シンプルカジュアルなのに、こなれ感たっぷり。そんな余裕漂う装いに仕上げるのなら、配色にこだわってみてはいかがでしょう。セレブたちが実践したコーディネート術を、さっそくチェック!

■1:エラ・リチャーズは…ぱきっとしたカラーをぶつけて明るい印象をキープ

ネイルカラーも赤でリンクし、さりげないお洒落を堪能。
ネイルカラーも赤でリンクし、さりげないお洒落を堪能。

2023年6月24日、グラストンベリー・フェスティバルに訪れていたモデルのエラ・リチャーズ。夏の野外フェスティバルによく馴染む、真っ白なTシャツとブルーデニムパンツの組み合わせを活用していました。カジュアルながらも、コンパクトなTシャツとフレアデニムパンツを掛け合わせることで、フェミニンなシルエットをメイク。そこに真っ赤なショルダーバッグを加えれば、コーディネートに鮮度が加わりシンプルカジュアルがあか抜けます。ぱっと明るい印象の着こなしなので、足元にはクラシカルな黒のローテクスニーカーを加え、程よい引き締めを実行しました。

■2:エルザ・ホスクは…ブラウンと赤の暖色を馴染ませて優雅なカジュアルを作る

あえてネックレスを省き、デコルテの美しさを引き立てて。
あえてネックレスを省き、デコルテの美しさを引き立てて。

2023年6月8日、オンラインショッピングサイト『FWRD』ポップアップストアのオープニングに駆けつけたモデルのエルザ・ホスク。カジュアル代表格のデニムパンツも、深いインディゴブルー、ハイウエストのストレートシルエットなら大人顔に整います。そこにベアトップを合わせれば、デニムパンツもドレッシーな雰囲気に。トップスとベルトをブラウンで投入したら、手元には同じ暖色である赤のレザーハンドバッグをオン。ニアリーカラーであるブラウンがあるからこそ赤の主張が強くなりすぎず、しなやかにまとめることに成功しました。

■3:ケンダル・ジェンナーは…シックなダークトーンにこだわり大人ならではのカジュアルを完成させる

デニムパンツは丈感にもこだわり、足首をちらりと覗かせバランスアップ。
デニムパンツは丈感にもこだわり、足首をちらりと覗かせバランスアップ。

2023年6月30日、NYの街中に現れたモデルのケンダル・ジェンナー。Tシャツとデニムパンツのエターナルな組み合わせは、ネイビーブルーにこだわることでノーブルな雰囲気を確保しました。同色で揃えながらも、クロップド丈のTシャツでウエストを覗かせることで、間延びするのを防止。コンパクトなTシャツと付かず離れずなシルエットのストレートパンツが良バランスです。ネイビーに馴染むよう、ベルトやバッグの赤小物はワインレッドで統一。熟したカラーがシックな雰囲気を高めてくれます。足元にはミニマルな黒ローファーを迎え、端正に。仕上げにダークトーンの着こなしがいっきに軽やかになるベージュのボタニカル柄キャップを加え、夏らしく整えました。


いつものデニムパンツルックが見違える、赤小物を加えたコーディネートを3選ご紹介しました。カジュアルなボトムだからこそ、ぱっと目を引く小物も気負いなく取り入れることができます。是非、参考にしてみてくださいね。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香