秋冬コーデに投入したいアイテムといえばブーツ。なかでも黒のショートブーツは、スタイリングを選ばず、コーディネートしやすいのが魅力です。さらに今季はハードな印象のラグソールや高さのあるプラットフォームソールを取り入れたような、重めのデザインが注目されています。
そんな旬のスタイルに上質感や洗練された美意識が加われば、エレガントなワンピースやスカートとも好相性！ そこで、モードな品格を漂わせるラグジュアリーブランドの新作をシリーズ企画でお届けします。
今回は「FERRAGAMO（フェラガモ）」らしい端正なシルエットと、ややデフォルメされたラグソールとのコントラストが印象的な２足をセレクト。フラットな履き心地ながら高さのあるソールなので、さりげなくスタイルアップできる点も魅力です。
■１：“ガンチーニ”とストレートチップのトウでタフなブーツに洗練を
「フェラガモ」が誇る職人の手による端正なアッパーと、歩きやすさなど実用性も考慮されたボリューミーなラグソールを組み合わせたレースアップブーツ。グロッシーな質感のカーフレザーが、ハードなデザインにセンシュアルなムードを加味します。
ブランドロゴなどわかりやすい装飾はなく、「フェラガモ」を物語るのはレースホールにあしらわれた“ガンチーニ”のハードウエアのみという抑制の効いたデザイン。オーセンティックなストレートチップのトウにより、インパクトの強いソールをあくまで上品に見せるバランスに仕上がっています。
■２：シェイプの美しさが際立つミニマルなアンクルブーツ
１と同じラグソールを配したアンクルブーツは、さらに装飾をそぎ落とした、なめらかな流線形のシェイプが引き立つデザイン。ボリュームのあるソールがより一層印象的に映ります。
プル部分に“FERRAGAMO”の刻印が施されたサイドジップがやや曲線を描いているのも、潔いまでにミニマルなブーツのさりげないアクセントに。
長きにわたって真摯に靴作りに取り組んできた「フェラガモ」ならではのクラフツマンシップは、エッジィなムードのデザインにも存分に発揮されています。トレンドを押さえるだけでは物足りない人にこそ、マークしてほしいブーツです。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- WRITING ：
- 津島千佳
- EDIT ：
- 谷 花生（Precious.jp）
