そろそろ秋のムードが欲しいけれど、まだまだ暑い…! そんなときにはシーズンレスで活躍する「ベーシックカラー」を活用してみてはいかがでしょう。慣れ親しんだカラーだからこそ、冒険心のあるアイテムも品よくまとまります。大人に似合う着こなしを厳選しました。

■1:ダーヤ・バラニクは…ざっくりメッシュニットベストを夏から秋へのブリッジアイテムとして活用

ゆったりとしたニットベストは、華奢見え効果もある頼り甲斐のあるアイテムです。
ゆったりとしたニットベストは、華奢見え効果もある頼り甲斐のあるアイテムです。

2023年8月8日キャッチされた、インフルエンサーのダーヤ・バラニク。夏から秋への橋渡しをしてくれるニットベストを取り入れていました。ニットを取り入れるにはやや暑い… と感じる残暑の頃も、オーバーシルエットやざっくり編みのディテール、そしてキレの良い白なら風通しもよく爽やか。そんな白のトップスに黒のワイドフレアデニムパンツを合わせ、大人カジュアルをメイク。上下ともゆったりとしているので、ヘアはコンパクトにまとめてバランスアップを実現。仕上げにカーキのバッグを投入すれば、秋の気配を感じる着こなしが完成です。

■2:ノエリア・ブラスは…定番黒ワンピースはワンショルダーでモダンさを獲得

肩や腕、足首周りの素肌を見せて残暑に相応しい軽やかさを手に入れて。
肩や腕、足首周りの素肌を見せて残暑に相応しい軽やかさを手に入れて。

8月7日、デジタルクリエイターのノエリア・ブラスをキャッチ。Iラインの黒ワンピースは、ワンショルダーならモダンさが醸され、無難を回避することができます。さらにリブ編みだからこそ、縦長効果が高まりさらなるスタイルアップにも。そこに黒のリングバックルベルトを加え、奥行きを授けました。くびれよりもやや下の位置に巻けば、抜け感が両立できてエフォートレスな雰囲気に着地。黒レザーのグルカシューズやブラウンのスウェードバッグを加え、秋らしい色と素材を足して季節を先取り。

■3:イダリア・サルサメンディは…しなやかな配色を頼りに大人のY2Kスタイルを楽しむ

タイトなまとめ髪に大ぶりイヤリングを足して、顔周りをスタイリッシュに。
タイトなまとめ髪に大ぶりイヤリングを足して、顔周りをスタイリッシュに。

8月8日、インフルエンサー事業を手掛けたり、ファッションジャーナリストとして活躍するイダリア・サルサメンディをスナップ。ベアトップを取り入れた、大人ならではのY2Kスタイルを楽しんでいました。Y2Kらしいアイテムであるベアトップは、たっぷり肌見せするのでやや難易度が高く感じることも。イダリアのようにシャープな逆三角形型、そしてレザー素材を選べば辛口になり、大人に相応しいマチュアなムードを醸せます。さらにブラウンを選びつつ、明るいベージュのスカートを加えれば優雅な配色になりしっかり上品。スカートのスリットが躍動感を生み、ワンツーで絵になるスタイルが出来上がります。


コペンハーゲン ファッションウィークから、最新の「ベーシックカラー」コーディネートをお届けしました。ほんのりと秋を先取った素材選びやカラー選びで、残暑の装いを満喫してみてはいかがでしょうか。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香