朝を丁寧に過ごすと、心が整い、それが余裕へとつながっておしゃれも暮らしも磨かれていくもの。だからこの夏は、もっと朝の心地よさを楽しみたい。雑誌『Precious』では特集「夏こそ堪能したい『朝のエレガンス』という贅沢」を展開。
生活と心の変化を経て、「朝」はいっそう愛おしい時間に──静謐で澄んだ空気の中、心地よくまとい過ごして、新たな美しさに出合う。
本記事では、美しく豊かに暮らすプレシャス世代の4人が実践する朝のリチュアルをご紹介します。
美しい人が実践する美しい朝のリチュアルは?
忙しい日々を送りながらも、美しく豊かに暮らす、プレシャス世代の4人。とりわけ大切にしている、朝の習慣をうかがいました。
■ 1:心も体も整う「臓活」【アーティスト 弥生さん】
これから始まる一日が健やかであるように、朝は「臓活」をしています。
起きたらすぐに窓をあけて、大きく2〜3回深呼吸。寝ている間に体にたまった気を新しいものに入れ換える、肺の臓活です。
それから前夜に仕込んでいた土鍋のお粥を温め始めます。その間に、ティースプーンで1杯の蜂蜜で胃を養生し、クコの実を浮かべた白湯をゆっくりと1杯。
朝ごはんを大切に考えていて、必ずお粥を中心とした胃に優しい朝食を家族でいただきます。すると心も体も整い体がポカポカしてきて、一日をスタートする準備ができたと五臓が感じて、気持ちがよくなります。
■2:愛犬と楽しむ四季の美しさ【スタイリスト 押田比呂美さん】
12年ほど前、愛犬のカイが来てから朝の散歩が始まりました。
そこで気づいたのが、花の香りや夏の匂い…。
春夏秋冬で全く違う、四季それぞれの朝を感じられるようになったことに幸せを感じています。
■3:朝のお茶習慣で健やかに【料理家・「HITOTEMA」主宰 谷尻直子さん】
朝は、白湯のあと、お茶を淹れます。
季節によって受け取りたい力が違っていて夏なら、体の熱を放出してくれるとうもろこしやゴーヤのお茶、麦茶。
500mlの魔法瓶に入れて少しずつ飲んでいきます。その習慣が、一日を穏やかに、健やかにしてくれます。
■4:心を鎮める特別な香り【経済キャスター 小谷真生子さん】
毎朝、必ずお香をたきます。決まって、京都の東寺(教王護国寺)で買い求めた『風信香』。
白檀系のなかでも、この香りは特別。心が鎮められていくようです。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- PHOTO :
- 浅井佳代子
- STYLIST :
- 押田比呂美(ファッション)、来住昌美(インテリア)
- HAIR MAKE :
- 三澤公幸(Perle)
- MODEL :
- 太田莉菜
- EDIT&WRITING :
- 川村有布子、遠藤智子(Precious)