今回ご紹介するセレブたちはみな、ボディラインの出ないゆったりしたシルエットにスニーカーやフラットブーツを取り入れていました。それでもルーズになりすぎないのは、色の調和を意識しているから。色を繋ぐことですっきり見えを実現し、さりげないお洒落心を満たしていました。早速、3人の着こなしをチェック。
■1:ホイットニー・ポートは…太めボーダーともこもこシューズで大人可愛いカジュアルをつくる
2023年9月下旬にウエスト・ハリウッドでキャッチされた、モデルのホイットニー・ポートの着こなしをピックアップ。ボーダーカットソーとジーンズのカジュアルワンツーは、太めボーダーをセレクトすることで穏やかなインパクトを演出。いずれもブルーで統一すれば、すっきりとクリーンなムードを醸すことができます。そこに、季節感がアップするブラウンのボアフラットシューズを加え、遊び心をトッピング。まとめ髪と黒のレザーショルダーバッグで引き締め箇所を作れば、美バランスに着地します。
■2:アレクサ・チャンは…フレッシュさをアピールできるホワイトルックで華やぐ
モデルのアレクサ・チャンを、ロンドンの街中でキャッチ。ともするとほっこりしがちなクリームホワイトのケーブルニットプルオーバーには、混じり気のないシャープな白のデニムパンツを合わせることでキレの良さをプラスしながら、統一感を意識。さらにブルー、レッド、ホワイトのストライプ柄バッグを加え、爽やかさを上乗せし軽快に導きました。歩きやすく快適なフラットブーツは、引き締め効果のある黒を選ぶことで、白を基調とした着こなしが膨張して見えるのを防止。
■3:ナオミ・ワッツは…ジャケパンなのにリラックス、そのバランスがこなれ見えを実現
2023年10月21日、NYの街中でキャッチされた俳優のナオミ・ワッツ。もともときちんとした印象のジャケットとパンツのセットアップは、リラックス感のあるシルエットと素材をセレクトすることで抜け感を宿し、こなれた表情へと導いて。ラフに傾きすぎないのは、黒を基調としつつモノトーンで構成しているから。黒ジャケットのインにはグレーのニットプルオーバー、アウトには黒のレザーショルダーバッグを添え、奥行きをつくると定番配色でものっぺりしません。仕上げに白スニーカーを迎え、軽やかに颯爽と。
色の調和を意識するとすっきり見える、という法則を実践した、海外セレブたちの「リラックスカジュアル」をご紹介しました。気張っていないのにお洒落に見える、そんな装いであか抜けた印象を叶えましょう。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香