2016年12月15日、ラグジュアリーマガジン『Precious』
のトークイベントが東京・丸の内で開催されました。働く大人のキャリア女性が、周囲から信頼され、優しく素敵な女性に見られるためのコーデは?をテーマに、お洋服の選び方や着こなし方を、Preciousのスタッフが解き明かしてゆく1時間の講演。

会場となったよみうり大手町ホールには、親子連れや友人同士など、500人近くの女性が来場。スタイリスト・犬走比佐乃さんとPrecious編集長・高橋木綿子さんによる、働く女性のための具体的な着こなしアイディアに、参加者は熱心に耳を傾けていました。


トークショー前には、参加者にヴーヴ・クリコのシャンパンが振る舞われ、トークショーの際にステージ上でコーディネート解説に使われた、マックスマーラの冬アイテムを試着できるブースも用意。

マックスマーラの代名詞・キャメルのコートを実際に着て、フォトパネル前で写真が撮れるとあって、50人以上の働く大人の女性が、おひとりで、ご友人と、娘さんと、試着&撮影に参加されていました。
というわけでここからは、当日のトークショーで犬走さんが話した「働くキャリアのスッキリ見える着こなしテクニック」のなかから、今すぐ取り入れられそうな、4つのテクニックを絞り込んでご紹介します。

1『ブラウスのセットアップはINしたほうがスッキリ見える』
「トップスはパンツにIN!
チュニックブームが続き、トップスをOUTするのが一般的でしたが、大きめや長め、余裕のあるブラウスは、INしたほうがいいんです。
特にボトムがガウチョパンツの場合は、INしましょう。OUTにすると、体を分割してしまい、スッキリ見えなくなってしまいます。
INするときは前をINし、後ろを残す。お腹が気になる方でも、ブラウジングしたほうがスッキリ見えますよ」

2『ジャケットは“光沢感”&“ニュアンスカラー”で選ぶと◎』
「経験を重ねたキャリアの女性ほど、怖く見えず、好感を与えるようにジャケットを着こなすことが大切です。
選んだあとの着こなし方も大切で、私がよくしているのは”袖を上げる”こと。シャツの上げたひじ下部分をゴムで止め、その存在を服のシワに紛らわせて隠すと、袖が落ちてこなくなるうえに、シルエットがシュッとして見えます。
これをやる際、輪ゴムだと硬いしきつくなるので、手芸用のゴムを、袖あげとブラウジングに使ってみてください。
ジャケットは、シルクの入った光沢感のあるものを選ぶといいですね。形はきちんとテーラードで、淡いニュアンスカラーのものを。
黒や白などはっきりした色味は強い印象になってしまうので、淡いニュアンスカラーの方が優しく、華やかな印象を与えてくれます。濃い色なら、ネイビーやチャコールグレーを選ぶと合わせやすいです」

3『ジャケットの中は、やわらかいブラウスがベスト。シャツは避けて』
「ジャケットのなかに着るアイテムは、グレーのシルクの光沢のあるブラウスなど、やわらかいけどきちっとして見えるものを。
東京都知事の小池百合子さんがやっているような、はっきりしたカラーのブラウスを選んだり、大胆なアクセサリーを付けてもいいです。ロングパールや、ゴールドの太めのネックレスなどですね。
年を重ねると、女性は首元の後ろ側にお肉がうっすらとついてくることがあるので、トップスはなるべく後ろ側が詰まっているものを選ぶといいです。肩のラインが富士山の裾野のように、なだらかになってきてしまう。その丸みが目立たないようにすることが大切です。ジャケットとブラウスは、光沢のあるものを重ねると、より肌ツヤがよく見えます」
4『ボウタイブラウスは首にくるっと巻いて横結びにしたり、中央結びにするとスッキリ』
「ボウタイブラウスは、首元を少しでも開けて着ると、老けて見えてしまいます。結ぶときは首元をなるべく開けないようにして、横結びや中央結びにして変化をつけてみてください。そこにロングパールネックレスを合わせるのもいいですね」
このほかにも、
『ワンピースは、シンプルでやわらかく、シワにならず、ウエストのラインを強調しているものを選ぶ』
『冬は太陽の位置が低く、メラニンを生成する太陽光線が目に直接入りやすため、冬こそ黒のサングラスが必須。黒には、小顔に見せる効果もある』
『グレーのバッグは、黒い服ととほかの色の服を繋いでくれるため、あると便利』
『コーディネートの色は2色までにそろえるとスッキリ見える』
など、大人の女性のため着こなしテクニックが多数紹介されていました。

ふたりのトークショーの最後には、犬走さんによる参加者の生スタイリング講座も開催。参加者数名にステージ上に登壇いただき、それぞれのお悩みに合わせた解決方法を、犬走さんがひとりひとりに合わせて提案していました。
登壇者に共通していたお悩みが、「着こなしがいつも一緒になってしまう」ということ。それに対し、犬走さんからは上記のテクニックに加えて「いつもは選ばない色を選ぶなど、ちょっとトライしてみることが大切!」と熱いアドバイスが。時間をオーバーするほど白熱した、トークイベントとなりました。
ちなみに、ステージ上でコーディネートに使用されたアイテムも、すべてマックスマーラのもの。アキーレ・アラモッティによりイタリアのロマーニャ州で誕生したマックスマーラは、上質な素材を使用したエターナルなアイテムで、世界中のキャリアウーマンから多くの支持を集めているブランドです。
ブランド創設65周年を迎えるアニバーサリーイヤーとなった2016年を締めくくる、2017プレフォールコレクションは中国・上海で発表され、中国人アーティストのリウ・ウェイとのコラボレーションも展開されています。
- TEXT :
- Precious.jp編集部