カラーアイテムを取り入れた着こなしが得意なグレース・ガネムは、ファッションウィーク中のストリートスナップ常連者としても注目を集めています。慣れ親しんだニットというアイテムは、冒険心をくすぐるような着こなしでフレッシュにアップデートしましょう。
■1:上品ベージュのハイネックニットはモード感のあるボトムコーデで無難にさせない
2023年9月30日、パリ ファッションウィークに訪れていたこの日は、上品さを演出できるベージュのニットトップスを取り入れてみました。リブ編みと首元をすっきりと見せてくれるハイネックデザインなら、スマートさを強調することができます。マッププリントがユニークなバミューダパンツ、スタイリッシュなメタリックシルバーパンプスの組み合わせがトゥーマッチにならないのも、上品さをキープしてくれるベージュニットトップスがあるからこそ。手元には深みのあるグリーンのミニハンドバッグを携え、穏やかな引き締め効果をプラスしながら季節感を演出。
■2:透明感のあるラベンダーピンクのニットにタフなレザーを合わせて
この日は、透明感と高揚感を両得できる、顔映えばっちりなラベンダーピンクのニットプルオーバーを着用していました。華やかなカラーながら、ゆったりとしたシルエットとワイドスリーブでエフォートレスな雰囲気が加わっています。そこにトップスとは相反するタフな素材、きりっとしたカラーのビターブラウンレザーパンツを合わせ、しっかりメリハリをつけることでシンプルワンツーをモダンにブラッシュアップ。仕上げにカラフルな刺繍クラッチバッグを添え、リズミカルにまとめました。
■3:定番モノトーンは表情のあるニットスカートを取り入れ立体感を確保
2023年9月上旬に開催されたコペンハーゲン ファッションウィークでは、モノトーンのメランジニットスカートを愛用。異なるカラーを編んだニットならではの豊かな表情のスカートに、黒のジャケット、そして白のシューズを合わせ色の調和を意識。そこにトップグレーのロングトレンチコートを重ね、配色でスタイリッシュなムードを底上げ。仕上げにフラッフィーなオレンジバッグを加え、無彩色の装いにぬくもりを灯し、秋らしくまとめました。
何歳になっても思い切りお洒落を楽しみたい、そんなふうに思わせてくれるグレース・ガネムのニットコーディネートを3選お届けしました。親近感のあるニットを頼りにすれば、モードな着こなしもぐっと身近になります。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香