羽織るだけで「理想の自分」へと導くコートは無限の可能性を秘めています。
そこで、『Precious』11月号の別冊「大人を満たす最旬コートBOOK」では、品格とエネルギーが生まれるラグジュアリーなコートを特集。上質さに加え、心躍るディテール美意識を語るようなステイトメント性を宿した「最旬コート」で冬の装いを刷新させましょう!
今回は、ファッションやビューティ、ビジネスを極めた各分野のプロフェッショナルに、コートについて伺いました。
【私を満たす「最旬コート」とは?】4人の賢者が「今まで」と「これから」のコートにまつわる思いを語ります
●ファッションジャーナリスト 藤岡篤子さん
「私自身、コートに託す想いは、時代の変遷と共に変化していきます。現在求めるのは、 “静かで気品ある” 一着。上質なカシミアやウール素材で仕立てられたエフォートレスな空気感を宿し、パートナーのように穏やかに包んでくれる存在が理想的です」
●「インフロレッセンス」代表取締役、東北大学特任教授 井川沙紀さん
「新規開拓事業やビジネスのマーケット展開に携わっていることもあり、新たなイメージに挑戦していくことを大切にしています。一枚で印象を左右しやすいコートはイメージの変化を楽しめるアイテム。今までは避けていたショート丈やモード感のあるコートにチャレンジして、気分を一新したいです」
●「ザ・サロン バイ ノーア」代表取締役、ライフエナジャイザー 植原ほのさん
「この冬は、袖を通すと背筋が伸びるような辛口なウールコートとの出合いを期待しています。記憶に刻まれているコートといえば、以前パリの『マキシム』前で見かけた真っ赤なコートにピンヒールを合わせたグレーヘアの女性の佇まいが、まるで映画のように素敵で…。今もなお、心に焼きついています」
●メイクアップアーティスト、ビューティ ディレクター YUKA WASHIZUさん
「襟の抜き方やベルトを締める位置などに工夫を凝らし、自分に合ったバランスを追求する。“丁寧に向き合う姿勢”も、大人のコートスタイルを輝かせるエッセンスだと考えています」
柔らかなウールアルパカのホワイトコートに身を包めば、透明感が引き出されて。ダブルボタンでタフなマインドを宿しつつ、肩パッドや裏地のないしなやかなフォルムといった、軽快なバランスが「最旬コート」の証。サステイナブルな天然素材にこだわった、エシカルな物づくりも、大人の心を満たす理由に。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- PHOTO :
- 池田 敦(CASK)
- STYLIST :
- 大西真理子
- EDIT&WRITING :
- 川口夏希、池永裕子(Precious)