コンサバなイメージのあるツイードジャケットに
あえてデニムなどのカジュアルボトムを合わせる
着こなしは、若いころに憧れて以来、
いつまでも変わらず好きな、私のスタンダード。
そんな普遍的な着こなしをアップデートする機会が
この春、やってきました。
ターコイズブルーが大好きな私にとって、
まず第一に色合いがツボだったのですが、
試着して驚かされたのが、オーバーサイズの
シルエットがもたらす新鮮な表情でした。
ドロップショルダー気味の肩に、
太め＆長めのそで、身幅もゆったり目ですが、
素材が驚くほどやわらかく、軽いためか
小柄な私が着ても“着られている”感が
出にくいことに、まずびっくり。
着心地はまるでカーディガンで、
さまざまな意匠の糸で織った凝った素材なのに、
くつろいだ印象を醸し出してくれます。
ツイードジャケット×カジュアルボトムの
最愛コーディネートが、
オーバーサイズのジャケット、
ワイドシルエットのチノパンで、
今年らしくブラッシュアップできたようです。
ちなみにツイードジャケットのブランド
“AURALEE（オーラリー）”は、この数年、
気がつくと買っていることが増えてきました。
オーソドックスなアイテムを、ちょっとした
シルエットや素材感で、絶妙に今っぽく見せる、
そのさじ加減が、大人にちょうどいいようです。
ターコイズブルーが好きと書きましたが、
好きな色、気になる色は不思議に呼び合うようで、
このジャケットを購入した直後に、
ぴったり合いそうなピアスを発見しました。
ブルー～グリーンのグラデーションに、
ほんの少しピンクを配したピアスは、
大ぶりだけれど、軽くてつけやすいのが魅力。
特にこれから薄着になっていく夏にかけては
着こなしがシンプルになるだけに、
大きめで、色やデザインに存在感のある
アクセサリーが欠かせなくなってきます。
そんなアクセサリーを探すときに
よくアクセスするのが“J.Crew”のオンラインサイト。
「こんなの見たことない～」と思うような
遊び心があってユニークなアイテムが、
思いのほか手頃な価格で見つかるのが魅力です。
新しいおしゃれに挑戦したい…という気分が、
なぜか私の場合、周期的にやってきます。
どうやら今は、久しぶりにその時期のようで、
安くてかわいいもので、挑戦を楽しんでいます。
古着やデッドストックのなかから
お気に入りを見つけていた10代のころのように、
掘り出しものを探し出しておしゃれをする…
その心のときめきは、今も変わらないようです。
（写真／エディターＨ＆Ｊ 文／エディターＪ）
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