足首周りをきゅっと見せてくれたり、脚長効果を授けてくれるヒールサンダル。素足が見えることで軽快さが高まり、季節感がアップするのも魅力です。ご紹介する3人のセレブたちの着こなしを、早速チェックしてみましょう。

■1:ソフィー・マルソーは…季節感にマッチする爽やか配色の着こなしを足元の黒で引き締め

涼しげな印象を後押しする、キャンバスバッグのセレクトも好バランス。
涼しげな印象を後押しする、キャンバスバッグのセレクトも好バランス。

第74回カンヌ国際映画祭開催中にキャッチされた、フランス出身の俳優、ソフィー・マルソーの着こなしをピックアップ。白シャツとブルーデニムパンツの定番きれいめカジュアルは、フラワーモチーフの飾りがあしらわれたシャツをセレクトすることで、無難を回避しながら顔周りを華やかにトッピング。さらにパンツは程よくカーヴィーなシルエットなので、フェミニンさを両立することに成功しています。5月に映える爽やかな配色を、足元の小さな黒で引き締め。凛としたヒールサンダルのビジューが煌めき、優雅なムードが高まっています。

■2:アマンダ・ホールデンは…ピンク×ベージュの柔らかなワントーンでエレガンスを体現

着こなしにマッチするよう、ルージュもローズピンクをセレクトし表情を優しげに。
着こなしにマッチするよう、ルージュもローズピンクをセレクトし表情を優しげに。

ロンドンにあるラジオ局から出てきたところをキャッチされた、俳優、歌手のアマンダ・ホールデン。フェミニンエレガントな着こなしに定評がある彼女はこの日、まろやかな色味のワントーンコーディネートを披露しました。淡いヌーディーピンクのワンピースは、緩やかな曲線とミモレ丈のディテールで上品ながら、深めのVネックでシャープさも獲得することができます。そこに同じカラーのレザーショルダーバッグを合わせ、奥行きを演出。彼女が選んだヒールサンダルは、ヌーディーピンクと繋がりが良いベージュのアンクルストラップタイプ。華奢なバンドとストラップがフェミニンを後押ししてくれます。淡いカラーのワントーンはぼんやりして見える場合もありますが、グリーンのボタニカル柄が引き締め役として貢献し、メリハリしっかりに着地。

■3:イザベル・グラールは…プレーンな白のジャンプスーツには存在感のあるサンダルやバッグを合わせて

ブレスレットのレイヤードやフープイヤリングなど、初夏らしいジュエリーの取り入れ方も素敵。
ブレスレットのレイヤードやフープイヤリングなど、初夏らしいジュエリーの取り入れ方も素敵。

シャルル・ド・ゴール国際空港にてキャッチされた、モデルのイザベル・グラール。クリーンなオーラたっぷりな白のジャンプスーツを取り入れていました。胸元やウエスト周り、そして足元のボタンがアクティブさを醸す、軽快さたっぷりの一枚です。そこにレザーカーキのウエストバッグを加え引き締めながら、きりりとタフなアティチュードをアピール。さらに足元にはホワイトとレッド、ネイビーの配色が美しいボーンストラップサンダルをアクセントとしてプラス。ジャンプスーツがプレーンな素材なので、キャッチーな小物で飾り付け物足りなさを回避しました。


軽やかさとレディなムードを両得できる「ヒールサンダル」の着こなしを3選ご紹介しました。ヒールによってしゃんと背筋が伸びれば、装うことの楽しさを改めて実感できるはず。是非ご紹介したコーディネートを参考にしてみてくださいね。

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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香