しなやかな女らしさと知的な表情が魅力のアラ還暦女優、ジュリアン・ムーア。11月に新作映画『メイ・ディッセンバー』のキャンペーンで披露した、お仕事シーンからパーティ仕様まで、幅広いテイストのパンツコーデをご紹介します。

■1:旬のオーバーサイズをバイカラーのコントラストでスッキリまとめて

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グレージュカラーのアクセントが洒落感をアップ。

2023年11月29日、ニューヨークのミッドタウンでキャッチ。TV番組『グッドモーニング・アメリカ』のスタジオから出てきたところです。お気に入りというボッテガ・ヴェネタの黒のスーツを着用。同じくイタリアのラグジュアリーブランド、FAYの黒コートを羽織ってスタイリッシュなモノトーンコーデに。バイカラーのジャケットが黒コーデにメリハリの効いたアクセント添えています。ワイドパンツが今どきなバランスを叶えて。

■2:ネイビーチェックをオーバーサイズなシルエットで印象的に

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センターパートヘア&スモーキーな囲み目メイクで無糖な仕上がりに。

2023年11月28日にニューヨークのウィットビー・ホテルで開催された映画のイベントには、ネイビーチェックのパンツスーツで。長めの袖や裾丈がジェンダーレスなシルエット。パンツのウエストの、リラックス感あるデザインがフロントからのぞき、モードなエッセンスを装いに加えています。イントレチャートのシューズで、品格を後押し。引き続き人気のソフトイエローとネイビーのカラーリングが旬のハーモニーを奏でます。

■3:生真面目なグレーをプレイフルなフェザーでモードなパーティ仕様に

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フェザーの存在感でニットだけ、またはパンツだけ取り入れてもパーティで映えそうです。

2023年11月14日にカリフォルニア・ウエストハリウッドのサンビセンテ・バンガローズで開催されたイベントでは、プラダのカシミアニットと同じくカシミアのパンツで登場しました。クルーネックのミニマルなニットにきちんと感あるセンタープリーツ入りのテイラードパンツ。プレーンが心地いいスタイルにフェザーがエッジーさをプラス。トーン・オン・トーンでさりげなく、でも確実に装いをグッとプレイフルに盛り上げています。


今回は、ジュリアン・ムーアのモード香るパンツの装いに注目しました。一見シンプルに見えて、実はツイストの効いた着こなし。おしゃれ上級者らしい洗練スタイルを、ぜひ参考にしてくださいね。

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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子