【目次】
大人のキャットラインの書き方
◆大人はカラーライナーを使うと◎
若いころは頑張って描いていたアイラインを、ここ数年はめんどうなので省略している…。その理由は、定番の黒でアイラインを頑張って描けば描くほど、目尻の下り、下まぶたのシワ、被りまぶたなどの老け感がますます強調されてしまうから。
それは、若いころに覚えたアイラインの描き方が長年更新されていないことが原因かもしれません。大人は、加齢目元を強調する黒ライナーからは脱却し、思い切ってカラーライナーにチェンジを! 色の効果で老け感も失敗も目立ちにくく、定番のブラウンアイシャドウですら新鮮でおしゃれ。
◆オリーブカラーを使ったキャットラインの書き方

たるみ目尻を引き上げたいと、黒のリキッドアイライナーで目の際から離れるほど目尻ラインを大胆にハネ上げるのがお約束、という人は要注意。きちんとメイクしているのに、古くさい老け顔になっている可能性大!
まず色は適度な引き締め効果と抜け感、そしておしゃれ感を備えたオリーブカラーを選択。さらに目尻ラインは、やみくもにハネ上げるのではなく “下まぶたラインの延長線上” に8mmほどはみ出して描くのが正解です。
これで自然なのにリフトアップ効果が得られる、洗練された「キャットライン」に。この絶妙な角度に慣れるまでは、紙を下まぶたに沿うようにあてて、芯を沿わせながら描くと失敗しません。
◇【キャットラインの書き方】
STEP.1:芯先を小刻みに動かしてまつげの間を埋める

STEP.2:下まぶたラインの延長線になるように目尻ラインを描く

失敗しても大丈夫。【乳液をつけた綿棒】で修正を!

目尻ラインの角度がずれたり、長くしすぎたりしたら綿棒で修正を。ただし乾いた綿棒でこすると、かえって色を広げ、キレイに除去できないばかりか刺激で赤みや乾燥、シワの原因になるので要注意。必ず乳液や目元美容液を含ませた綿棒で拭き取るのが鉄則。
さらに小さめブラシにフェースパウダーをとり、トントンと重ねておくとにじみ防止に。
フィット感の高いメタリックなオリーブカラー。つきのいいクリーミーな感触だが、すぐにピタリとフィットしてにじまない。
【目力アップ】には “オリーブカラー” が最強! ペンシル1本で目元際立つ「アイライナー」特訓
◆モスグリーンを使ったキャットラインの書き方
黒、あるいはブラウンの定番アイラインをカラーにおき換えるだけ。ラインを“引くだけ”で、メイクだけではなく装いまでも小粋な印象に。カラーアイライナーをライン使いする場合は、ボルドーやモスグリーンなどの彩度の低いダークカラーを選ぶのが正解。
ラインならではの引き締め効果に加え、トレンドカラーを差すことにより、華やぎと遊び心までも目元に纏うことができるのです。
◇【キャットラインの書き方】
POINT:目尻にかけて徐々に濃く太く
モスグリーンを目頭側の上まぶたの際に垂直におく。中央までは芯先で細く、目尻にかけてアイライナーを傾け、徐々に濃さと太さが出るように引く。目尻を斜め上に跳ね上げるとキャットラインに。
高発色と高密着が自慢のアイライナー。とろけるようなテクスチャーで、繊細なラインも思い通りに描けて滲みにくい。471は肌なじみのよい、こっくりとしたグリーン。
パーティメイクは “カラーアイライナー” で目力アップ!【さっと “引くだけ” で目元が華やぐアイライナーテクニック】
【Tip】左右対称にラインを書くコツ
目尻から約7ミリを始点にするのがコツ。アイラインの始点と終点を決めれば、左右対称な美ラインも簡単に。始点は目尻から7ミリの部分、終点を目の下の縁の延長線上に設定。始点と終点、目尻と終点をそれぞれラインでつなぎ三角形の内側を塗りつぶせば完成!
引き締め効果の高いダークカラーを使用する場合は、始点を目尻から5ミリの部分に設定すれば、きつく見えず柔らかな印象に仕上がる。
失敗しない!美麗な眼差しが叶う!カンタン【カラーアイライナーテクニック】Q&A
キャットラインにおすすめのアイテム【4選】
【1】ジバンシイ「コール・クチュール・ウォータープルーフ 2」
【2】プラダ ビューティ「ラインズ デュラブル グライディング アイペンシル 02」
【3】シャネル「スティロ ユー ウォータープルーフ N 943」
パルファム ジバンシイ コール・クチュール・ウォータープルーフ 2
濃密発色のチェスナッツブラウン。
プラダ ビューティ ラインズ デュラブル グライディング アイペンシル 02
瞳に呼応するブラウン。モデル使用色。
シャネル スティロ ユー ウォータープルーフ N 943
光沢のあるブロンズブラウン。美しい発色を一日中キープする。
真夏のナイトアウトは “華やかアイメイク” に挑戦!【ブラウンアイライナー】で叶えるゴージャスなアイメイク術とは?
【4】ディオール「ディオールショウ スティロ ウォータープルーフ」
ショーのバックステージでの必需品として誕生。クラシカルからポップまでモード感のあるカラーバリエーションに。驚くほどなめらかな描き心地と密着感、汗や涙にも強い耐水性は、さすがランウェイ仕込み。
ホリデーシーズンは “カラーアイライナー” で目力をアップ!エルメス、ディオール、イヴ・サンローランからアイライナーを厳選
※掲載した商品の価格はすべて税込みです。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香

















