「黒のコンパクトなジレなら、ワイドパンツもバランスよく!」
トップスのコーディネートを変えて、
前回と同じワイドパンツを着こなしてみました。
■前回の着こなし記事はこちら
![シャツ_1,パンツ_1,ワイドパンツ_1,ピアス_1,時計_1,バッグ_1,靴_1,スニーカー_1,ホワイト_1](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/6/0/720mw/img_60d3509fcff727ae41a05bb0b2a73bd1177016.jpg)
背が低いから太めのパンツは難しい…と思いつつも、
数年来続くオーバーサイズの流行や
リラックスした着こなしを求める気分にはあらがえず
さまざまに挑戦をし続けています。
そんなある日、黒のコンパクトなジレと出会い、
これを合わせれば、ワイドパンツもバランスよく
着こなせるのでは…と思ってトライしたところ、
上半身は小さく、それに対して下半身は
スラッと長く見えるようで、予想以上の結果に。
ジレは伸縮性のあるニット素材を生かして、
盛夏にはブラトップなどに重ねて
ノースリーブトップスとしても着られるよう、
そでぐりも小さめな、XSサイズを選んでいます。
でもこの着こなし、どこかで見たような…と
記憶をたどってみたところ、往年の名画、
ウッディ・アレン監督の『アニー・ホール』で
ヒロインを演じたダイアン・キートンの、
独特なコーディネートにそっくりでした。
彼女はさらにネクタイとベルトをし、
ジレはラフに、いちばん上のボタンを留めるのみ。
映画の制作は1977年のことだそうですが、
スタイリングが少しも古びないどころか新鮮なのは、
ベーシックなアイテムを、組み合わせの妙で
個性的に見せていたからなのかもしれません。
グレーへアにしてから出番が増えたまっ赤な口紅。
![リップ_1](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/9/1/720mw/img_9142c59c52bd80bab0e9ecef28dc82c5388302.jpg)
写真でははっきりとわからないのですが、
この日は、リップにマットな赤を選びました。
真っ赤な口紅が大学時代に流行った世代で、
もともと好きな色ですが、
グレーヘアにしてからいっそう、
赤口紅の出番が増えたようです。
着こなしがマニッシュなせいもありますが、
グレーヘアだと、唇を赤にしても
女っぽさが過剰になることがなく、
気恥ずかさが少し抑えられるようです。
それでもツヤのある赤リップを、
輪郭をはっきりとって塗ると、いかにも
「塗りましたッ」と大げさになってしまうので、
マットに仕上がるものを選び、指や綿棒で
あえて輪郭をぼかすように置いています。
赤口紅をはじめとして、グレーヘアにしてから
おしゃれのうえで、いくつかの発見がありました。
ポジティブな気持ちで楽しんでおりますので、
これから追々、お伝えしていければ…と思います。
(写真/エディターH&J 文/エディターJ)
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