優雅さを演出してくれるフェミニンスタイルは、エターナルなモノトーンにこだわることで引き締め力を手に入れながら、大人らしさを演出しましょう。3人のファッショニスタの着こなしをお届けします。

■1:イザベル・ハートマンは…お利口な襟付きワンピースは白小物投入でキレよく整える

きれいめスタイルを気張って見せないよう、ノンシャランな髪型に。
きれいめスタイルを気張って見せないよう、ノンシャランな髪型に。

デュッセルドルフでスナップされた、インフルエンサーのイザベル・ハートマン。ミニ丈の長袖ワンピースは、肌寒さを感じない快適な秋の気候にぴったりです。シックな黒ワンピースは、繊細な白のレース襟付きでグッドガールな表情。ややパワーショルダーになっているので、モード気分をミックスすることに成功しています。そこにシャープな白のポインテッドトゥパンプスを投入すれば、キレの良さが加わってスタイリッシュに着地。

■2:オリヴィア・カルポは…あえてずるっと着こなすことでこなれた雰囲気を獲得

無彩色の装いを飾るように、深みのある赤ルージュとゴールドイヤリングをトッピング。
無彩色の装いを飾るように、深みのある赤ルージュとゴールドイヤリングをトッピング。

2023年9月25日、ミラノ ファッションウィーク開催中のストリートに現れた、モデルのオリヴィア・カルポ。定番の白黒コーディネートがあか抜けて見える理由を紐解きます。黒のフレアマキシスカートは、揺れ感が生まれるシアー素材をチョイス。そうすることでロングブーツの全貌が透けて見え、秋らしさとスタイリッシュさを演出することができます。そこに合わせたのは、ヒップまで覆う丈のスキッパーニットトップス。ゆったりシルエットであえてずるっと着こなすと、エフォートレスなムードに着地。

■3:エヴァンジェリー・スマイルニオタキは…ミニスカートはモノトーン×辛口ブーツで大人らしく

混じり気のないシャープな白を少量効かせることで、カラーコントラストを強調。
混じり気のないシャープな白を少量効かせることで、カラーコントラストを強調。

2023年9月23日、セルジオ ロッシのアーティスティックディレクターを務めるエヴァンジェリー・スミルニオタキを、ミラノ ファッションウィーク開催中のストリートでキャッチ。チアフルな白のミニプリーツスカートも、モノトーンにこだわることでシックに誘導。スカートがガーリーに傾きすぎないよう、グレーのオーバーサイズニットプルオーバーで外しつつ、黒のワークロングブーツでぴりっと辛口に。スキンカラーに馴染むメッシュストッキングを加えるさりげないお洒落心で、装いをモードに昇華させました。


モノトーンを活用した、糖度控えめな秋のフェミニンコーディネートをお届けしました。慣れ親しんだカラーだからこそ、冒険心のある装いにもチャレンジしやすいのが魅力的。ぜひ、チェックしてみてくださいね。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香