茶「べにふうき」と国産バラのアイスクリーム

Bottom
・キルシュのジュレ
・いちごの角切り
・フロマージュ・ブランのムース
・クランブル
・いちごのソース

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

店舗詳細

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内観
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  • エンメ
  • 営業時間/12:00〜15:30(L.O.)、17:00〜23:30(L.O.)
  • 定休日/火曜(祝日は営業)
  • TEL:03-6452-6167
  • 住所/東京都渋谷区渋谷2-3-19

 

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PHOTO :
sono(mame)
EDIT&WRITING :
松田亜子、安村 徹(Precious)