涼しげかつ上品に導いてくれるパープルは、紫陽花が見ごろのこの時期にもマッチして、季節と呼応することができます。今回ご紹介するラベンダーは、透明感までも引き上げてくれる、まさにいいこと尽くしのカラー。

■1:アナリン・マッコードは…ストレスフリーなセットアップは淡いラベンダーでしなやかに

淡いトーンの着こなしが引き締まる、キャットアイのキャッチーなサングラスもgoodバランス。
淡いトーンの着こなしが引き締まる、キャットアイのキャッチーなサングラスもgoodバランス。

2023年6月2日、ビバリーヒルズの街中でキャッチされた俳優のアナリン・マッコード。人気ステーキハウス『The Grill on the Alley』のフードをテイクアウトしたようで、ゆったりとしたセットアップの軽装姿でした。気軽なワンマイルコーディネートは、リラックス感のある揃いの上下が重宝します。シャツと微フレアパンツの組み合わせ、そして爽やかかつ好印象なラベンダーカラーなら、しなやかにまとまって品の良さも両立可能。白のフラットサンダルで軽快さとリラックスムードを高めたら、華やかさのアップするメタリックゴールドのバッグを投入し、キレよくフィニッシュ。

■2:エミリー・シンドレフは…ぱきっとした白と濃いめのラベンダーを合わせ透明感を倍増

ふわふわと巻いたハイポニーテールで額をしっかり覗かせ、フレッシュさをアピール。
ふわふわと巻いたハイポニーテールで額をしっかり覗かせ、フレッシュさをアピール。

各ファッションウィークのストリートスナップで、カラフルでプレイフルな着こなしを披露してくれるコペンハーゲンのインフルエンサー、エミリー・シンドレフ。この日はシャープな真っ白のトップスに、ラベンダーパンツを合わせた涼感コーディネートに身を包んでいました。さりげないロゴがアクセントの白Tシャツに、同色のジップアップパーカを重ね、レフ板効果を作りながら立体シルエットをメイク。そこにサテン素材でメリハリがアップするラベンダーカラーのパンツを合わせ、透明感の引き上がる配色へ。ラベンダーは薄めのトーンより、やや濃いめのトーンを選択するとぼんやりせず、生き生きとした印象に繋がります。足元でも白をリピートし、手元にはミントグリーンのバッグを携え爽やかワントーンコーディネートを完成させて。

■3:ニルファール・アダティは…着映え力抜群な花柄ドレスは淡いラベンダーとホルターネックでヘルシーに

上半身はすっきり、スカート部分はふわっと広がるシルエットで美バランス。
上半身はすっきり、スカート部分はふわっと広がるシルエットのワンピースなら、テク要らずで美バランス。

第78回ヴェネツィア国際映画祭での、TVパーソナリティであるニルファール・アダティの着こなしをピックアップ。大きめの花柄ペイントドレスは、ラベンダーカラーで知的さと爽やかさを両立。ホルターネックのディテールなので、ヘルシーさを両立することに成功しています。さらに全体にバランスよく配置された淡いグリーンカラーが、心地よいリズムを生んでいます。手元には濃いめパープルのミニハンドバッグを迎え、奥行きを演出。ドラマチックなワンピースが程よくドレスダウンできるフラットサンダルは、白をセレクトすることで涼しげなムードを上乗せしました。


清涼感や透明感、上品さ、そして季節にマッチする… メリットだらけの「涼感パープル」の着こなしをご紹介しました。この時期に映えて絵になること間違いなしなので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香