2023年5月15日、42歳の誕生日を迎えたばかりのザラ・ティンダル。イギリス王室のアン王女と最初の夫であるマーク・フィリップス大尉のひとり娘で、エリザベス2世の孫、王位継承順位は2023年5月現在20位です。

王室の称号はもっていないものの、祖母、母(王室で初めてオリンピックに出場!)から馬に対する情熱をしっかり継承。2012年に開催されたロンドンオリンピックには総合馬術競技に英国馬術チームのメンバーとして出場し、銀メダルを獲得しました。そんな体育会系ロイヤルである彼女がまとった初夏の装いを、スナップから紐解いていきましょう。

■1:ベストドレッサーとの声も!アン王女のブローチをあしらったコートドレス

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ブルーの瞳を際立たせるワントーンコーデ。

2023年5月6日、チャールズ3世とカミラ王妃の戴冠式のため、ウェストミンスター寺院へ。ロンドンブランドのコートドレスは着物風のフロントが特徴。白のパイピングで清潔感と気品を高め、襟元をよりすっきりと演出しています。左胸にはアン王女へ結婚祝いとしてチャールズ3世が贈ったという、ダイヤモンドのリボンとタッセルのブローチをあしらい、華やぎを添えて。クラッチ、ハットも色を統一し、ノーブルに仕上げています。

■2:シャツドレスをフェミニンに演出!軽やかなテニス観戦スタイル

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左は夫のマイク・ティンダル。

2022年6月28日、ウィンブルドンでのテニス観戦には白いシャツワンピースに黒のエスパドリーユで登場。オープンエアの会場にぴったりな、爽やかなワンピースに黒小物で切れ味を効かせています。共布のベルトでウエストマークしバランスアップ。クロスボディにしたチェーンバッグとエスパドリーユのリボンで女らしさも香らせて。

■3:ハッと目を引く輝き!アートピースのようなドラマティックドレス

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オールバックにしたヘアにドロップタイプのイヤリングで洗練された印象。

2022年5月19日、ロンドンの自然史博物館で開催されたチャリティイベントに出席。シルバーのアクセントと、ライラックと赤のニュアンスある色合いが芸術的なドレス。アシンメトリーな裾に大人の色香が漂います。シルバーのピンヒールとおそろいのクラッチを合わせ、輝き際立つメタリックなコーディネートを完成。


イギリス・アン王女の長女「ザラ・ティンダル」が颯爽とまとった初夏の装いをご覧いただきました。自身はオリンピックの銀メダリスト、そして夫のマイク・ティンダルは元ラグビー選手…と筋金入りのスポーツ家系。3人の子どもの母でもあります。2021年に誕生した長男は、なんと自宅のバスルームで出産…、とパワフルなエピソードをもつ彼女は、明るいビッグスマイルの似合う、ポジティブなオーラの持ち主です。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子