白Tシャツコーディネートのマンネリ解消に繋がる、ブーツを合わせた着こなし術。季節感のシフトだけでなく、カジュアルなTシャツをクラスアップすることもできるので、是非参考にしてみてくださいね。

■1:ルーシー・ヘイルは…ツヤのある黒レザーのブーツとベルトを加えきりっとシャープに

クロップドTシャツも、裾の真ん中のみラフにタックインすることでメリハリアップ。
クロップドTシャツも、裾の真ん中のみラフにタックインすることでメリハリアップ。

LAの街中でキャッチされた、俳優のルーシー・ヘイル。Tシャツとデニムパンツの定番カジュアルは、白と黒のぱきっとした配色にすることでスタイリッシュさを両立。さらにクロップド丈のTシャツを指名したことで、スタイルアップが叶っています。これだけだとややカジュアル感が強いので、ツヤのある黒レザーのブーツとベルトを迎え、クラスアップを実行。ブーツは凛としたポインテッドトゥをセレクトし、きりっとシャープな印象を強調。ベルトのバックルとネックレス、そしてフープイヤリングをゴールドで統一すれば、無彩色の装いが華やかに仕上がります。

■2:マチルド・マリー・ホルスト・ロイアンは…ブーツだけでなくブラウン×ベージュの配色で秋っぽさを上乗せ

トップスからシューズにかけて、なだらかに広がっていくシルエットを意識してしなやかさを両立。
トップスからシューズにかけて、なだらかに広がっていくシルエットを意識してしなやかさを両立。

2023年8月10日、コペンハーゲン ファッションウィーク開催中のストリートでキャッチされた、モデルのマチルド・マリー・ホルスト・ロイアン。ミニマルな装いが今っぽくあか抜けて見えるのは、バランスの取り方にあり。定番白Tシャツは、クロップド丈のコンパクトなシルエットを選び、今っぽさを獲得。そこに今季らしいローライズのミモレ丈スカートと、筒幅にゆとりのあるミドル丈ブーツを加え、あえてずるっと仕上げるとこなれ感抜群です。またブラウンとベージュの穏やかな配色にすることで、秋らしさを漂わせることに成功しました。

■3:リア・ナウマンは…タフなブーツを加えてシンプルワンツーを格好良く味付け

筒幅にゆとりのあるブーツをセレクトすれば、重厚感が高まって一層足元の存在感が引き立ちます。
筒幅にゆとりのあるブーツをセレクトすれば、重厚感が高まって一層足元の存在感が引き立ちます。

ベルリンの街中でスナップされた、インフルエンサーのリア・ナウマン。シンプルな白黒コーディネートを、ブラウンブーツ投入で秋らしくアップデートしました。彼女も、先にご紹介した2人と同じようなコンパクトな白Tシャツをセレクト。黒のボックス型膝丈スカートを合わせ、ミニマルな美を体現。そこにトップスとスカートと同じ配色のバイカラーレザーバッグを加え、奥行きを授けました。仕上げにタフな趣漂うダークブラウンのエンジニアブーツを加え、季節の更新を叶えて。


夏の定番である白Tシャツにブーツを加え、秋らしく導いた着こなしをご紹介しました。足元のアイテムにこだわるだけでがらりと雰囲気が変わるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香