1890年の開業以来、世界中の賓客を迎えてきた「帝国ホテル 東京」。2023年6月30日(金)までの期間、ハワイの名門ホテル「ハレクラニ」の食が楽しめる「ハワイ ハレクラニフェア 2023」を開催中です。

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左から、「帝国ホテル 東京」料理長の杉本雄氏、「ハレクラニ」のバンケット・イベントシェフのシェイデン サトウ氏

2009年より、創業100年を超える「ハレクラニ」と提携を開始している帝国ホテル。コロナ禍が落ち着き、海外旅行の機運が高まる中、ハレクラニの味やハワイの食文化を帝国ホテルで楽しみ、現地ハワイへの訪問のきっかけになってほしいという思いから、今年もフェアの実施に至ったそう。

ハレクラニのレシピで作る料理や、コラボレーションアフタヌーンティー、またハレクラニで人気のオリジナルカクテルなど、本フェアならではの食体験が叶います。

本記事では、「ハワイ ハレクラニフェア 2023」で提供される料理の一部をいただいたPrecious.jpライターによる実食レポートを織り交ぜながら、各メニューをご紹介します。

ハワイに想いを馳せて…帝国ホテル 東京の「ハワイ ハレクラニフェア 2023」

■1:パークサイドダイナーでいただける新作ハワイアン料理

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「アヒと海老のシーフードバーガー リリコイチリマヨネーズのソース」¥4,500

本館1階の「パークサイドダイナー」では、ハレクラニのバンケット・イベントシェフであるシェイデン サトウ氏が本フェアのために書き上げたというメニューの数々が提供されています。

昨年のフェアでも好評を博した「ロコモコ デミグラスソース フライドライスケーキと目玉焼き添え」(¥3,950)、「アヒと海老のシーフードバーガー リリコイチリマヨネーズのソース」に加えて、新作2品と毎年人気のデザートが登場しています。

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「トロピカルシーフードカレー」¥4,200

新作の「トロピカルシーフードカレー」は、海老やホタテ、ズッキーニにカボチャ、パイナップルがごろりと添えられた彩りも鮮やかなカレー。海鮮や野菜の旨みはもちろん、パイナップルの酸味がアクセントになったまろやかなカレーです。

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「ハワイアン アヒポケ」¥2,600

こちらも新作の「ハワイアン アヒポケ」。“アヒ”はハワイの言葉でマグロのこと。表面に香ばしい焼き色を付けたマグロを、海藻や玉ねぎ、ごまと合わせていただきます。さっぱりしたわさびドレッシングで和えたサラダと、カリッとした食感が楽しい青のりパンと共に召し上がれ。

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「ハレクラニ ココナッツケーキ」¥2,450

ハレクラニの人気デザートである「ハレクラニ ココナッツケーキ」。ハレクラニフェアでも常に人気が高く、本場のレシピで作った味が楽しめます。

しっとりと甘い生地とカスタードクリーム、たっぷりとまぶされたココナッツがベストマッチ。酸味のあるフランボワーズソースをつけて“味変”も◎!

■2:オールドインペリアルバーではハレクラニで人気のカクテル3種を提供

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左から、「ル ミント」¥2,400、「アールズ ダイキリ」¥3,200、「ハレクラニ マイタイ」¥3,200

本館中2階の「オールドインペルアルバー」では、昨年ハレクラニのプールサイドに誕生した屋外バー「アールズ」で人気のカクテル3種をオリジナルレシピで提供。

試食会で提供されたノンアルコールカクテル「ル ミント」は、レモンジュースとソーダにミントをたっぷりと添えた、初夏にぴったりのさわやかな味わい。鼻に抜けるミントの香りが爽快で、確かにプールサイドで飲みたいと思わせる一杯です。

ホワイトラムをベースに、デメララシロップ(サトウキビの粗糖を使用したシロップ)や柚子ジュース、ライムジュースをシェイクして仕上げた「アールズ ダイキリ」と、ラムをベースにライムジュースやオレンジキュラソー、アーモンドシロップなどを使用したハレクラニの代表的なカクテル「ハレクラニ マイタイ」は、いずれもフルーティーで南国ムード漂うカクテルです。

■3:テイクアウトで楽しむハワイアンスイーツやベーカリー、惣菜も

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左から、「ハレクラニ ココナッツケーキ」¥1,200、「マカダミアナッツ チョコレートムース」¥1,500

帝国ホテルプラザ 東京 1階にある「パティスリー ガルガンチュワ」では、テイクアウトスイーツも販売されます。

「パークサイドダイナー」で提供される「ハレクラニ ココナッツケーキ」をテイクアウト用にアレンジしたものも。ふんわりしたシフォン生地にカスタードクリームとラズベリーソースを絞ってココナッツをトッピングしたケーキです。軽い口当たりと程よいサイズ感で、食べやすく手土産にもぴったりです。

新作の「マカダミアナッツ チョコレートムース」は、マカダミアナッツのダコワーズ、塩キャラメルガナッシュ、チョコレートムースを重ねて、グラサージュと金粉で艶やかに仕上げた一品。添えられたマカダミアナッツチョコレートも食感のアクセントに。

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左から、「アサイーブレッド」1個 ¥1,630、スライス(5枚)¥830、「パイナップルブリオッシュ」¥750、「マカダミアナッツ チョコレートクロワッサン」¥650

同じく帝国ホテルプラザ 東京 1階にある「エピスリーガルガンチュワ」では、新作を含むベーカリーが3種、登場しています。

「マカダミアナッツ チョコレートクロワッサン」は、「マカダミアナッツ チョコレートムース」をクロワッサンにアレンジ。マカダミアナッツと塩キャラメルガナッシュをクロワッサンに閉じ込めて、ビターチョコレートガナッシュとカカオニブ、そしてマカダミアナッツと金粉をトッピングしています。

マカダミアナッツとチョコレートの相性は言うまでもなく、さらにバターの風味たっぷりのクロワッサン生地に塩キャラメルガナッシュの塩味が効いてやみつきのおいしさです。

こちらも新作の「パイナップルブリオッシュ」は、パイナップルとココナッツというハワイらしいフルーツを用いて創作されたパン。ココナッツクリーム、パイナップルクリーム、角切りのパイナップルをのせたトロピカルなブリオッシュ。南国らしいさわやかな味わいに、トッピングのココナッツのメレンゲとタイムが食感と風味のアクセントになっています。

ハワイで親しまれる「アサイーボウル」をイメージしたパン「アサイーブレッド」も。アサイーのパウダーとピューレを練り込んだフランスパン生地にブルーベリー、クランベリー、ココナッツファイン、グラノーラ、くるみを混ぜ込んで焼き上げています。昨年販売したホールに加えて、今年はスライス(5枚)も販売されます。

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「プレフチキンブレスト オニオンのピクルス添え」¥900

「エピスリー ガルガンチュワ」では、すべて新作となる3種の惣菜も販売されます。

ハワイで定番のサイドメニュー「ハワイアン マカロニ ポテトサラダ」(100g \450)や、ぷりっとした海老の食感とガーリックの香りが食欲をそそる「ノースショアスタイルガーリックシュリンプ」(100g ¥1,500)、スモークの香りを効かせた醤油ベースのマリネ液に一晩漬け込んだ鶏むね肉を真空調理してこんがりと焼き目を付けた「プレフチキンブレスト オニオンのピクルス添え」(¥900)です。

3品をテイクアウトするだけで、自宅でハワイの食卓を再現できる本格メニュー。自宅でもハレクラニの味を楽しみたい方は、ぜひテイクアウトもご検討くださいね。


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ハワイ ハレクラニフェア 2023

ほかにも、本館17階「インペリアルラウンジ アクア」での「ハワイアンアフタヌーンティー with Halekulani」や、帝国ホテルプラザ 東京 1階「カドー ガルガンチュワ」でのハレクラニロゴマーク入りのグッズ販売。そして、本館中二階「レ セゾン」では2023年5月30日(火)、31日(水)にコラボレーションディナーも開催予定です。

料理やスイーツ、カクテルを通して、ハレクラニの味やハワイの食文化を楽しめる「ハワイ ハレクラニフェア 2023」。今年こそはハワイへの渡航を考えている人も、現地へは行けないけれど日本にいながらにしてハワイを感じたい人も、ぜひ足を運んでみてくださいね。

問い合わせ先

  • 帝国ホテル 東京
  • 「ハワイ ハレクラニフェア 2023」
  • 期間/~2023年6月30日(金)
  • 場所/本館1階「パークサイドダイナー」ほか
  • TEL:03‐3504‐1111(ホテル代表)
  • 住所/東京都千代田区内幸町1丁目1−1

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この記事の執筆者
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WRITING :
小林麻美