「シャネル」が歌舞伎俳優・初代尾上眞秀初舞台を記念した【祝幕】制作をサポート|現在、公演中の舞台「團菊祭五月大歌舞伎」初代尾上眞秀初舞台『音菊眞秀若武者』の舞台にてお披露目中

歌舞伎俳優・初代尾上眞秀(10歳)の初舞台を記念した【祝幕】がラグジュアリーブランド「シャネル」のサポートにより制作され、現在、銀座の「歌舞伎座」にて公演中の舞台「團菊祭五月大歌舞伎」でお披露目されています。

この初舞台を前に、お披露目会見が行われ、歌舞伎俳優・尾上眞秀さんと祖父の尾上菊五郎さん、そして制作に携わった刺繍アトリエ「モンテックス」アーティスティック・ディレクター・アスカ ヤマシタさんと、フランス人の現代アーティスト・グザヴィエ ヴェイヤンさんが会見に出席され、その制作エピソードを語りました。

左からアスカ ヤマシタ、グザヴィエ ヴェイヤン、尾上眞秀、尾上菊五郎
【祝幕】をバックに、左から/刺しゅうアトリエ「モンテックス」アーティスティック・ディレクター・アスカ ヤマシタさん、フランス人の現代アーティスト・グザヴィエ ヴェイヤンさん、歌舞伎俳優・尾上眞秀さんと尾上菊五郎さん

この祝幕は「シャネル」のサポートにより、デザインをフランス人の現代アーティスト・グザヴィエ ヴェイヤンさんが、そして刺しゅうを2011年より「シャネル」の傘下に加わったアトリエ「モンテックス」が担当。「モンテックス」のアーティスティック・ディレクターを務めるアスカ ヤマシタさんは、自身も日本とフランスにルーツをもつことから、

刺繍工房「モンテックス」のアーティスティック・ディレクターを勤めるアスカ ヤマシタ氏
アスカ ヤマシタさん…19 歳の時「モンテックス」のアトリエに入り、当時、カール ラガーフェルドがアーティスティック・ディレクターを務めていた「クロエ」のために、ギリシャをモチーフにしたコレクションのドレスを描いたことからキャリアがスタート。その後、デザインアトリエのマネージャーを経て、2017年9月よりアトリエ「モンテックス」のアーティスティック・ディレクターを務める。

「この祝幕のコラボレーションにより、アトリエ モンテックスのサヴォアフェールを紹介することができ、そして同じフランス人と日本人の血を引く眞秀のキャリアの第一歩を見守りながら、自分のルーツと再会できることを嬉しく思っています」

とコメントされました。まさに、フランス人の父と女優・寺島しのぶさんを母にもつ、眞秀さんの門出を祝うにふさわしい幕が披露されました。

グザヴィエ ヴェイヤンさん…1963年生まれ、パリ在住。1980年代後半より、立体作品、ペインティング、インスタレーション、パフォーマンス、映像、写真など、多様な媒体を用いて古典主義と高度なテクノロジーに触発された作品群を制作。ヴェイヤンの作品は我々の知覚に一石を投じるとともに、鑑賞者が “役者” へと昇華する空間を創出。ヴェルサイユ宮殿での「Veilhan Versailles」(2009)、「Architectones」シリーズ(2012-2014)、ヴェネツィア・ヒエンナーレにおけるフランス館での「Studio Venezia」(2017)など。 Photo: Claire Dorn
グザヴィエ ヴェイヤンさん…1963年生まれ、パリ在住。1980年代後半より、立体作品、ペインティング、インスタレーション、パフォーマンス、映像、写真など、多様な媒体を用いて古典主義と高度なテクノロジーに触発された作品群を制作。ヴェイヤンの作品は我々の知覚に一石を投じるとともに、鑑賞者が “役者” へと昇華する空間を創出。ヴェルサイユ宮殿での「Veilhan Versailles」(2009)、「Architectones」シリーズ(2012-2014)、ヴェネツィア・ビエンナーレにおけるフランス館での「Studio Venezia」(2017)など。 Photo: Claire Dorn

アスカ ヤマシタさんと共に制作にあたった、フランス人の現代アーティスト・グザヴィエ ヴェイヤンさんは、「シャネル」とファッションショーでコラボレーションした実績もあり、1980年代後半より立体作品・ペインティング・インスタレーション・パフォーマンス・映像・写真など、多様な媒体を用いた作品を制作され、現在、パリを拠点に活動を行っています。

「團菊祭五月大歌舞伎」初代尾上眞秀初舞台『音菊眞秀若武者』【祝幕】の全貌をご紹介

シャネルのサポートにより制作された祝幕
〈 Le Rideau de Maholo 〉 2023 Artwork by Xavier Veilhan produced by Atelier Montex commissioned by CHANEL

横25.4m、縦5.3mと巨大なスケールを誇る祝幕は、ピクセルアートを彷彿とさせるマルチカラーの円形パーツを連ねた抽象的なモチーフを形作っているデザインが印象的。エクリュカラーのファブリックの上に、約8,900枚もの丸くカットされた直径12cmのオーガンザのパーツが組み合わされています。

 

仕上げにチャコールグレーのシルクオーガンザで “初代尾上眞秀” の名(お母さまの寺島しのぶさんの手蹟によるもの)と、音羽屋の家紋である “重ね扇に抱き柏” が描かれ、さらに縁の部分にはコーネリーミシンを用いてチェーンステッチの刺しゅうが施されています。

パリで制作されたこの祝い幕の作業時間は、実に800時間を超えるほど! 繊細かつ緻密なサヴォアフェールが光ります。

 

この祝幕について、眞秀さんは

「カラフルなものが好きだから、すごく好きです」と感想を語り、祖父の尾上菊五郎さんは、

「眞秀もこの幕に負けないように、一所懸命稽古に励んでいます。お芝居も、またこの立派な幕も、大勢の方々にご覧いただけたら」とコメントされていました。


2023年5月27日まで、東京・銀座の「歌舞伎座」で公演中の「團菊祭五月大歌舞伎」初代尾上眞秀初舞台『音菊眞秀若武者』にて、この祝幕はお披露目中です。生涯に一度となる記念すべき “初舞台” を華やかに彩るこの祝幕。輝きに満ち溢れる眞秀さんの雄姿と共に、この美しい幕を鑑賞しに銀座へ足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

「團菊祭五月大歌舞伎」

期間:2023年5月27日(土)まで
場所:歌舞伎座(東京都中央区銀座4-12-15)
昼の部:午前11時~|夜の部:午後4時~
休演:5月17日(水)※詳細は「歌舞伎座」公式HPにてご確認ください

問い合わせ先

シャネル合同会社 コーポレート PR&イメージ

chanel.corporate_pr.japan@chanel.com

この記事の執筆者
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