夏の定番である白ボトム。ふんわりとしたシルエットに女らしい色香が漂うロングスカートは、大人の余裕感じさせる、高揚感あるアイテムです。カジュアルからドレスアップまで汎用性の高さも魅力の、その着こなしをチェックしていきましょう。
■1:アナ・ウィンター…シックと華やぎの絶妙バランスで洗練のドレスアップを
2023年5月12日にニューヨーク・ウォールストリートで開催されイベントに出席した、アメリカ版『ヴォーグ』編集長のアナ・ウィンター。黒の長袖トップスにレースのロングスカートをスタイリング。ニットはほんのりとした透け感と、ボディにフィットするリブ素材でボリュームあるボトムとコントラストの効いたバランスに。スカートはシルクのような光沢ある素材にレースがレイヤードされ、フォーマルにピッタリな華やかさ。ラウンドネックの首元には、大ぶりなカラーストーンのネックレスで上半身の華やかさをキープ。ロマンティックな一着をモノトーンのシックなカラーリングで都会的にまとめています。
■2:ケイティ・ホームズは…ボリューミーなアイテムをメリハリ配色で小気味よく
2023年5月10日、ニューヨーク・ノーホーで見かけられた女優のケイティ・ホームズ。パープルトーンのメランジなニットに、白のロングスカートを合わせて。ニットは裾をウエストインせず、上下ともにゆるっとローキーにまとっています。女らしくもハッキリとした配色で切れ味よく、ボヤけてしまうのを回避。足元のバレエシューズが彼女らしい、ガーリーなムードを盛り上げます。くたっと大きめサイズのトートバッグを無造作に肩からかけて、抜け感たっぷりなデイリーカジュアルを完成。
■3:サイは…ロング&リーンなスタイリングで洒脱な印象に
2023年5月16日、シドニーで開催されたキャリッジワークスのアフターペイ・オーストラリアン・ファッション・ウィーク2023で、オーストラリア在住のファッションイラストレーターであるサイをキャッチ。ベージュのジャケットに白スカートの装いです。ロング丈同士の組み合わせですが、ウエストを絞ったラインのジャケットと、縦ラインを強調するプリーツスカートですっきりとした印象に。大きめクラッチとポインテッドトゥのパンプスをスタイリングして、女らしくエレガントに仕上げています。
「白のロングスカート」の着こなしを披露したファッション賢者3名をご覧いただきました。華やかなアイテムながら、気負わず取り入れるのが今年の気分。ぜひおしゃれ上級者な着こなしを楽しんでください。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子