イギリス・チャールズ3世とカミラ王妃の戴冠式に伴い、晴れやかなムードが国じゅうを包んだ5月最初の週末。王室の新しい時代のスタートを祝うべく、キャサリン皇太子妃をはじめとするロイヤルファミリーや各国からのゲストたちが煌びやかなスタイルで出席しました。
今回は、Precious.jpでこれまでに公開した晴れやかな装いを、一挙にまとめてお届けしていきます!
■1:どんな装いもお手のもの!キャサリン皇太子妃の多彩なスタイル6選
まずは、来賓との昼食会をはじめ、各地での国民との交流やボランティア活動など、セレモニー以外でもいつも以上に多忙な日々を過ごしたキャサリン皇太子妃の装いをご紹介。多岐に渡る公務に際しても、クラシカルでタイムレス、気品をたたえた多彩な着こなしを披露してくれました。
カラーをテーマにした統一感のある装いでも注目を集めるキャサリン皇太子妃。今回も、定番モノトーンのみならず、鮮やかブルーやエレガントな赤など、彩りを美しく、そして堂々と取り入れていたのが印象的です。
左は、戴冠式の前日にバッキンガム宮殿で開催された昼食会に出席したキャサリン皇太子妃。白い膝丈のワンピースとスリングバックのパンプスという洗練されたモノトーンスタイルを見せてくれました。
海外からのゲストを招いたレセプションには、ロンドンブランドのブルーのワンピースに着替えて登場。パフスリーブがほんのりモードなワンピースは、ドレープの寄ったフロントのデザインがエレガント!
さらに戴冠式コンサートでは、大胆な赤のパワースーツで一層の華を添えて。深くフロントが交差するデザインのジャケットを素肌に纏い、フレンチブランドのアイコニックなジュエリーがさらに品格をアップしています。
そしてこちらは、チャールズ3世とカミラ王妃の戴冠式という歴史的瞬間に纏ったガウンスタイル。アイボリーのシルククレープ素材のガウンには、シルバーやゴールドでバラ、アザミ、水仙、シャムロックなどの英国のシンボルをモチーフにした刺繍が施されています。
耳元にはダイアナ妃が所有していたパールとダイヤモンドのイヤリングを着用し、この場にいることが叶わなかった今は亡きウィリアム皇太子の母へ、オマージュを捧げて。
アクティブなシーンでの、フレッシュでリラクシーなスタイルもお得意なキャサリン皇太子妃。ジャケット×スニーカーや、デニム×ブラウスなど、きちんと感もキープしたカジュアルスタイルは参考にしたいものばかりです。
左はビッグランチと呼ばれる、屋外パーティーで市民と交流した際のスタイル。リネンジャケット&スニーカーの初夏らしい装いで登場しました。パールイヤリングとセンタープリーツのパンツでエレガントさをキープしつつ、白Tシャツと白スニーカーを合わせてアクティブな雰囲気の装いを完成。
右は戴冠式の一環として行われたボランティア「Big Help Out」にシャーロット王女、ルイ王子と参加した際の装い。カーゴパンツにチェルシーブーツといったカジュアルなスタイルに、ネックラインにフリルのあしらわれたシャンブレーシャツを組み合わせて優しげな表情を引き出しています。
■2:各国のゲストが魅せたカラフルな装い5選
各国からのゲストたちは、彩り豊かな装いで出席。秋篠宮妃紀子さまは、ペールピンクの美しい和服姿で登場。フランス大統領夫人のブリジット・マクロンは、パステルピンクで統一したワントーンスタイル。そして、アメリカ大統領夫人のジル・バイデンは、ブルーが鮮やかなアメリカンブランドのスカートスーツを披露しました。
優しげアイシーカラーのワンピース&コートのアンサンブルが印象的だったのは、ウクライナ大統領夫人のオレナ・ゼレンスカ。白のパンプスが、軽やかな切れ味を添えています。ピンクのスカートスーツにラフィアハットを合わせ、可憐で華やかなスタイルを見せていたのは、スペイン・レティシア王妃です。
■3:ロイヤルの気品に満ちて!王室ファミリーの戴冠式ファッション5選
つづいては、国王夫妻の晴れやかな大舞台を目の前で見守ったロイヤルファミリーにご注目。シャーロット王女をはじめ、ソフィー妃、レディ・ルイーズ・ウィンザーらの優雅な装いをお届けします。
キャサリン皇太子妃とお揃いのヘッドピースを身につけ、真っ白な装いで観衆を魅了したリトルプリンセス・シャーロット王女。母・キャサリン皇太子妃と同じイギリスブランドによるドレスとケープを着用し、足元は、ラウンドトゥにストラップがあしらわれたクリーム色のシューズを合わせて清楚で愛らしいルックに。
左のソフィー妃は、陶器からインスピレーションを得たという花刺繍ドレスで登場。ロンドンブランドによるオーダーメイドの一着は、英国らしいフローラル刺繍のデザインです。
そして、白と青のエレガントなドレスで美しく成長した姿を披露したのは、エドワード王子とソフィー妃の長女で、チャールズ3世の姪にあたるレディ・ルイーズ・ウィンザー。フェミニンな白と青の花柄ドレスとパウダーブルーの帽子を合わせた、清潔感溢れる着こなしを披露しました。
左は、アンドルー王子とセーラ・ファーガソンの長女であるベアトリス王女。パフスリーブとベルトが特徴的なホットピンクのドレスを着用し、観衆の視線を集めていました。ゴールドのヘッドバンドで、華やぎ感もさらにアップ。
ネイビー×ダイヤモンドで品よく仕上げていたのは、右のベアトリス王女の妹、ユージェニー王女。ネイビーのワントーンスタイルに、ダイヤモンドのチョーカーとドロップイヤリングで華麗な煌めきを添えて。品格光るルックにまとめています。
以上、イギリス国王夫妻の戴冠式という歴史的瞬間に集まった、ロイヤルファミリーや各国のゲストたちの晴れやかな装いを一挙にまとめてお届けしました。華やかながらも、品格を感じさせる知的な装いはさすが!「記事を読む」ボタンからは、さらに詳しくご覧いただけます。ぜひ、チェックしてみてください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images