ジャケットよりやや厚手のタイプや膝上丈のアウターなら、この時期重宝します。どんなアイテム合わせをして、トレンドスタイルに仕上げていたか必見です。
■１：ソニア・ライソンは…クラシカルなチェックは白シャツで清潔感を加えてスマートに
人気インフルエンサー、ソニア・ライソンを、ドイツ、ベルリンでキャッチ。白シャツとミニボトムに、厚手のチェック柄ジャケットを羽織っていました。肩パッド入りですがドロップショルダーかつオーバーサイズのジャケットは、ヒップがぎりぎり隠れる丈で今っぽいリラックス感が漂っています。そこにどこか懐かしい雰囲気のチェック柄がミックスされると、かえって新鮮味十分です。インは白シャツなので重たく見えず、クリーンな印象に。ジャケットと同じチェックのミニボトムでアクティブにまとめ、ソックスと厚底ローファーで足元にボリュームを出したアレンジもバランス良好。
■２：エミリー・ジョセフは…アイボリー×デニムでリッチカジュアルに軽快さを光らせて
インフルエンサーやモデルとしても活躍するエミリー・ジョセフ。パリでキャッチされた日は、ケーブル編みのニットに膝上のクロップド丈デニム、クリームベージュのピンストライプのジャケットを合わせていました。ジャケットはゆるりとしたBIGサイズで、あえてデニムと同じロング丈で取り入れていてスタイリッシュさが漂います。インのケーブルニット×デニムがアクティブ、アウターのジャケットがメンズライクなムードで、異テイストが組み合わされた着こなしが完成。仕上げにクロコダイル風レザーのロングブーツで颯爽と。このレザーの素材感とブラウンがリッチさの決め手に。もちろん黒のロングブーツでもマッチしますが、ブラウンのほうがよりクラス感が高まりおすすめです。
■３：ニコール・ポチュラルスキーは…シャツ型ブルゾンは細身パンツで辛口モードに仕上げると新鮮
数年前、ブラッド・ピットとのデート報道で注目を浴びたモデル、二コール・ポチュラルスキーがパリで見かけられたときのスナップです。黒インナーとナイロンブルゾンの上からチェックの襟付きブルゾンを重ねて、細身の黒パンツを愛用していました。トラッドテイストそのままに仕上げてもやや古くさく見える可能性があるチェックのシャツ型ブルゾンは、アウターだけを際立たせるシンプルな辛口コーディネートに活用させると、シャープでかっこよく決まります。
チェックから赤をリピートしたチェーンバッグを斜めがけすれば、おじさん風のブルゾンがたちまち軽快さとフェミニンさが光る黒モードスタイルに早変わりできます。
コート未満ジャケット以上のアウターを着こなした3人のファッショニスタにスポットを当てました。アウターの存在感によってきちんと見えをキープしつつ、しっかり旬ムードを感じさせるコーディネートをヒントにして、自身のおしゃれに反映させてみてはいかがでしょうか。
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- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- PHOTO ：
- Getty Images
- EDIT&WRITING ：
- 佐野有紀
