その華やかな美貌でキャサリン皇太子妃に次ぐ注目を集めている、モナコのベアトリーチェ・ボロメオ。モナコ公子ピエール・カシラギの妻であり、先祖にはミラノ大司教をもつイタリア貴族の出身、モデルとしても知られています。ジャーナリストとしてもイタリアでは有名で、コロンビア大学でジャーナリズムの修士号を取得した後『ニューズウィーク』や、イタリア紙『イル・ファット・クオティディアーノ』で働き、またラジオパーソナリティも務めていたキャリアの持ち主です。
2015年にグレース・ケリーの孫、モナコ公子ピエール・カシラギと結婚し王室へ。正式な王室の称号はないものの、気品溢れる美しさで老舗フレンチメゾンのアンバサダーに就任。2児の母親の顔ももつ37歳の、ロイヤルなエレガンスをたたえたワントーンスタイルをスナップから紐解いていきましょう。
■1:クリーム&白にリュクスが光るデニムカジュアル
2023年5月6日、2023年モナコE-Prix第6戦を観戦。ホワイトデニムにイタリア伝統のフリウラーネと呼ばれるフラットシューズを合わせて。クラシックなジャケットを羽織ってレディらしい品格スタイルに仕上げています。真っ白ではなくクリーム色を選んだことで、まろやかで優しげな雰囲気をプラス。バッグもホワイトを選び、子供と一緒のときでも余裕を感じる、リッチなママスタイルを完成。
■2:グレース・ケリーのような優雅さ!シャツワンピースの装い
ヴィンテージ風のレースが裾にあしらわれたクリーム色のシャツワンピース纏って、パリファッションウィークに。籐のバッグにヌードカラーのパンプスを合わせた、ニュートラルな配色がとても上品です。ハーフアップにしたハニー色のブロンドヘアにシルクのスカーフあしらってアクセントをプラス。仕上げにゴールドのティアドロップ型イヤリングで顔まわりを華やぎ感を添えて。
■3:シックなアンサンブルはミニマル配色で品よくコーディネート
同じくパリファッションウィークに、クリーム色のダブルジャケットとミニスカートのセットアップで登場。アイコニックなベージュのバッグにヌードカラーのパンプスで、明るい色味の服を際立たせています。白っぽいカラーのストッキングで美脚を叶えるとともに、装いに柔らかいムードを添えて優雅さをエレベートしています。
モナコ「ベアトリーチェ・ボロメオ」のクリームワントーンの装いをご覧いただきました。アンバサダーとして出演したフレンチメゾンのビデオでは「いつもの私はとてもスポーティでカジュアル。でも気が向いたらちょっとおしゃれを楽しむわ」と語っていた彼女。注目のファッションアイコンの普段スタイル、意外性がありそうで興味を惹かれますね!
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子