2023年 Precious 7月号の「好きなコーディネート」1位~10位を発表します
今回10位~1位に選ばれたコーディネートは、夏のシンプルコーデに断然差がつく、ワンピーススタイルが多数ランクインしました。洗練されたデザインはもちろん、それをさらに印象的にする着こなしテクが満載なので、いよいよ夏本番に突入したこれからのスタイリングをブラッシュアップしたい方は必見です!
それではさっそく、10位から順を追って1位まで見ていきましょう。このなかに、あなたがこれからの着こなしに取り入れてみたいコーディネートはありますか?
【10位】シルクオーガンジーのコート×デニム&ビスコースのパンツ
ようやく自由に旅を楽しめるようになった今年の夏。移動時も快適かつおしゃれに装いたいという気持ちに応えるコーディネートが、「カジュアルだけど上質感がある」「スタイリッシュで大人っぽい」「旅慣れた雰囲気がする」と注目されました。
透け感のあるシルクオーガンジーのコートは、意外と悩まされることが多い冷房対策にも活躍。軽量なので脱いだ際も手軽に持ち運べます。ボトムにはとろみのあるビスコースを部分的に使用した、柔らかなはき心地のデニムを合わせて。シックな色調の足元に効かせたスニーカーのピンクが絶妙な外し役に!
【9位】プリントワンピース×デニムパンツ
一枚で様になるワンピースも、さらに重ね着テクを駆使することで新たな魅力が生まれるもの。例えばアシメトリーな裾が軽やかなムードを高めるシルクのプリントワンピースに、デニムのワイドパンツをレイヤード。
ドレッシーな印象が強い膝丈ワンピースを日常で楽しめるスマートカジュアルに変身させたコーディネートは、「華やかなワンピースを普段着にできる」「大好きなデニムの着こなしバリエが増えてうれしい」と、ワンピース好きにも、デニム好きにも好評でした。
【8位】バイオレットカラーのプリーツワンピース
「無地のワンピースだからこそ小物使いが重要だとわかる」「すっきりとした潔さを感じる着こなし」と票を集めたのは、バイオレットカラーのワンピースに、ターコイズのネックレスやメタリックなバッグ&シューズを合わせて、涼しげなカラーレイヤードに仕上げたコーディネート。
ロング&リーンなシルエットのワンピースは、ボディラインにしなやかに寄り添う細かいプリーツ素材でありながら、裾をクロスにすることで、さりげなく立体的なシルエットを実現。スマートな印象へと導くプリーツと涼感カラーの合わせ技が夏映え力を高めます。
【7位】ヘリンボーン柄のニットワンピース
ブラウンのヘリンボーンがチアフルな雰囲気にマッチするヘルシーな印象のニットワンピースは、昼下がりのパーティーにもぴったり。柄の部分はリネンとコットン、シルクが混紡され、涼感とソフトな着心地を両立した一着です。深めのスリット入りなので、パンツと合わせた着こなしも楽しめます。
ラタン素材のバッグや、ワンピースの柄に負けないインパクトのあるサンダル、サングラスで夏らしさをパワーアップさせたコーディネートには、「こなれた上品さを感じる」「体にフィットするシルエットだけどカジュアルな印象」などの声が寄せられました。
【6位】ブラックデニムのワンピース
ウエストから裾にかけてなだらかに広がるフレアシルエットが美しいワンピースは、ウォッシュド加工のブラックデニム素材。シルバーとゴールドの艷やかなアイレットやスタッズ、スナップボタンで、メタリックな輝きが散りばめられています。
カジュアルなデニムを優美な印象に変身させたワンピースの存在感もさることながら、多くの読者が注目したのはバッグとサンダルの合わせ技。「さらりと着こなしているようでいて小技が効いている」「ラバーの厚底サンダルが今っぽい」など、まぶしい白をポイント使いした爽やかなコントラストが高く評価されました。
【5位】シアーな黒のコートワンピース
「黒だけど涼しげで素敵」「透け感がエレガント」という回答が多く見受けられたのは、ブラックのネットファブリックから透ける肌に涼やかな色香が漂うコートワンピース。ダブルブレストのトレンチスタイルをベースに、ボリュームスリーブとスカート部のプリーツディテールによるメリハリシルエットが辛口なドラマティックムードを醸し出します。
さらにプレートイヤリングやダブルフィンガーリング、バッグの個性的なシルバーアクセサリーでクールな迫力を高めて。夏の強い日差しを味方につけるスタイリングテクもポイントです。
【4位】ベージュのクロップド丈ジャケット×白のロングシャツ×黒のパンツ
装いがシンプルになる季節は、着丈のバランスが洗練の決め手に! ベージュのクロップド丈ジャケットにシアーな白のロングシャツを重ねた着こなしは、目線を上に集める効果と軽快な躍動感が両立し、はつらつとスタイルアップ。クロップド丈のはおりものにありがちな、裾とボトムの隙間問題もおしゃれに解消できます。
さらにボトムを黒のスティックパンツで引き締め、颯爽とした佇まいに仕上げたコーディネートに「軽快でモードな着こなしが素敵」「短いアウターとロングシャツの組み合わせを真似してみたい」といったコメントが寄せられました。
【3位】黒のパフスリーブワンピース
「きちんと感がありながらディテールに華がある」と、デザインが高く評価されたのはパフスリーブが強調された黒のワンピース。ウエスト部分に施された繊細なギャザーや、風に翻るドローストリングコードによって、黒を単調に見せないよう工夫されています。
また「ワンポイントの差し色が効いている」と、チャーミングな魅力を加える鮮やかなイエローのバッグに注目した方も多くいらっしゃいました。
【2位】フィッシュネットのニットトップス×白のロングワンピース
今季のトレンドアイテムでもある網目が大きいフィッシュネットニットは、ノースリーブタイプなど上半身の露出度が高いワンピースと相性抜群! 気になる二の腕などをさりげなくカバーしつつ、涼しげな印象をキープできます。
「大人っぽい肌見せ加減を真似したい」「程よくメリハリがあってスタイルがよく見える」などの声が寄せられたコーディネートでは、胸元が深く開いた白いヴィーナスラインのワンピースに、繊細な煌めきを宿したフィッシュネットニットを合わせて。さらにベルトでウエストマークすれば、リラックス感のあるコットンポプリン素材のワンピースが、都会のホテルランチにもふさわしいエレガントな着こなしに仕上がります。
【1位】白のシルクワンピース
『Precious』7月号の好きなコーディネート1位を獲得したのは、上質な素材と細部へのこだわりが詰まった、着る人の気配までも美しく整えるようなミニマルなワンピース。空気をはらんでふくらむフォルムが、大人の余裕を演出します。「ゆるやかなシルエットでもだらしなくならない」「さりげない上品さが素敵」と多くの票が集まりました。
また、印象的な肌見せを叶えるバックスタイルに「後ろ姿の美しさに惹かれた」という方も多数。あえて色数を増やさず、小物をソリッドなフォルムの黒でまとめているのも、適度に緊張感のある佇まいを導く鍵です。
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以上、ファッション誌『Precious(プレシャス)』7月号の読者アンケート調査で、好きなコーディネートに選ばれたスタイリングを10スタイル、お見せしました。
このなかに、あなたが真似してみたいスタイリングは、ありましたか?
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現在発売中の『Precious』8月号は<ジュエリー大特集>【シンプルにこそ効く!大人の夏に「印象派ジュエリー」】。着こなしがシンプルになる真夏は特に、選んだジュエリーこそがあなたの印象を決めます。特集では、これからどんな女性を目指したいか? あなたのイメージをポジティブに描き出す「印象派ジュエリー」術を4つのパートでご紹介。この夏こそ「ジュエリー上手」になりましょう! そのほか「ビターときどきフルーツな、8月の“洗練カラー”着回しダイアリー」「着映えて頼りになる!“涼感長袖トップス”で猛暑をクリア」「にごり肌、だらけ肌、疲れ肌を救う!夏肌悩みには、このコスメ一択!」「何を選び、どう使う?“コスメポーチ”大人の新ルール」「“奥のニッポン”を味わい尽くす…!スモール&ラグジュアリーな14の美食宿」など、充実のラインナップです。
ぜひお手に取っていただき、ご活用いただけたら幸いです。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
お近くの書店やオンライン書店などで、『Precious』8月号を是非、お買い求めください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 『Precious7月号』小学館、2023年