北野武監督など日本人の作品が複数ノミネートされ、注目度の高かった第76回カンヌ国際映画祭。スタイリッシュなスターたちのドレス姿も注目ですが、開放感ある南仏に降り立ったばかりのエアポートルックには共通点が…。今夏の旅支度の参考にしたいコーディネートをチェックしていきましょう。
■1:エルザ・ジルベルスタインは…1970年代風のレトロテイストで爽やか配色をエッジーに演出
2023年5月17日、ニース空港に到着した女優のエルザ・ジルベルスタイン。ブルーのジャケット、ストライプシャツ、デニムにスニーカーを合わせた着こなしで登場しました。全身を青と白の2色で統一し、リゾート感あるカラーリングに。清々しさを醸すと同時に、タイトなジャケットや開襟シャツ、フレアなシルエットのデニムでクラシカルなツイストを効かせています。バッグとスニーカーは白を選び、軽快にまとめて。
■2:ヴィルジニー・ルドワイヤンは…「3首出し」と袖まくりでこなれた雰囲気に
同日に到着したヴィルジニー・ルドワイヤンはホワイトのトップスとクロップド丈デニム、スニーカーにネイビージャケットの装いです。ジャケットのインナーはワントーンでまとめることで、すっきり、縦長に見せる効果が期待できます。オーバーサイズなジャケットは袖を肘付近までまくって3首(首、手首、足首)を出し、抜け感を演出。ほのかに女らしさも香らせています。
■3:レナ・マフフは…ステイトメントなベルトの迫力でコーデをクラスアップ
インスタグラムで400万フォロワーを誇る、作家のレナ・マフフ。17日に到着した際は白ジャケットにブラックデニム、スニーカーのコーディネートを披露しました。ベーシックなコーディネートながら新鮮に見えるのは、それぞれのアイテムが持つ今っぽいディテール。ジャケットはオーバーサイズ、インナーはクロップド丈、デニムはローライズのストレートを選び、足元はクラシックなローテク…とカジュアルを最新に更新しています。コーデの要となるのがゴールドのチェーンベルト。ハイブランドのロゴが目を引き、シンプルな装いを格上げしています。
それぞれ個性的な「ジャケット+デニム+スニーカー」の着こなしを披露した3名をご覧いただきました。大人のエレガンスと快適さを両立したスタイリング、バカンスの移動の際にぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子