華やかなプリントでも昔っぽくならず、今どきの印象をもたらしていたスカートの着こなしをピックアップしました。ぜひ取り入れて、おしゃれをフレッシュにアップデートしましょう。
■1:カーラ・マルティネス・デ・サラスは…万能黒でプリントとバランスをとって印象的な着映えを
『VOGUE』メキシコでエディターとして活躍するカーラ・マルティネス・デ・サラスがN.Y.で見かけられたときの着こなしです。黒いTシャツにフラワープリントのスカートを合わせていました。フラワーはビビッドなカラーをさまざまミックスさせたモードな仕上がりが魅力です。ボタンが並んだ下にはスリットが入り、脚のラインとともに裏地のイエローがちら見えしています。このイエローも、Tシャツと同じ黒で統一したサンダルとコントラストがついてスタイリッシュです。足元はヒールでなく、フラットタイプにして大正解。アクティブかつリラックス感が演出でき、今っぽい表情をつくり上げています。
■2:アンナ・アンジェリーナ・ウォルファースは…派手色フラワーでも華美にならずこなれたムードが香って
ドイツ、ハンブルグでキャッチされていたのは、女優のアンナ・アンジェリーナ・ウォルファース。オレンジがかった赤ベースが華やかなフラワープリントのスカートに、Tシャツとショート丈ジャケットをベージュでまとめていました。フラワープリントの色をリピートしたサンドベージュなので、暑苦しく見えずすっきりと仕上がっています。シンプルなTシャツは裾をキュっと結んで短かめ丈にアレンジし、合わせたジャケットもポケット使いが際立つアクティブデザインのためスポーティーな印象に。上半身が自然とコンパクトになり脚長シルエットが実現でき、うれしい限りです。軽快かつ女性らしさも十分、スタイルアップもできる理想のコーディネートが完成できます。
■3:アルバ・ガラヴィット・トーレは…ギンガムチェックの配色で全身をまとめて爽やかかつ女性らしく
2023年6月頭にデジタルインフルエンサー、アルバ・ガラヴィット・トーレは、パリでスナップされていました。ベーシックな白シャツにギンガムチェックのスカートをコーディネート。ビビッドなピンクと白の配色はメリハリがついていて、切れのいい辛口ムードが漂っています。ややクラシックな雰囲気を感じさせるチェックがかえって新鮮で、品のいいレディな佇まいに。白シャツには涼しげなクリアビーズのネックレスを、足元は太ヒールのバックストラップシューズを合わせてモードさを加味しています。スリット入りで足さばきがいいロング丈のスカートとバランスがよく、絵になるさすがの小物アレンジです。
今回はプリントスカートをスタイリッシュに履きこなした3人のファッショニスタにクローズアップしました。カジュアルニュアンスをちりばめることによってこなれた感が強調でき、今っぽいコーディネートが完成しています。3人のアレンジをお手本に、ぜひ色鮮やかなプリントスカートを取り入れてみてください。
関連記事
- 【今夏の着映え色】猛暑を「ラベンダー」で見た目涼しく!夏カジュアル3選【海外スナップ】
- 夏のベージュは大人っぽく涼感十分!大人の「白シャツ」スタイル3選【海外スナップ】
- 「上品」の永遠のお手本!ダイアナ元妃の水着コーデ3選|ポップなカラーやハイレグカットで大胆に【ロイヤルセレブスタイル】
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀