四季折々の美しい風景と、おいしい食材が魅力の金沢。旬の蟹をはじめ、海鮮たっぷりの鍋やおいしい地酒、雪景色が楽しめる人気の観光地です。
そんな金沢に2022年12月にオープンした「THE HOTEL SANRAKU KANAZAWA(ザ ホテル山楽 金沢)」は、金沢城や兼六園、近江町市場といった人気の観光地が徒歩圏内という立地にも恵まれたラグジュアリーなディスティネーションホテルです。
荷物を置いて、エントランスを出たら、すぐに近江町市場!というくらいにすぐ近くなので、食事も買い物も便利。金沢城や兼六園へも5〜10分ほどと、街歩きを兼ねたお散歩コースにぴったりな距離感なのです。
ホテルに宿泊してその溢れる魅力を体験したPrecious.jpライターが、気になるホテルの詳細をご紹介します。
金沢観光の拠点にしたい「ザ ホテル山楽 金沢」宿泊レポート
入った瞬間、癒やされる!自然を感じるエントランス&くつろぎのフロント
金沢駅とホテルの間には、シャトルバスが運行中。駅からまっすぐホテルへ荷物を預けにくることも可能です。到着すると真っ先に目に入るのが6段の滝。四季折々の植物が、季節ごとに変わりゆく景色を見せてくれます。
夜になると雰囲気が一変。ライトアップで幻想的な風景に変わるところも魅力です。
またフロントや館内には随所にアートや工芸品が飾られており、金沢らしい和の雰囲気を感じることができます。優美な空間作りで、一歩足を踏み入れるだけで、非日常感が味わえました。
和の雰囲気が美しい、全215室の客室
優美な雰囲気は、客室でも存分に味わえます。全部で215室ある客室は、どの部屋も最低32平方メートル以上という、広い空間を確保。豪華絢爛な金沢らしさを感じさせる工芸品やベッドボードの屏風など、見どころがいっぱいです。
一番ゴージャスなのは、もちろんスイートルーム。広さ66平方メートルで、全13部屋用意されています。
広大な室内にはミニバーも設置。スイートルーム限定でイタリアの伝統ブランド「BVLGARI(ブルガリ)」の固形石けんもアメニティに追加されていたり、Bluetoothスピーカーが設置されていたりと、部屋の中で楽しいひとときを過ごせるような工夫が凝らされていました。
クラブルームは全部で33部屋。広さは32〜33平方メートルと、スタンダードルームと大きな差はありませんが、ブルガリのアメニティが用意されています。
スタンダード、クラブルーム、スイートルーム共通で設置されているのが、九谷焼の茶器とともに楽しめる地元「上林金沢茶舗」のお茶です。どれもおいしくて、お土産に買って帰りたくなるほど! コーヒーメーカーなども設置されています。
引き出しにはオリジナルクリアファイルやショッパーなども用意されており、お土産にもぴったり。また、天気が変わりやすい金沢だからこそ、突然の雨で靴が濡れてしまった時用の靴乾燥機も用意されていました。安心して、お気に入りの靴でおでかけできそうですね。
スタンダードルームには、南フランス生まれの「ARGAN(アルガン)」のアメニティが用意されています。また、どの部屋にも入浴剤や化粧水、乳液なども用意されているので、バスタイムもゆったり楽しめる点もうれしいポイント。寒い日も、いい香りに包まれてお風呂で暖まることができます。
また、コネクティングルームも用意されています。友だち家族同士や親子同士などで訪れたときも、コネクティングルームを活用すれば、部屋の外に出ることなく行き来ができますよ。
フルタイムで活用したい!魅惑の「プレミアラウンジKANAZAWA」
クラブルームとスイートルーム限定で利用できるのが、北陸初の本格的なクラブラウンジである「プレミアラウンジKANAZAWA」です。
チェックイン・チェックアウトが行えるほか、スイーツや地酒などをたっぷり楽しむことができる空間となっています。ラウンジが利用できるお部屋に宿泊して朝食だけつければ、ホテルから出ずにおこもり滞在も可能ですよ。
カフェタイム(14:00〜17:00)は、本格的なケーキや焼き菓子などがずらり。もちろん食べ放題です。巷のスイーツ食べ放題よりもハイクオリティなラインナップは、スイーツ好きならテンションあがること間違いなし!
この時間からもお酒が提供されているので、お酒×スイーツというちょっと贅沢な時間を楽しむこともできます。
17:00〜21:00(L.O.20:30)はカクテルタイムに。金沢おでんに治部煮、笹寿司など、おつまみも充実しており、もはやここで夕食も完結できてしまいそうなラインナップ。地酒だけでなく、洋酒や蒸留酒などお酒の種類も豊富で目移りしてしまうほどでした。
夕方からのカクテルタイムではバイオリンの生演奏も行われ、さらに優雅な時間を過ごせますよ。
また、朝のチェックアウト時も焼き菓子や紅茶などが用意されているので、朝食後のひとときにもおすすめ。チェックインからチェックアウトまで、フル活用したくなるラウンジでした。
しっかり夜まで楽しめる。美食のレストラン「金沢ダイニング きざはし」&バー「ロビーラウンジ&バー セゾン」
1階にはオールデイダイニングとバーが併設されています。
金沢の美食を思う存分楽しめる「金沢ダイニング きざはし」では、能登牛やノドグロなど、金沢らしい食材を使ったメニューが用意されています。夕食のコース(¥11,000〜)では、ソムリエが選んだワインや地酒とのペアリングも楽しめるところがポイントです。
フロア92席、テラス12席、個室3室24席と席数が多いですが、ゆったりと席の間をとっていたり、仕切りを使っていたりするので、周りを気にせず食事を楽しめる空間となっていました。ちなみに、朝は朝食会場として利用されます。
隣には「ロビーラウンジ&バー セゾン」が併設。昼の時間はラウンジとしてアフタヌーンティーやケーキセットなどを提供しています。ここのケーキと同じものが並んでいると思うと、プレミアラウンジのお得感がよくわかりました。
人気はイートイン限定「吉はし」の上生菓子(¥400)。プレミアラウンジでも、日にち限定で提供されています。ぜひ味わってみてくださいね。
寝坊厳禁!絶対に食べたい超人気の朝食
開業して1年足らずで、大人気になっているのが朝食ビュッフェです。これが、朝食付きにしないともったいないくらい、豪勢な内容なんですよ。
お寿司や天ぷらなど、おいしいものをできたてで食べることができるライブキッチンを採用。金沢らしさを感じる食材を使ったメニューが、和洋ずらりと並びます。新鮮な食材は、すぐ近くの近江町市場から直送されたものとのこと。この時点でおいしさ確約です。
お食事だけでなく、スイーツやフルーツ、お野菜類も充実。数日泊まって、全メニュー制覇したくなるほど、豊かなラインナップとなっていました。
さらに、朝からスパークリングワインが飲み放題なのも、こちらの朝食ビュッフェの特徴です! お酒好きで、1日運転の予定がないなら、朝食と一緒にスパークリングワインも楽しんでみては。
帰る前に立ち寄りたい。大正ロマン溢れる「金沢白鳥路 ホテル山楽」のロビーラウンジ
ザ ホテル山楽 金沢に行ったなら、一緒に訪れたいのが大正ロマンあふれる雰囲気が楽しめる「金沢白鳥路 ホテル山楽」です。ザ ホテル山楽 金沢から徒歩約7分、金沢城公園に隣接するクラシックホテルです。
フォトジェニックなロビーラウンジでは、カラフルなクリームソーダが楽しめます。兼六園からも徒歩5分と至近なので、散策後の休憩にもぴったり。しかも、アルコール入りクリームソーダもあるので、お酒好きにもおすすめですよ。
ラウンジやシャトルバスを活用すれば、観光だけでなく、おこもり滞在も楽しめそうなザ ホテル山楽 金沢。市内観光地の中心部にいながら、優雅な滞在を約束してくれるホテルです。
ちなみにオープン1周年を記念して、2024年4月25日(水)まで室数限定で朝食ビュッフェプレゼントプランも販売しています。ぜひ、この機会に金沢へ足を運んでみてくださいね。
問い合わせ先
- THE HOTEL SANRAKU KANAZAWA
- TEL:076-222-8077(代表)
- 住所/石川県金沢市尾張町1丁目1番1号
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- ミノシマタカコ
- EDIT :
- 小林麻美