イギリス・チャールズ3世とカミラ王妃の戴冠式に伴い、晴れやかなムードが国じゅうを包んだ5月最初の週末。各国から招待された2,200人以上が参列し、キャサリン皇太子妃はいつも以上にフルスロットルな日々を過ごしたようです。

華麗なガウン(ロングドレス)から、アクティブなカーゴパンツまで、多岐に渡る公務内容が表れたファッションをチェックしていきましょう

■1:スリングバックでフェミニンさをプラス!モノトーンワンピースで昼食会へ

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この後、同じ装いでバッキンガム宮殿前の通り「ザ・マル」にサプライズ登場。前日から場所取りをする市民らと交流しました。

2023年5月5日、戴冠式の前日にバッキンガム宮殿で開催された昼食会には、白い膝丈のワンピースとスリングバックのパンプスという洗練されたモノトーンで出席。ペンシルスカートでスリークなシルエットに、ネックライン&ウエストにあしらわれた黒のトリムが美しいスタイルを引き立てます。10.5cmヒールのポインテッドトゥはサイドのカットアウトと、かかとのデザインが印象的。ミニマルなワンピースにさりげなく女らしいアクセントを添えています。ダイヤモンドイヤリングは、王室所有のもの。繊細なパールのドロップが顔まわりに上品な輝きを添えています。

■2:ドレープが優雅さを際立てる!鮮やかブルーのワンピースでレセプションに出席

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アメリカ大統領夫人のジル・バイデン、彼女の孫であるフィネガン・バイデンと談笑。

同日、同じくバッキンガム宮殿で開催された、海外からのゲストを招いたレセプションには、ロンドンブランドのブルーのワンピースに着替えて登場。パフスリーブがほんのりモードなワンピースは、ドレープの寄ったフロントのデザインがエレガント。写真には写っていませんが、足元も同じブルーのポインテッドトゥをセレクト。統一感を持たせつつ、10.5cmのスティレットヒールとクリスタルのバックストラップで華やぎ感を高めていました。

■3:華麗!歴史的瞬間には最愛ブランドのヘッドピースとガウンを選択

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アイコニックなイヤリングと立体的なヘッドピースがベストマッチ。
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ローブのフロントにはロイヤルビクトリア勲章のクロスが。

2023年5月6日、ロンドン・ウェストミンスター寺院で行われたチャールズ3世とカミラ王妃の戴冠式には、ウェディングなど重要なイベントで纏った、最愛のイギリスブランドを選び、圧倒的なオーラを披露しました。アイボリーのシルククレープ素材のガウンはシルバーやゴールドでバラ、アザミ、水仙、シャムロックなどの英国のシンボルをモチーフにした刺繍が施されています。視線を奪うヘッドピースは、帽子デザイナーと、ガウンと同じブランドのコラボレーション。ガウンの上に重ねたローブは、ロイヤルビクトリア勲章において最高位を示すもの。左胸に騎士団の星が描かれています。ダイヤモンドとパールのイヤリングは故ダイアナ妃のお気に入りで、1990年代に愛用されていたものです。

■4:リネンジャケット&スニーカーの初夏らしい装いでビッグランチに

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疲れを感じさせない様子で近所の人たちと交流を楽しみました。

戴冠式の翌日、5月7日はウィンザー城近くのロングウォークに登場。ビッグランチと呼ばれる、屋外パーティーで市民と交流しました。式典での荘厳な装いから一転、パウダーブルーのジャケットにスニーカーでカジュアルなコーディネート。インナーには白Tシャツを合わせ、清々しく顔映えを叶えて。パールイヤリングとセンタープリーツのパンツでエレガントさをキープしつつ、アクティブな雰囲気の装いを完成。

■5:戴冠式コンサートへは赤のパワースーツでスタイリッシュに登場

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(左から)キャサリン皇太子妃、ユージェニー王女、シャーロット王女、ジョージ王子。

同日夜は、ケイティ・ペリーらがパフォーマンスを披露した戴冠式コンサートへ。戴冠式でのガウンと同じデザイナーによる、クレープ素材のパンツスーツは視線を奪う大胆な赤。深くフロントが交差するデザインのジャケットを素肌に着て、フレンチブランドのアイコニックなジュエリーで品格をアップ。フレアなシルエットのパンツが美脚を引き立てます。強めのウエーブを施したヘアでパフフルに仕上げて。

■6:王女&王子とともにリラックスした装いでボランティア活動に参加

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ルイ王子とシャーロット王女の手を引いて。

5月8日、戴冠式の一環として行われたボランティア「Big Help Out」にシャーロット王女、ルイ王子と参加。スカウトと共に活動に勤しむ日は、カーゴパンツにチェルシーブーツのカジュアルなスタイルで。ネックラインにフリルのあしらわれたシャンブレーシャツが優しげな表情を引き出しています。


イギリス国王戴冠式の一連のイベントでキャサリン皇太子妃が披露したファッションをご覧いただきました。戴冠式は土曜日に行われ、月曜日は休日。3連休を楽しむイギリス国民をよそに、前日の金曜日から幅広い公務に勤しんだ皇太子妃。多忙さを微塵も感じさせない、その常にパーフェクトなスタイルには驚かさますね!

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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子