「パネライ」といえば、2000年代初頭にラグジュアリーウォッチ界を席巻した、いわゆる“デカ厚ウォッチ”ブームの立役者。イタリアのDNAが息づく、グラマラスで洒脱な唯一無二の存在感は、世界の女性たちの腕時計に対する既成概念を取り払い、現在に続く“ジェンダーレスウォッチ”の萌芽となりました。近年では38mm径のフェミニンなモデルも意欲的に発表し、新たな女性ユーザーを増やしつつあります。

そんな「パネライ」からこの秋また、ファッショナブルな本格ウォッチ2モデルが誕生しました!

「パネライ」×「プラダ」 2ブランドの美学が光る極上サステナブルウォッチ

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2色のストラップ展開の“ルミノール ドゥエ Prada Re-Nylon”。この「アラバスターピンク」は甘すぎない繊細な色味がなんとも瀟洒。

ひとつめは、「プラダ」とのコラボレーションから生まれた“ルミノール ドゥエ Prada Re-Nylon”!

「パネライ」のなかでも、スリムで軽く、ひと際洗練されたプロポーションの“ルミノール ドゥエ”に組み合わされたのは、「プラダ」によるスタイリッシュなニュアンスカラーのストラップ。「パネライ」と「プラダ」というイタリアを代表するふたつのブランドの夢の共演によって、よりファッショナブルでクールな佇まいのラグジュアリースポーツウォッチに仕上がっています。

今回ストラップに用いられているのは、再生ナイロンである“Prada Re-Nylon”。

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シックでいながら女性らしい柔和な表情もあわせもつ「フィオルダリソライトグレー」のストラップ。

ご存知のとおり、ナイロンは40年以上にわたり、モダンラグジュアリーを体現する「プラダ」の DNAの重要な要素ですが、“Prada Re-Nylon”はその象徴的な素材をサステナブルに進化させた画期的なテキスタイル。

「プラダ」は2019年に“Prada Re-Nylon”プロジェクトを開始。その年のカプセルコレクションで、再生ナイロン繊維「ECONYL」でつくられた“Prada Re-Nylon”を使用した作品を発表しました。

一方「パネライ」も早くからサステナブルな取り組みをスタートさせ、リサイクルベースの素材を開発し積極的に取り入れるなど、持続可能な社会に向けた取り組みを活発に展開しています。

そんなふたつのブランドの、それぞれの美学を映し出した“ルミノール ドゥエ Prada Re-Nylon”は、着こなしにスタイリッシュなスパイスを加えながら、現代社会における「ラグジュアリー」の本質を静かに語ります。

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「ルミノール ドゥエ  Prada Re-Nylon」各¥913,000 ●ケース:ステンレススティール ●ケース径:38mm ●ストラップ: Prada Re-Nylon ●ムーブメント:自動巻き

ゴールドをまとって、迫力と気品を漂わせる珠玉のムーンフェイズ

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「パネライ」独自開発の「ゴールドテック」ケース&ブレスレット。プラチナと銅を豊富に配合することによって深まった豊潤な赤味が、よりリッチな個性を放つ。

そしてふたつめは、月相を表示するムーンフェイズ機構が搭載された“ルミノール ドゥエ ルナ”から登場したゴールドブレスレットモデルです。

“ルミノール ドゥエ ルナ”は2022年、コレクション初のコンプリケーション(複雑機構搭載)ウォッチとして誕生。38mmというケース径、そしてフェミニンなディテールによって、「パネライ」のなかでも最も女性ユーザーとの距離が近いモデルとして大きな話題を集めました。

今回発表の新作“ルミノール ドゥエ ルナ トゥットオロ”。「トゥットオロ」とはイタリア語で「すべてゴールド」という意味をもち、まさにその名のとおり、ケース&ブレスレット共に「パネライ」の独自素材「ゴールドテック」をまとい、この上なくグラマラスで非凡な存在感を放ちます。

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「ルミノール ドゥエ ルナ トゥットオロ」¥5,585,800 ●ケース:ゴールドテック ●ケース径:38mm ●ブレスレット: ゴールドテック ●ムーブメント:自動巻き ※旗艦店(日本では銀座店)限定販売

グラマラスで存在感がありながら、どこか官能的。香り立つような色香が漂うイタリアンビューティを時計に映し出したかのような「パネライ」の新たなラグジュアリースポーツウォッチは、ファッション性はもちろん、抜群に高い視認性も大きな魅力です。お洒落の年輪を重ね、場数も踏み、そして時計の真価も知る大人の女性の「最愛の1本」の選択肢が、また広がりました。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

オフィチーネ パネライ 

TEL:0120-18-7110

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この記事の執筆者
東京都出身。大学在学中から雑誌『JJ』などで執筆活動を開始。女性向け本格時計のムックに携わったことから、機械式時計に開眼。『Precious』などの女性誌において、本格時計の魅力を啓蒙した第一人者として知られる。SIHHとバーゼルワールドの取材歴は、女性ジャーナリストとしては屈指のキャリアの持ち主。好きなもの:海、ハワイ(特にハワイ島)、伊豆(特に下田)、桑田佳佑様、白い花、シャンパン、純米大吟醸酒、炊きたてのご飯、たまご、“芽乃舎”の野菜だし、“エルメス”のバッグと“シャネル”の靴、グレーのパーカー、温泉、スパ、素敵旅館、村上春樹、宇野千代先生、神社、日本の陶器(特に唐津焼)、朝ドラ、ドラミちゃん、長文のインタビュー原稿