端境期の温度調節に欠かせないカーディガン。今シーズンはItブランドの影響もあり、程よい抜け感の今っぽい羽織りとして注目を浴びています。3人のファッション賢者の着こなしをチェックしていきましょう。

■1:ジジ・ハディッドは…ミニマルなオールブラックをジュエリーでグラマラスに!

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カーディガンのフェミニンな肌見せとパンツのマニッシュさで甘辛テイストに。

ニューヨークでモデルのジジ・ハディッドをキャッチ。自身のブランド「Guest in Residence(ゲスト・イン・レジデンス)」のカシミアカーディガンとパンツをスタイリングしたブラックワントーンの着こなしです。ともにオーバーサイズでユニセックスなシルエットですが、カーディガンのショールカラーが描くVラインが切れ味を効かせてスッキリした印象。セーターをまとうよりもこなれた雰囲気に仕上がります。黒が、深く開いた胸元にレイヤードしたネックレスを際立たせて華やか。

■2:アイラ・マインドルは…ジャケット風デザインで程よいきちんと感を添えて

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品格バッグでラグジュアリーさを後押し。

デュッセルドルフ在住、オンラインショップファウンダーのアイラ・マインドルは、ニットにマッシモ・ドゥッティのカーディガンジャケットを重ねた着こなしを披露。フワモコ素材にパイピングが施され、メタルのボタンがあしらわれたデザインは、カーディガンの心地よさとジャケットの品格のいいとこどり。インナーとして重ねたカシミアニットの風合いやトープカラーのパンツを合わせたニュートラル配色がさらに上質さを盛り上げています。

■3:エミリー・シンドレフは…鮮やか配色の一枚を素肌に羽織ってオーラを堪能

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Vに開いた胸元にネックレスをレイヤードしてフェミニンさをプラス。

2023年9月22日、デンマーク出身のスタイリスト、エミリー・シンドレフをイタリア・ミラノで撮影。鮮やかなストライプが目を引くカーディガンにワイドデニムを着用しています。一枚で主役オーラを放つアイコニックな一枚は、シンプルなアイテムを合わせた引き算コーデが正解。肌見せで抜け感を添えて今っぽく着こなしています。足元にもストライプとリンクする赤を選んで、統一感あるスタイルを完成。


「カーディガン」で今っぽく着映えていた3人をご覧いただきました。シーズンレス、シーンレスな一枚を取り入れれば、悩みがちな端境期のデイリーコーデもスムーズに回りそう! ぜひ参考にしてくださいね。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子