【目次】

「ショート」2選


フォーマルにもおすすめ!上品アレンジ

完成

完成

サイド

サイド

バック

バック

<スタイリング方法>

髪を束ねたり編んだりできないショートヘアでも、印象をガラッと変えられるアレンジが楽しめます。今回、ご紹介するスタイルが大人のオールバック。pinceau代表の山岸亜由美さんは、「カーラーで巻いて毛先に動きを出しておくと、マニッシュなスタイルでも上品な大人の女性らしいスタイルになります」とのこと。頭頂部にボリュームがない髪でも、「頭頂部から後頭部にかけて根元を立たせるようにカーラーで巻いておけば、ボリューム感が出せます。トップがペタンコになりやすい方にもおすすめのスタイルです」(山岸さん)。

スタイリング前

スタイリング前
<STEP.1>前髪は斜めにリバース巻きにする

カーラーで分け目をまたぐように斜めに巻く。

カーラーで分け目をまたぐように斜めに巻く。
<STEP.2>頭頂部から後頭部、両サイドを根元を立ち上げるようにカーラーで巻く

頭頂部から後頭部のカーラーは真っ直ぐ、サイドはやや斜めになるようにリバース巻きにする

頭頂部から後頭部のカーラーは真っ直ぐ、サイドはやや斜めになるようにリバース巻きにする。
<STEP.3>髪をかき上げるようにスタイリング剤をなじませる

手ぐしでとかしつけるように、セット力のあるスタイリング剤をなじませる

手ぐしでとかしつけるように、セット力のあるスタイリング剤をなじませる。
。。<STEP.4>サイドの髪をなでつけるようにとかす

サイドの髪を耳にかけながらタイトにまとめる

サイドの髪を耳にかけながらタイトにまとめる。

髪をなでつけるスタイリング剤は『トリエジューシージュレ 7』80g (ルベル)が山岸さんのおすすめ。「ワックスとポマードの中間のような仕上がりになります。いちばんハードな10ではなく、7のジュレなら毛束が固まりすぎないので使いやすいですよ」(山岸さん)。

着物にも似合う!トップのふんわり感をつぶさない、大人世代のオールバック

程よいボリュームで作る菱形シルエット

完成

完成

サイド

サイド

バック

バック

<スタイリング方法>

スタイリングをなじませるには、毛先を握ったり毛束をつまんだり、いろいろな方法があります。どうも上手くできない…という方は、「擦り合わせ」がおすすめです。「手のひらで毛先を擦り合わせるようにスタイリング剤をなじませると、自然に空気感のあるカール感が生まれます。スタイリング剤をなじませると、どうしても毛束がまとまってしまう方は、この方法をお試しください」(Rougy ヘアデザイナー 渡邊健太さん)。

スタイリング前

スタイリング前
<STEP.1>頭頂部を指で擦りながらドライヤーをあてる

髪が根元から立ち上がるように指の腹で頭皮を擦りながらドライヤーをあてる。

髪が根元から立ち上がるように指の腹で頭皮を擦りながらドライヤーをあてる。
<STEP.2>毛先を1カール内巻きにする

毛先をカールアイロンで1カール内巻きにする。

毛先をカールアイロンで1カール内巻きにする。
<STEP.3>両手のひらに毛束を挟み、擦り合わせるようにしてワックスをなじませる

柔らかめのワックスを手のひらに広げ、毛先を中心に擦り合わせながらワックスをなじませる。

柔らかめのワックスを手のひらに広げ、毛先を中心に擦り合わせながらワックスをなじませる。

「毛量が多い髪を暗い色で白髪を染めると、雰囲気まで暗くなってしまいます。毛量の多い方こそ、明るめの色がおすすめです。白髪が目立ちやすい顔まわりや生え際を中心にハイライトを入れておくと、白髪が伸びてきても目立ちません」(渡邊さん)。

【クセ毛の収め方】毛先のあしらいひとつで、広がりやすいクセ毛が収まりのいい形に変身!

「ボブ」3選


ふんわり感がポイントの外ハネスタイリング

完成

完成

サイド

サイド

バック

バック

<スタイリング方法>

「トップのふんわり感とパーマの質感がデザインのカギ。根元はブラッシングで立ち上げ、タオルドライをしっかり行い、パーマの持ちを良くしましょう」(AntiOurs 副店長 MASAさん)。

スタイリング前

スタイリング前
<STEP.1>タオルドライで6~7割まで乾かす

髪全体を濡らしたら、乾いたタオルで6~7割までしっかり水分をとる。

髪全体を濡らしたら、乾いたタオルで6~7割までしっかり水分をとる。
<STEP.2>ブラッシングして根元を起こす

頭皮用ブラシでオールバックにブラッシングして髪の根元を起こす。

頭皮用ブラシでオールバックにブラッシングして髪の根元を起こす。
<STEP.3>根元を中心に8割まで乾かす

ドライヤーの弱風を根元中心に当てて、8割程度まで乾かす。

ドライヤーの弱風を根元中心に当てて、8割程度まで乾かす。
<STEP.4>オイルをなじませる

重めのトリートメントオイルを全体になじませ、最後に外へ逃がすように毛先にももみこむ。

重めのトリートメントオイルを全体になじませ、最後に外へ逃がすように毛先にももみこむ。

「40代は毛先がハネすぎると子どもっぽくなるので、外に逃がすようにスタイリングして自然なメリハリを作りましょう。毛先に抜け感を作ってナチュラルに仕上げて」(MASAさん)。

40代に似合う【ボブスタイル】パーマで叶えるふんわり感UP&すっきりシルエット

単調に見せないワンレンボブの耳かけスタイリング

完成

完成

サイド

サイド

バック

バック

<スタイリング方法>

「洗髪してざっと乾かしただけでも自然にまとまりがでるよう、カットである程度は調整していますが、ブローのひと手間を加えることで、よりふんわり柔らかさが出てこなれた雰囲気に。前髪のみカーラーを使い、自然な立ち上がりを作ることで、トップのぺたんこも気にならなくなります」(ABBEY スタイリスト 小田嶋信人さん)。

スタイリング前

スタイリング前
<STEP.1>サイドからバックはロールブラシを使ってブロー

ロールブラシに毛先から髪を巻き込み、ドライヤーの温風をあてながらしっかりとテンションを与えながら髪をのばしていく。ロールブラシは自然な丸みを出せる直径5㎝以上のものが使いやすくておすすめ。

ロールブラシに毛先から髪を巻き込み、ドライヤーの温風をあてながらしっかりとテンションを与えながら髪をのばしていく。ロールブラシは自然な丸みを出せる直径5㎝以上のものが使いやすくておすすめ。
<STEP.2>前髪はカーラーでふんわり柔らかニュアンスに

前髪は直径5cmくらいの大きめのカーラーで巻く。ドライヤーの温風を軽くあててから外し、ふわっと自然に立ち上がり、柔らかく流れるニュアンスに。

前髪は直径5cmくらいの大きめのカーラーで巻く。ドライヤーの温風を軽くあててから外し、ふわっと自然に立ち上がり、柔らかく流れるニュアンスに。

「スタイリング剤はさらっと軽やかになじみツヤを出すオイルがおすすめ。中間から毛先を中心になじませることで、しなやかにまとまる髪に」(小田嶋さん)。

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タイトにまとめて今っぽい外ハネアレンジ

完成

完成

サイド

サイド

バック

バック

<スタイリング方法>

「全体的にはタイトにまとめて今っぽさを出していますが、毛先は外ハネに軽く巻くことで女性らしい華やかさも適度に出て、バランスのいいスタイルに。アイロンはストレートアイロンを使うのが手軽なうえ、ぐるんとならずにこなれた外ハネが作れます」(AMATA 店長 スタイリスト ERIさん)。

スタイリング前

スタイリング前
<STEP.1>毛先はアイロンで外ハネに

毛先はストレートアイロンを使って外ハネに。中間から毛先に向かってスーッと通し、毛先のみをアイロンを半回転させるようにしてハネさせて。

毛先はストレートアイロンを使って外ハネに。中間から毛先に向かってスーッと通し、毛先のみをアイロンを半回転させるようにしてハネさせて。
<STEP.2>スタイリング剤をつけて髪をタイトに整える

ウェットなニュアンスが作れるグリース系スタイリング剤を手に取り、耳上から毛先にかけてのサイドの髪を耳にかけながらタイトに整える。

ウェットなニュアンスが作れるグリース系スタイリング剤を手に取り、耳上から毛先にかけてのサイドの髪を耳にかけながらタイトに整える。
<STEP.3>くしを通し、面を整える

耳にかけたサイドに髪をくしでとかし、面をキレイに整えて。このひと手間で格段に、オールバックのスタイルがシャープでおしゃれにランクアップ!

耳にかけたサイドに髪をくしでとかし、面をキレイに整えて。このひと手間で格段に、オールバックのスタイルがシャープでおしゃれにランクアップ!

40代に似合う【シャープかつエレガントなウェットボブ】ボリュームが出づらい髪はあえてタイトなスタイリングで!

「ミディアム」2選


モード感を演出するウェットヘアアレンジ

完成

完成

サイド

サイド

バック

バック

<スタイリング方法>

髪悩みの多い大人の女性がウエットヘアにチャレンジするなら、ソフトタイプのグリースがおすすめ。程よい重さとホールド力を併せもつので、ボリューム調整やシルエット形成が自在になります。パサつきを抑え、髪を艶やかに見せる効果も。「グリースは、ほんのり湿らせた髪に使用すると、のびがよくなり、形も決まりやすくなります。特にうねりが気になる前髪は、思いきってかき上げるようにオールバックに。固めることなく髪に柔軟な動きを出すグリースの効果により、前髪の根元に自然な立ち上がりがつき、マスキュリンな印象に。サイド〜バックもグリースを塗布してウエット感を出すと、うねりがニュアンスに早変わり。広がりが気になる毛先やハチ周りのボリュームダウンも簡単です」(Belle omotesando 堀之内大介さん)。

<STEP.1>大豆1粒分のグリースをとる

グリースは一度にたくさん出さないこと。少しずつ出し、様子を見ながらつけ足しを。一度に出す量は大豆1粒分と心得て。

グリースは一度にたくさん出さないこと。少しずつ出し、様子を見ながらつけ足しを。一度に出す量は大豆1粒分と心得て。
<STEP.2>グリースを両手に広げる

グリースを両手の指の間にまで、まんべんなく広げておく。そうすると手ぐしを入れた際にスタイルが決まりやすくなる。

グリースを両手の指の間にまで、まんべんなく広げておく。そうすると手ぐしを入れた際にスタイルが決まりやすくなる。
<STEP.3>前髪をかき上げるように塗布

あらかじめ髪全体を軽く湿らせておく。まず、うねりが気になる前髪に手ぐしを入れてかき上げ、オールバックにスタイリング。

あらかじめ髪全体を軽く湿らせておく。まず、うねりが気になる前髪に手ぐしを入れてかき上げ、オールバックにスタイリング。
<STEP.4>中間〜毛先にも塗布する

サイドとバックの中間〜毛先を両手で挟むようにしてグリースを塗布していく。足りないようであれば、グリースをつけ足して。

サイドとバックの中間〜毛先を両手で挟むようにしてグリースを塗布していく。足りないようであれば、グリースをつけ足して。
<STEP.5>ハチ周りをタイトに抑える

ハチ周りなどふくらみが気になる部分は、グリースが残った両手で押さえてコンパクトに。全体のシルエットを調整したら完成。

ハチ周りなどふくらみが気になる部分は、グリースが残った両手で押さえてコンパクトに。全体のシルエットを調整したら完成。

【40代に似合う髪型】梅雨の湿気に左右されず “モード感” を演出する「ウェットヘア」にチャレンジ!

ラフに仕上げておしゃれに見せるかき上げウェットヘア×外ハネ

完成

完成

<スタイリング方法>

ジェルを使って顔周りの髪を後ろに流した「かき上げウエット」。

全体的にほんのり濡れ感を与えることで、モード感とハンサムさが加味。がっちり固めてしまうと女性らしさが損なわれてしまうので、ジェルをつけすぎず、トップにエアリー感を残すのがコツ。

<STEP.1>大豆2粒大のジェルをとる

ミディアムの場合で大豆2粒分のヘアジェルを手にとり、両手のひらに広げる。指の間にまでしっかりと広げておくのがポイント。

ミディアムの場合で大豆2粒分のヘアジェルを手にとり、両手のひらに広げる。指の間にまでしっかりと広げておくのがポイント。
<STEP.2>両手で顔周りの髪をかき上げる

顔周りの髪をかき上げるように手ぐしを入れてジェルをなじませていく。抑えつけすぎないよう、根元にふんわり感を残すのがコツ。

顔周りの髪をかき上げるように手ぐしを入れてジェルをなじませていく。抑えつけすぎないよう、根元にふんわり感を残すのがコツ。
<STEP.3>襟足の内側から手ぐしを入れる

ジェルが残った両手を襟足の内側から入れて、バックにもウエット感をプラス。ウエット面積が大きくなるほど、クールさが強まる。

ジェルが残った両手を襟足の内側から入れて、バックにもウエット感をプラス。ウエット面積が大きくなるほど、クールさが強まる。
<STEP.4>毛先に手ぐしを入れて外ハネに

続いて外側から手ぐしを入れる。襟足部分をタイトに抑え、毛先にハネ感を出すことでスタイルにメリハリが出て好バランスに。

続いて外側から手ぐしを入れる。襟足部分をタイトに抑え、毛先にハネ感を出すことでスタイルにメリハリが出て好バランスに。

大人女性の髪型をモード&スタイリッシュに仕上げる【ウエットヘア】テクニックを公開!

「ロングヘア」2選


トップのボリュームがポイントのひとつ結びアレンジ

完成

完成

サイド

サイド

バック

バック

<スタイリング方法>

PearLの代表 MATSUさんが提案してくれたのは、ハーフアップを仕込んで作るひとつ結び。

「2回に分けて結ぶことで、トップが自然とボリュームアップできます。スタイリング剤をオールバックになじませてから、ハチ上の髪をハーフアップにすると、ふんわり感が出せますよ」(MATSUさん)。

スタイリング前

スタイリング前
<STEP.1>スタイリング剤を全体になじませる

グロスジェルタイプのスタイリング剤を手のひらになじませ、オールバックになるように手グシで根元からなじませる。

グロスジェルタイプのスタイリング剤を手のひらになじませ、オールバックになるように手グシで根元からなじませる。
<STEP.2>ハチ上の髪をハーフアップに

ハチ上の髪をゆるくまとめ、ハーフアップにする。

ハチ上の髪をゆるくまとめ、ハーフアップにする。
<STEP.3>ひとつにまとめて結ぶ

ハーフアップにした髪と、残りの髪をまとめてひとつに結ぶ。

ハーフアップにした髪と、残りの髪をまとめてひとつに結ぶ。
<STEP.4>結び目に毛束を巻きつけて留める

ひとつに結んだ髪から細く毛束を取り、ゴムの上に巻きつけてピンで留める。

ひとつに結んだ髪から細く毛束を取り、ゴムの上に巻きつけてピンで留める。
<STEP.5>トップを引き出して整える

トップの毛束を少しずつ引き出し、ふんわりボリュームを出して整える。

トップの毛束を少しずつ引き出し、ふんわりボリュームを出して整える。

「ジェルタイプのスタイリング剤をなじませておくことで、潤いとツヤが出るので40代の方にはオススメです。少しサイドに寄せて結ぶと、よりドレッシーな雰囲気に仕上がります」(MATSUさん)。

ひと手間でボリュームアップ!丸い輪郭を強調しない、簡単「ひとつ結び」

ラフな毛束がおしゃれなセミロングスタイリング

完成

完成

サイド

サイド

バック

バック

<スタイリング方法>

「シルエットに横幅をもたせるため、サイドにふんわりボリュームを出しましょう。肩上の髪は軽めにして、ややタイトに仕上げるとメリハリが生まれて輪郭カバー効果がアップします。また、ペタッと分けるのは絶対にNG。一度オールバックにするとトップに程よいボリュームが出ます。こめかみから前髪を引き出して、頬にかかる髪を作ってあげると、輪郭をぼかしつつ柔らかい印象に」(AFLOAT D’L ヘアクリエーター 井上晃輔さん)。

スタイリング前

スタイリング前
<STEP.1>ドライヤーで根元を起こす

髪の根元に風を当てながら乾かし、根元に立ち上がりをつける。

髪の根元に風を当てながら乾かし、根元に立ち上がりをつける。
<STEP.2>毛先を外ハネに巻く

38mm(太め)のヘアアイロンで、全体の毛先を外ハネに巻く。

38mm(太め)のヘアアイロンで、全体の毛先を外ハネに巻く。
<STEP.3>ジェルでオールバックにする

ウェット感が出るジェルタイプのスタイリング剤を手のひらにのばし、手グシでオールバックにする。耳にかけて、毛先がタイトになるように下ろす。

ウェット感が出るジェルタイプのスタイリング剤を手のひらにのばし、手グシでオールバックにする。耳にかけて、毛先がタイトになるように下ろす。
<STEP.4>毛束を引き出して整える

こめかみあたりから前髪を引き出し、頬にかかる毛束を調整。サイドのボリューム感を調節しながら整えて完成。

こめかみあたりから前髪を引き出し、頬にかかる毛束を調整。サイドのボリューム感を調節しながら整えて完成。

「40歳は髪が細くなり、乾燥感が出てきます。ペタッとしないウェットな質感のスタイリング剤を、オールバックにするようになじませると、ふんわり感とツヤが叶いますよ」(井上さん)。

秘策は頬にかかる後れ毛!面長の大人印象にあどけなさをプラスするセミロング

この記事の執筆者
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