ラグジュアリーホテルの素敵なお部屋を、寝るだけの空間にしてしまってはもったいない。おこもり滞在を楽しむなら、ぜひ利用したいのがルームサービスです。

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インルームダイニングで楽しむ「ヴィーガーデンバーガー」イメージ

ホテル予約サイトの「Hotels.com」が、世界10か国における473軒のホテルを対象に行った「ホテルのルームサービスに関する国際調査」によると、過去1年間に注文されたメニューのうち、世界のホテルの15%がヴィーガン、19%がベジタリアンメニューの注文が増加。日本のホテルでも、29%がヴィーガン、24%がベジタリアンメニューの注文が増加したと回答しているのだそう。

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「【世界】この1年間で、貴ホテルのルームサービスのオーダーに変化はありましたか?」への回答

さらにルームサービスで人気のメニューについて尋ねたところ、日本、世界ともに一番人気は「ハンバーガー(世界39%/日本36%)」でした。

そこで今回は、ヴィーガンやベジタリアン、そして健康志向の人のにとってはうれしいヴィーガン向けバーガーをインルームダイニングでいただけるラグジュアリーホテル「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」を訪問。Precious.jpライターが、インルームダイニングで提供されている「ヴィーガーデンバーガー」を実食してきました。どのようなメニューか、ご紹介します。

歴史ある空間で絶景とともに過ごせる「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」

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ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町

江戸時代は紀伊徳川家、尾張徳川家、彦根井伊家といったそうそうたる屋敷が立ち並んだ紀尾井町に建つ東京ガーデンテラス紀尾井町。その30階~36階に「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」はあります。

周囲に高い建物が少ないため、高層階のホテルの窓からの眺望は抜群。窓から外に目を向けると、夜は美しい夜景が広がります。

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ベッドに寝そべった状態でも絶景が楽しめるように設計された「デザイナーズ スイート」。角部屋ならではの開けた眺望が魅力

館内に目を向ければ、至る所に飾られたアートが目を楽しませてくれます。宿泊者向けに和の文化体験などができるプログラムが用意されているほか、ダイニング、SPA、フィットネスといった機能も充実しているラグジュアリーホテルです。

持続可能な未来へとつなぐホテルであり続けるために、地球に優しいホテルを目指しているとのことで、歯ブラシやブラシも海洋プラスチック問題の改善やCO2削減に配慮したものになっています。

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アメニティには竹歯ブラシと木製ブラシが導入されている

またホテルで体験できるSDGsとして提供されているのが、ヴィーガンメニュー。今回体験した「ヴィーガーデンバーガー」も、そんなサスティナブルなメニューの一環なのです。

絶景の客室でおこもり滞在。景色の変化を楽しみたくなる眺望

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今回宿泊した「デラックス キング」。窓から関東平野に広がるビル群を眺めることができる

今回宿泊した部屋は「デラックス キング」。額縁に見立てた窓の前には、ゆったり過ごしたくなるデイベッドが設置されています。

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バスルームからも景色が楽しめる。もちろん、スイッチひとつで、外からバスルーム内を見えなくすることも可能

窓の外には広々と広がる東京の景色と、そびえ立つスカイツリーの姿。高層階に加え、周囲に高い建物が少ないからこそ楽しめる絶景です。

周囲が暗くなるほど、その景色は輝きを増していきます。

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夕暮れ時の風景

窓際のデイベッドで朝から夜まで、景色の変化を味わいたくなる……そんな最高のくつろぎが叶う一室でした。

インルームダイニングで楽しむ「ヴィーガーデンバーガー」

インルームダイニングで注文すると、指定した時間に食事が部屋まで届けられます。

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テーブルと共にバーガーが登場

お料理はテーブルと共に登場。景色が楽しめる場所にサッとセッティングしてもらえるので、あとは温かいお食事を楽しむだけです。レストランがそのまま客室に運ばれてきたような感覚でした。

ヴィーガーデンバーガー ¥3,500
「ヴィーガーデンバーガー」¥3,500

「ヴィーガーデンバーガー」は、真っ黒いバンズが特徴。この色味は、バンズに竹炭を練り込んでいるから。

チーズの代わりに大豆由来の食材を使用し、肉の代わりにオニオンやキャロット、インゲン、ひよこ豆、干し椎茸で作る焼き豆腐を使用しています。

さらにソースは、てんさい糖やオリーブオイルを使い、照り焼きバーガーのような味わいです。

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見た目もボリューム満点

実際に食べてみると、野菜のみとは思えないボリューム。食感が楽しめるように食材のカットを工夫しているとのことで、食べ応えがあり、肉なしとは思えません。

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窓際のデイベッドで眼下に広がる景色を眺めながらいただくことも

チーズも大豆由来とは思えないコクがあります。すべて野菜と思えば、ボリュームたっぷりでも罪悪感ゼロでいただくことができました。

ホテル内にあるレストラン「All-Day Dining OASIS GARDEN」でも提供されており、同レストランでは「ヴィーガーデンバーガー」以外にも、東京の野菜を使った地産地消メニュー「OASIS FARM HATAKE」(¥2,800)やコース料理「Nature Delight」(¥12,000)なども提供されており、こちらも人気だそう。より本格的なヴィーガンコースを楽しみたい方におすすめです。

提供時間は、インルームダイニングは10:00~22:00(L.O.)、「All-Day Dining OASIS GARDEN」は11:30~14:30、17:30~22:00(L.O.21:30)です。


ホテルの客室でおこもり滞在を楽しむもよし、レストランの空間で料理を楽しむもよし。最高の眺望と共に、健康と環境に優しいメニューをぜひ楽しんでみてください。

※掲載商品の価格は、すべて税込み・サービス料別です。

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WRITING :
ミノシマタカコ
EDIT :
小林麻美